ラクマの販売手数料はいくら?出品や振込や送料の負担をメルカリと比較

ラクマは、メルカリなどの他フリマアプリと比べて出品手数料が安いことで有名です。
2019年10月1日の消費税の増税に伴い、販売手数料の改訂で出品者の負担が少し増えたものの、それでもまだメルカリよりも圧倒的に手数料が安いです。
今回の記事ではこれからラクマで出品を検討しているあなたのために、販売者が支払うことになる手数料や料金をまとめました。
この記事を読めば、ラクマの出品手数料がわかることはもちろん、ラクマで出品して商品が売れた場合にトータルでいくら負担する必要があるのかもわかります。
また、総負担金額をメルカリと比較してみたので参考にしてください。
目次
フリマアプリ「ラクマ」とは
出典元:ラクマ(旧フリル)
ラクマとは楽天が運営するフリマアプリです。
ややこしいのですが、2018年2月26日に「旧ラクマ」と「フリル」が統合され新しいラクマになっているので、現在親しまれているラクマは、新ラクマということですね。
このラクマにはフリマアプリの中でも「販売手数料が無料」という大きな特長がありました。
出品者の販売利益の一部を収益源としているフリマアプリのビジネスモデルを考えると、販売手数料が「無料」というのは衝撃的な料金設定でした。
メルカリでは若い購入者や俗にバイヤーと呼ばれる販売業者が参入して、取引がしづらい雰囲気があるという口コミも聞くこともあります。
これに対して、ラクマの利用者層は20代~30代の女性が多いためか、個人的に利用してみた感想としては、メルカリと比較するとラクマの方が取引のしやすい環境にあるといえます。
さらに、2019年1月から「匿名配送」に対応ができるようになったため、総合的に見ても使い勝手のよいフリマアプリとして認知されるようになってきました。
それでは気になる販売手数料とはいくらなのか。出品者の負担が必要になる費用を詳しく確認していきましょう。
ラクマの販売者にかかる手数料は?
ラクマ以外のフリマアプリにも言えることですが、商品の販売者としてラクマを利用する場合、必要に応じて手数料が必要になります。
登録料や月額料金などの固定手数料、出品手数料、販売手数料、購入手数料、振込手数料など色々な呼び方をされる場合もあるので、複雑だと感じる人もいるかもしれません。
まずは、ラクマで出品者負担する可能性がある費用を確認しましょう。
ラクマの販売者が負担する手数料
ラクマで出品する際にかかってくる費用は「販売手数料」「振込手数料」だけになります。
販売手数料とは、あなたの商品が売れた場合に、その利益の一部としてラクマ側に支払うことになる費用のことです。
振込手数料とは、売上金をあなたの口座に振り込む際に発生する手数料のことです。
あとでも解説しますが、その他の手数料は必要ありません。
ラクマの販売手数料は3.85%
ラクマの販売手数料は、2019年10月1日の消費税の増税に伴い「販売額の3.85%」に引き上げられました。
例えば10,000円のものが売れた場合には、385円が手数料として引かれます。
これを高いと思うか低いと思うかは個人差があるところですが、メルカリは販売手数料が10%なので、10,000円のものを売れば1,000円が手数料として引かれます。
メルカリと比べれば、ラクマの販売手数料がかなりお得であることは間違いありません。
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ラクマの販売手数料は安い?出品や販売、配送の負担をメルカリと比較
ラクマの振込手数料は一律216円
2019年の1月31日10:00から、ラクマの振込申請で必要になる振込手数料は、申請金額によらず216円へ変更となりました。
この金額はすべての銀行宛てで一律の料金となっています。
口座情報に誤りがあった場合には振込手数料216円+手続手数料216円という形で合計432円の手数料が必要です。
こうした手数料との関係により、売上金の振込申請は433円以上から可能となっています。
ラクマの出品に費用は発生しない?
