メルカリとヤフオクを徹底比較!民度や利用者数の違いは?【販売者向け】

自宅の不用品を販売する場合メルカリ、ヤフオクが頭に浮かぶ人が多いと思います。
それもそのはずで、両者は日本最大級のフリマアプリと日本最大級のオークションサイト。どちらもサービスとしては一流です。
では、結局どちらを使って販売をすればよいのでしょうか・・・?
今回の記事ではメルカリとヤフオクを比較して、どちらを利用すべきなのかをお伝えします。この記事を読めば、あなたがどちらのサービスを利用すればいいのかわかります。
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目次
メルカリとヤフオクの違い5つを徹底比較!
ネットを利用した一般の方が行う不用品の販売は、ネットオークションのヤフオクを利用される場合とスマホアプリを利用して簡単な操作が可能なメルカリを利用するかのいずれかがほとんどと考えられます。
いずれも同じような不用品の販売にとなりますが、ヤフオクとメルカリでは販売する方法に違いがあります。
両者にはそれぞれ
2.利用料や手数料
3.配送方法や送料
4.出品に関する手間
5.評価方法
について違いがありますので、その違いを詳しく紹介し、比較していきます。
1.サービスの違い
ヤフオクとメルカリではそのサービスにおいて違いがあります。
どちらも基本的には個人同士の不用品売買ですが、メルカリは「フリマアプリ」、ヤフオクは「オークションサイト」です。
両者にはどんな違いがあるのでしょうか。
メルカリはフリマアプリ、ヤフオクはオークションサイト
フリマアプリとは「フリマ方式」で出品ができるアプリのことです。フリマ方式とは出品者が商品の価格を決めて出品し、その値段で合意した人が購入できる方式です。
オークションとはいわゆる「競り方式」で価格が競り上がっていく売買方式です。出品者は始まり値を決めて出品し、一番高い入札があった人が落札者として商品を受取ることができます。
最近ではヤフオクでもフリマ出品が始まったため、両サービスの違いは出品方法で明確に区切れなくなったと言えるかもしれません。それでも両者の主なサービスは「フリマアプリ」か「オークションサイト」かで区別できるのです。
フリマ方式とオークション方式の出品方法の違い
それぞれの出品方式の違いをもう少し詳しく見ていきましょう。
メルカリではフリマ形式での販売となりますので、価格が上がる事はなく購入希望者との価格交渉にて値下げが行われる事がほとんどとなります。
開始価格設定により購入希望者への訴求力が大きく違う事となりますので、価格設定には充分な考慮が必要となります。
ヤフオクではオークション形式で購入希望者が価格を設定していくので、複数の購入希望者が居れば商品の価格は上昇していく事となります。
購入希望者が支払う価値(価格)を競い合う事になるので、状況によっては出品者が想定している以上の価格にもなる可能性があります。逆に言えば購入希望者がいない、もしくは非常に少ない場合には、商品の価格が上がる事は難しいと考えるべきでしょう。
2.利用料・手数料の違い
ヤフオクもメルカリも商品を出品に関して費用は掛かりませんが、利用料や手数料には違いがあります。
メルカリ | ヤフオク | 備考 | |
利用料 | 0円 | 498円 | *月次のプレミアム登録費 |
払込手数料 | 100円* | 0円 | *クレジット支払では不要 |
販売手数料 | 10% | 8.64%* | *プレミアム登録時、未登録は10% |
振込手数料 | 210円* | 0円 | *振込金額が10,000円以下 |
メルカリではその支払い方法によって手数料が掛かるものと掛からないものがあります。
コンビニ及びATMでの支払いと大手通信キャリア系の決済システムを利用した場合には100円の手数料が掛かり、クレジットカードでの支払いに手数料は不要です。
また、不用品の販売が成立した際にはどちらも販売手数料が必要となり、メルカリでその金額は取引額の10%と設定され、ヤフオクであれば販売手数料は8.64%です。売上金を指定口座に振込する際にも手数料がかかる場合がありますので注意して下さい。
ヤフオクでは「Yahoo!かんたん決済」を利用する事で、購入代金の支払いに関する手数料は掛かりませんが、車等の特定カテゴリーでの取引に関しては手数料が掛かる場合があります。
販売手数料の比較ですが、取引金額が37,000円前後となった場合にはシステム利用料を加算したヤフオクとメルカリでほぼ同じ販売手数料となり、それ以下の取引金額であればメルカリの方が安いです。
販売する時にはその設定金額を考慮してどちらを選択するかを決定する1つの要素となります。
【関連記事】
・メルカリの手数料一覧!手数料の計算例と、他のフリマアプリとの比較!
