3人家族の食費・生活費・家賃の目安は?生活のコツ5つを公開
夫・妻・子供1人で暮らしいる3人家族について、月々どれくらいの生活費が妥当なのか一般的な話をまとめて紹介したいと思います。
他人には月々の生活費のことについて直接聞く機会なんてなかなかありませんよね。周りと比べて自分は使いすぎているのだろうかとか、自分は周りと比べてどれくらい裕福な生活をしているんだろうかなど、気になりますよね。
また「毎月赤字で貯金できていない」「節約しなければと思っているけど、どこから手をつけていいのかが分からない」といったお悩みを持つ3人家族の方も多いのではないのでしょうか。
特に子供ができたばかりは年齢が若く、収入も少ないため、毎月の生活がカツカツな状態に陥りやすいですよね。
この記事では子供ありの3人家族の平均的な生活費について説明し、どのような生活ぶりなのかを明らかにします。
自分の生活費と比べてみて、お金を使いすぎているのか、それとも平均的なのか確認してみてください。もし使いすぎている場合は、生活費の節約のコツについて書きますので、参考にして節約に挑戦してみてください。
目次
子供あり3人家族の生活費の平均はいくら?
夫・妻・子供1人の3人家族の月々の生活費平均は、一般的に25万円といったところではないでしょうか。もちろん25万円より少ない金額で生活している人もいるとは思いますが、きちんと貯金できていなかったり、極端に節約してしまっている印象があります。
この記事ではそんな一般的な月々の生活費25万円を前提に、各支出項目についてどういった生活ぶりで、いくらくらいが妥当なのか説明していきます。生活費が25万円よりも少ない場合は、もっと各項目の支出が少ない必要があると考えてください。
食費の目安
食費は夫・妻・子供1人の3人家族であればそこまでかからず、3万~5万円といったところでしょう。妻が専業主婦の場合、自炊することになると思いますので、かなりお金を抑えられる項目となります。
一方共働きの場合は、ついつい外食してしまい、支出が増えやすい項目となりますので要注意です。食べられる量には限界があるため、普通に自炊していれば、4万円には収まると考えます。
25万円で月々生活しようと思うと、3万5千円以内に抑えられるのが理想です。
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食費の節約は以下で解説しています。
→食費が激減する20の節約術!健康と節約の両立を叶えるコツとは?
家賃の目安
住む家については、夫・妻・子供1人の3人家族であれば一般的に1LDK~3LDKの家に住んでおり、月々の住居費は6万円~10万円ほどになります。子供が生まれたタイミングで家を建てるひとも多く、家を建てた人は月々10万円程の負担となっています。
月々生活費25万円の場合、家賃は6万円ほどが理想です。手取り収入25万円で住宅を購入すると、収入のほとんどが住宅ローン返済となってしまい、生活は厳しくなります。
光熱費の目安
夫・妻・子供1人の3人家族の一般的な光熱費は、1万5,000円~2万円といったところでしょう。子供が小さいときは家にいる時間が長く、またエアコンなどの空調を常に点けることとなりますので、光熱費は高くなります。
また子供ができると自炊もきちんと毎食することになると思います。そこで料理の際のガス代分増加します。水道代の基本料金や、プロパンガス、都市ガスなどの条件によって、同じ使い方をしていても金額は変わります。月々25万円で生活しようと思うと、1万5,000円以内に抑えられることが理想です。
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→1~5人家族の水道光熱費の平均金額は?21の節約方法も紹介!