フリマアプリなどのスマホアプリでは、以下のような手数料や利用料が発生するサービスもあります。
- 登録手数料
- 月額利用料
- 出品手数料
ラクマは、登録料や固定の月額費用、出品手数料などはいっさいありません。
そのため気軽に出品できるというメリットがあります。
ラクマの送料
商品の出品で気になるのが「送料」です。ラクマを出品者として利用する場合、販売手数料と振込手数料は必ず負担しなければなりません。
ただ、送料に関しては出品者と購入者どちらが支払うことも可能な費用なので、送料を負担する側をどちらにするかは、初心者の迷うポイントの一つと言えるでしょう。
ただし商品の売れやすさという点から、送料を出品者側の負担にするケースが一般的です。
例としてラクマでは郵便局が扱っている様々な郵送サービスの他に「かんたんラクマパック」というヤマト運輸と日本郵便が行っているサービスがあります。
ヤマト運輸の場合は商品のサイズによって3つの方法があります。
種類 | 料金 | サイズ |
ネコポス | 全国一律で200円 | 郵便受けに入るサイズ |
宅急便コンパクト | 全国一律で530円 | 専用BOXに入るサイズ |
宅急便 | サイズによって800~1,500円 |
となっており、利用した場合は「送料込み」での出品ということです。そのため、入金されるときにはこの送料の分を引いた金額が入ってくるということになるので注意しておきましょう。
もう一つの日本郵便の場合は、
種類 | 料金 | サイズ |
ゆうパケット | 全国一律で179円 | 郵便受けに入るサイズ |
ゆうパック | サイズによって800~1,500円 |
となっており、ヤマト運輸の時と同様に「送料込み」での出品ということになります。
上記以外にも発送方法は選択できますが、フリマアプリでは送料を出品者負担にしないと売れづらいという側面もあります。そのため出品時には「送料」も負担費用として考えておくとよいかでしょう。
ラクマの紛失補償は無料
また、ラクマには配送時における商品の紛失や破損の補償として「ラクマあんしん補償」という補償制度があります。
一つは「紛失補償」で、「かんたんラクマパック」で発送された商品が配送中にトラブルにあった際、商品代金の補償を受けることができるサービスです。
もう一つが「偽造品購入補償」で、ラクマで偽造品を購入してしまった場合に補償を受けることができるサービスです。
偽造品が届いた後に出品者と連絡が取れなくなって返品、返金ができないという場合に使用されるもので、ラクマが定めている条件を満たしている場合は新ラクマカスタマーサポートが商品の代金を補償してくれます。
これらは特別に費用がかかるサービスではありませんので「かんたんラクマパック」を活用すれば費用の負担を増やすことなく補償がつけられます。
ラクマとメルカリの手数料を比較!出品者向けはどっち?
ラクマは販売手数料が3.85%であるのに対して、メルカリは10%です。
安価なものを1回売るだけであればほとんど差は感じないかもしれませんが、ある程度高価なものを売る場合や、定期的に利用する場合はこの「6.5%の差」はかなり大きなものとなってきます。
費用/サービス | ラクマ | メルカリ |
販売手数料 | 3.85% | 10% |
振込手数料 | 216円(一律) | 210円(1万円以上で無料) |
フリマアプリで頻繁に不用品を処分している人であれば、販売額が10万円を超えることは多々あります。
10万円の場合、この販売手数料の差は6,500円にもなるのです。
メルカリの振込手数料の無料を考えた場合でも、ラクマの手数料負担額がメルカリを上回ることはありません。
そう考えると、長期的に利用するのであればラクマの方が圧倒的に有利であることがわかります。
他にもフリマアプリはありますが、それほど知名度がないものであれば販売手数料が無料というものもあります。
しかし当然利用している人が少ないので、良い取引ができる可能性は下がってしまうのです。
ある程度の知名度と安い販売手数料というバランスで見た場合、ラクマが使いやすいというのは間違いありません。
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メルカリの手数料一覧!手数料の計算例と、他のフリマアプリとの比較!
まとめ
今回はラクマの手数料や、販売者の負担金額についてまとめました。
手数料はラクマの方が圧倒的に安いですが、メルカリの方が利用者が多いため、商品の売れやすさではメルカリの方が高い傾向にあるでしょう。
メルカリで売れやすい商品に関しては、以下の記事を参考にしてみてください。
ただ、商品ジャンルごとの売れやすさはアプリによって異なる可能性があるので、この記事の情報を参考にあなたの売りたい商品の売れやすさを色々と検証してみましょう。
また、インターネットで商品の売り買いができる現代では、インターネットを使った副業で未来を変える人が出てきています。
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