・ヤフオクの出品手数料と落札手数料まとめ!安く出品する方法
3.配送方法・送料の違い
メルカリ、ヤフオクはともに商品の「発送」が関わってくるサービスですね。
発送には「送料」が絡んでくるのですが、両サービスは提携している配送方法や送料に違いがあります。
メルカリ | ヤフオク | サイズ | |
ネコポス | らくらくメルカリ便 | ヤフネコ!パック ネコポス | A4まで |
ゆうパケット | ゆうゆうメルカリ便 | ゆうパケット | A4まで |
宅急便コンパクト | らくらくメルカリ便 | ヤフネコ!パック 宅急便コンパクト | 中型 |
宅急便 | らくらくメルカリ便 | ヤフネコ宅急便 | 大型 |
ゆうパック | ゆうゆうメルカリ便 | ゆうパック | 大型 |
どちらもヤマト運輸と郵便局と業務提携をしており、特別なサービスとして一般料金より割安な価格で発送する事が出来ます。一定の条件がありますが、全国一律の料金にて配送できる事は非常にメリットが大きいでしょう。
注意点として、送料は出品者が負担するという設定が条件としてありますので、価格設定時にはそれを踏まえてお考え下さい。
配送料に関しては、昨年ヤフオクでの配送料改定を受けて小型の商品であればメルカリとヤフオクでほぼ送料は変わりません。
但し、メルカリがゆうパックのサイズ120以上は対応していない点には注意が必要ですし、匿名配送を行う際にヤフオクではヤマト運輸(クロネコヤマト)のみという点にも注意して下さい。
メルカリ | ヤフオク | 備考 | |
ネコポス | 195円 | 195円 | A4サイズ、2.5kgまで |
ゆうパケット | 175円 | 175円 | 3辺合計60cm・厚さ3cm、重さ1kgまで |
宅急便コンパクト | 380円 | 380円 | 専用箱(65円)が必要 |
宅急便 | 700円 ~ 1,600円 | 600円 ~ 1,500円 | サイズ60,80,100,120,140,160 各サイズ重さ上限あり |
ゆうパック | 配送区間により変動 | 600円 ~ 1,700円 | サイズ60,80,100,120,140,160 重さは25kgまで |
【関連記事】
・メルカリの匿名発送とは?匿名配送の6つの手順と5つのトラブル対処法
・ヤフオクの発送方法と送料まとめ!出品者が負担を最低限にする方法
4.出品にかかる手間の違い
メルカリとヤフオクがは出品方法が違うというお話をしましたが、出品方法が違うことによって出品者側の手間も変わってくるのです。
出品期間の指定 | 再出品 | |
ヤフオク | あり | 必要 |
メルカリ | なし | 必要ではない |
メルカリでは一度出品すれば購入者が現れるまで出品状態が維持されますが、ヤフオクの場合には一定期間で売れなければ出品が取り消されますので、再出品する時には設定価格を見直す等の対応が必要です。
(メルカリでも時間が経つと検索に引っかからなくなってくるため、出品を再出品する事で商品検索に引っかかりやすくした方がよい場合もあります。)
出品時の相場確認
同じような商品が多数出品されている場合には、自分の出品した商品が購入希望者に気づいてもらえるように考えなければなりませんし、価格的にも購入者が比較した時に候補になりやすい価格帯を考慮する必要があります。
メルカリであれば、同様な商品がヤフオクにて販売されているかの確認を行いますが、フリマ形式である事から値下げされる可能性を考えて価格を設定する必要があります。
ヤフオクであれば同じ様な商品がメルカリではどの程度の価格で売られているのかを確認した上で開始価格の設定を行いましょう。
ヤフオクはオークション形式での販売となりますので、開始価格は出品者が想定している販売価格より若干低めの価格設定であれば、購入希望者にもアピールが可能ではないかと考えます。
またどちらも商品を出品する際には複数枚の画像を取得して購入者へのアピールする事と、分かりやすい説明文を考えて記載する事が必要です。