保険料の目安
保険料ですが、みんなかなり高いお金を払っている印象です。夫・妻・子供1人の3人家族の一般的な保険料は1万5千円~3万円くらいではないでしょうか。月々25万円で生活するならば1万5,000円以内に抑えることが理想です。
独身時代は無保険でも問題はありませんでしたが、子供ができるといざといった場合への備えが必要になります。一般的に、稼ぎ頭になにかが起こったときのために生命保険・医療保険・ガン保険に加入します。
教育費の目安
子供にかかるお金ですが、子供が幼稚園・保育園に入学していない場合、おむつ代ミルク代などで月々5,000円ほど。
子供が幼稚園に入園した場合、月々2万5,000円ほどかかります。こどもにかかる費用は習い事などをさせていない場合、どこもあまり変わらないように思います。
ただでさえ幼稚園でかかるお金は大きいため、まだ収入の少ない若い家族にとっては習い事をさせることは家計へのダメージが大きいです。
月々の教育費は子供が幼稚園・保育園に入学していない場合から幼稚園に入学しており、さらに習い事をしている場合が考えられるため、5,000円~3万5,000円くらいが一般的と考えます。
お小遣い
次にお小遣いについては、一般的には2万~3万円ほどです。独身・DINKS時代を経験したひとからすると、かなり少なく感じるでしょう。週1回飲みに行けるか行けないかといった金額ですね。
月々25万円で生活するのであれば、お小遣いは夫婦合わせて2万5,000円に抑えたいところです。もちろん共働きであればもっと増やしてもいいと思いますが、上限は決めるべきです。
子供が小さい家庭では妻が育児で働かないケースが多いため、外で仕事をしている夫の方がお小遣いが多いようです。夫が2万円、妻が5,000円といったところでしょうか。
娯楽費
夫・妻・子供1人の3人家族の一般的な5,000円程度です。夫・妻・子供1人の3人家族は若く、収入も労働人口の中では比較的少ない方となるため、住居費や食費などの生活コストで手一杯で、そこまで娯楽にお金は使えないようです。
そのため、公園に行くなどお金のかからないレジャーを楽しむ傾向にあります。
実際の生活費(食費や家賃など)の目安はいくら?
ここまでで、各支出項目について、夫・妻・子供1人の3人家族である場合いくらくらいが一般的であるのかを説明をしました。次に実際、月々25万円で生活する場合の各項目支出がいくらぐらいになるのかを説明したいと思います。
・月々生活費25万円の支出割合
これはあくまで目安です。この数値に近ければ良いというものでもなく、住む場所などによっても変わります。
3人家族であればこれくらいの支出金額と全体のバランスが取れていれば、ストレスもなくそれなりに幸せに日々を過ごせるはずです。しかし、月々に使える金額が25万円より少ない場合、貯金が少なくなったり、お小遣いを減らさざるを得ないことになったりなど、なにかしらのストレスが生まれると考えます。
また、そのストレスから、家庭環境もギクシャクしてしまうかもしれません。
しかしある男性は、収入と自由な時間を増やせたことで、家庭崩壊寸前の状況から立ち直ることができたのです。
3人家族の節約のコツ5つ
紹介した支出金額を見て、こんなに節約できないよと思った人も多いのではないでしょうか。そのような方々のために各支出項目が紹介した金額に近づけるよう節約方法を紹介したいと思います。
節約のコツとしては、まずは固定費を見直します。食費や光熱費などの変動費を節約するのは大変な割に効果が少ないです。しかし、家賃や通信費などの固定費は一度削減させてしまえば効果はずっと続くし、毎日節約をがんばる必要がないため、楽です。
それでは具体的な節約方法を5つ紹介します。
1.格安SIMに乗り換えて通信費削減
通信費の項目が大幅にオーバーしてしまっている人は、携帯電話をドコモ・au・ソフトバンクなどの大手通信会社でいまだに契約しており、格安SIMに変更していないのではないでしょうか。
格安SIMは、ドコモ・au・ソフトバンクといった大手通信会社ではなく、その通信会社の回線を借りて提供している通信サービスです。回線は大手通信会社から借りており、店舗も構えてない会社がほとんどのため、大手通信会社のサービス料よりも安いです。
最近ではかなりの人が格安SIMに乗り換えています。携帯電話をドコモ・au・ソフトバンクといった大手通信会社で契約しているのならば、格安SIMに乗り換えることで月々現在の半額以上安くなるはずです。
通信費である、NHK、インターネット回線、スマホ2台の契約であれば、先ほど紹介した、支出金額である1万2,000円以内に収まるはずです。
NHK、インターネット代は大幅に削減することは、今のところ手段がなく、難しいです。しかし、携帯電話通信料については格安SIMのサービスが出来たことにより、安く維持することができるようになりました。このようなお得なサービスは使わなければもったいないです。