5.評価方法の違い
基本的にはどちらもいくつかの段階に分けて取引先の評価する事となります。
評価方法 | |
メルカリ | 3段階 |
ヤフオク | 5段階 |
ヤフオクは取引に関して5段階での評価が出来ますが、メルカリでは3段階の評価です。
どちらも出品者が購入者から良い評価を多数受ける事で、新規の取引希望者からの信頼度は向上しますので、金額に関わらずきちんと対応する事が必要です。
この評価システムは、出品者と購入者をどの程度信頼出来るのかを判断する情報となりますが、意図せずに悪い評価をつけてしまった場合に後から変更が出来ませんので、ご自身が取引相手に評価する場合には注意して下さい。
なお、不当な評価を受けたという場合にはその評価に対して「評価に返答する」という形でコメントする機能がありますので、その時の理由等を記載しておく事で第三者が誤解する事を防げる可能性はあります。
メルカリでは評価設定が必須となりますが、ヤフオクの場合、強制ではないので評価を受けたい場合には相手に評価してほしい旨を伝えておく必要があります。
メルカリとヤフオク売れるのはどっち?
メルカリとヤフオクどちらで販売をすればいいでしょう。売れやすさは色々な要因で決まります。いくつかの項目にわけて売れやすさについて確認をしていきましょう。
サービスの質や負担金額の安さ
サービスの質としては、サイトの作り方や出品する際のカテゴリ選択の容易さといった点で、ヤフオクの方がお勧めできると考えられます。
購入希望の商品を探す際にもヤフオクであれば、その商品の出品期限(入札残り時間)が表示されていますので、入札タイミングを考慮して競合を可能な限り避ける事で落札価格を抑えるといったテクニックも利用出来ます。
また、ヤフオクでは一定期間入札の無かった商品については自動的に出品が取り消されますが、メルカリではそのまま放置となってしまうので、このような点ではヤフオクの方が使いやすいのではないかと考えます。
商品表示 | 商品検索のし易さ | 再出品の手間 | 備考 | |
メルカリ | 画像 | 販売済みと販売中の商品が混在 * | 無 | 出品者での定期的な確認が必要 * 非表示オプションで表示形式の変更可 |
ヤフオク | 画像及びリスト | 落札可能商品のみ | 有 | 未入札で戻された商品については価格設定の再検討が必要 |
出品者の負担金額ですが、ヤフオクには月額固定費となるプレミアム登録が必要となり、メルカリにはそういった費用設定はありません。
ヤフオク出品者はこのプレミアム料金を考慮して販売価格を設定する必要がありますおで、低価格商品の販売が主になる場合にはヤフオクの利用はお勧めできません。
システム利用料 | 備考 | |
メルカリ | 0円 | |
ヤフオク | 496円 | 価格設定時にシステム利用料を考慮 |
購入者の民度
ヤフオクは2018年6月に利用者数でメルカリに逆転(利用登録者数 ヤフオク 1609万人に対してメルカリ1751万人)されていますが、やはりオークション形式で自分の欲しいものを購入するヤフオクと、あくまでもフリマであるメルカリでは購買者層や質といった点で違いがあります。
オークション形式であれば、自身が購入したいと考える商品に対して少なくない金額を投資する事になりますので、それなりにきちんとした価値観を持っている方でないと入札は難しいと言えます。
これはその商品に対しての価値と、投資金額のバランスを考慮して購入要否を判断する事が出来るレベルの方が多いということです。
その点、メルカリはあくまでもフリマの延長線上にあるスマホアプリとなるので、価格をもとに購入判断をする事が多く、価格交渉が生じる可能性も非常に高いと言えます。
購入判断もじっくり考えてというよりその場で購入を判断するといった場合もあり、価格交渉時にトラブルや嫌な思いをされる方も少なくないのです。
民度 | 値下げ交渉 | 備考 | |
メルカリ | 〇 | 多い | 設定価格での購入は比較的少ない、値引き交渉が多い |
ヤフオク | ◎ | 少ない もしくは無し | 購入希望者はよく考えて入札している為トラブルは少ない |
売れ筋の商品ジャンル
ヤフオクでの売れ筋商品としては、まず希少価値を持つ商品があげられるでしょう。
これはオークション形式で販売を行えば、その商品に価値を見いだす方が複数居る事で価格上昇が期待できます。
例を上げると人気アーティストのまだ無名の頃に発売されたCDや、何かの特別なイベントを記録した限定版DVDといったものであれば、複数の購入希望者が競う事によって高価格での販売が見込めます。
メルカリでの売れ筋商品としては、家電製品やスマホといったものが挙げられます。
家電製品が多いのですが最新機種ではないものの、少し前の型式で性能的にもそれほど遜色が無いといった製品であれば、高い需要があります。
他にも大型スーパー等で購入したものの自宅では消費しきれない余剰食材といったものを、まとめて販売すると売れ行きが良いです。
売れ筋商品 | 留意事項 | |
メルカリ | IT・ガジェット、中古有名ゲームソフト、余剰食材 | 中古はメジャーブランドであれば信頼度が上がる 子供服は単価を抑えて販売数量を重視する |
ヤフオク | アンティーク、限定/廃盤モノ | 限定/廃盤モノは競合を避けて出品する |
トレンド製品 | トレンド製品はタイミングを逃さずに販売する |
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【結論】メルカリとヤフオクどちらで出品すべき?
いくつかの観点から、モノを売る場合にはメルカリとヤフオクのどちらを利用すべきなのかをご説明してきましたが、実際にモノを売る場合にはどのように考えれば適切な選択が出来るのでしょうか。
ここではオークション形式のヤフオクで出品すべき商品と、その考え方、フリマ形式のメルカリで出品すべき商品とその考え方についてご説明します。
メルカリで出品すべき人
メルカリは出品期間の制限等は設けられていません。売れ筋商品を除いて、購入されるまでに時間がかかる場合があります。
購入まで時間がかかってもよいのであれば再出品の手間も減りますし、メルカリで出品して気長に待つのもありでしょう。
また、値引きにより価格が下落する可能性がありますので、販売するにあたり価格が下がっても「売れれば問題ない」という考えをお持ちの方であれば、メルカリが適切ではないでしょうか。
また別の観点となりますが、購入希望者との値引き交渉が苦にならない方であれば、そういったやり取り自体を楽しむという事もできます。
ヤフオクで出品すべき人
基本的には販売時の価格より高くモノを売りたいと考えている方は、ヤフオクをおすすめします。
ヤフオクでは価格の考え方がメルカリとは逆で、販売価格は開始時から上昇していく事がほとんどなので、より高く売りたいと考えている方にはうってつけです。
なお、ヤフオクには出品期間が設けられていますので、出品期間を過ぎた場合には価格の見直しといった対応が必要となります。
出品商品が落札されず、再度の出品に掛かる手間を掛けても価格上昇を見込めると考えられる方には適切と言えます。
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・メルカリの始め方は簡単!初心者でも5分でわかる出品方法
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まとめ
今回は日本最大のフリマアプリとオークションサイトであるメルカリとヤフオクを比較して、販売に向いているのはどちらなのかを考察しました。
メルカリとヤフオクは、違いを理解して使い分けることであなたの中古品販売ライフを快適にしてくれるでしょう。
不用品は次々に出てくるものですから、今回の知識を今後活用してみてください。