またすぐに乗り換えすることが可能ですので、興味のある人はさっさと乗り換えしてしまいましょう。
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→通信費を節約したい!コスト削減できる7つの節約術
2.家賃の低い物件に引っ越す
これはすぐに実践するのは大変かもしれませんが、一度家賃が安い物件に引っ越してしまえば効果がずっと続き、かなりの節約になるためオススメです。
部屋の広さに関して、夫・妻・子供1人の3人家族であれば1LDK・2DKでも生活には問題ないと思います。2LDK・3LDKなどに住んでいる場合は、1LDK・2DKへの引越しを考えてみてはいかがでしょうか。
また、築年数や駅までの距離など、生活するのに不都合が生じなければ条件を下げることで家賃を下げることができます。光熱費を月々5,000円節約するのはかなり大変ですが、家賃を5,000円減らすのであれば、ちょっと物件探しをがんばれば可能な範囲です。
いきなり引越しをするのは難しいかもしれませんが、月々の生活が厳しい場合は思い切って引っ越すのもありだと思います。
また気をつけなければいけないのが住宅購入です。住宅を購入する際、一生住むことを想定して住宅を買うと思います。そうすると間取りは3LDK以上となるのですが、夫・妻・子供1人の3人家族であればその広さでは部屋があまります。
そのため本来必要な広さ以上にお金を払うこととなります。
住宅ローンを見積もりしてみて返済額が厳しいと感じられる場合は無理をして買ってはいけません。身の丈に合った住宅選びをしましょう。
3.保険料を削ることを考える
次におすすめしたいのが、月々の保険料を削減することです。月々の生活費が高い人のほとんどが高額な保険料を払っており、そのため月々の生活費が高くなっています。
自分にもしものことがあったら妻や子供が大変な目に遭ってしまうと考えているのかもしれませんが、過度な心配は禁物です。心配するばかりに、今の生活が成り立たなくなってしまえば本末転倒ではないでしょうか。保険料は必要最低限の金額分だけ、かけるようにしましょう。
保険については無料で相談できるサービス等ありますので、これを期に保険の見直しをしてみてはいかがでしょうか。
一番手っ取り早いのが、医療保険をやめてしまうというのがあります。現在健康保険には高額療養費制度があるため、大きなケガや病気になってしまって、月々いくらお金がかかっても8万円程が支払い限度額となります。
そのため、病気やケガでかかるお金のリスクは小さいのです。それをカバーするため、年何万円ものお金を払っているのですから、そう考えると、医療保険をやめてしまのもいいかもしれません。
4.週末はお金のかからない遊びをしてみる
夫・妻・子供1人の家族の場合、週末になるとお金を使ってどこかに行きたい・レジャーを楽しみたいという気持ちがあると思います。子供もいるため、せっかくの週末だし、思い出をつくりたいから、と言ってついつい出かけてしまうのではないでしょうか。
しかし、毎週末レジャーを楽しんでいるととてもお金が足りません。お金を使わなくても同じくらいの幸福度を感じられる過ごし方を考えましょう。
など。この内容であれば、遊ぶことをただ我慢するのではなく節約することができます。すべてを我慢するとストレスが溜まってしまいますので、メリハリをつけてお金を使いましょう。
5. 車の維持費を見直す
車は車両を購入する時のもお金がかかりますが、維持費にもかなりのお金がかかっています。例えば、一日20キロ走行しただけでも年間2万円以上のガソリン代が発生しています。その他にもガソリン代・オイル代、駐車場代、自動車税、車検費用などがかかります。
夫・妻・子供1人の家族の場合、軽自動車でも室内スペース的には問題ありません。しかし、その軽自動車を維持するだけでも年30万円ほどかかります。年30万ということは月々2.5万円ですからかなりのコストですよね?ですから、なるべく自転車を利用したり、車内の小物を長く使えるようにしてコストがかからない工夫をすることが必要です。
また、車両自体を買うお金がないくらい現在の生活が大変なのであれば、自動車は今は我慢して、こどもが小学生になり学費がかからなくなったタイミングや、昇給したタイミングで買うとするのもいいでしょう。
その他の節約方法
月刊副業では、ここで紹介した節約方法の他にも、以下のような節約について記事をまとめています。
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まとめ
夫・妻・子供1人という家族3人の生活費(食費や家賃など)について考えてみましたがいかがだったでしょうか。
月々使えるお金が25万円以上ないと厳しいのではないかというのが個人的な考えです。これ以上少なくなると、どこかしらにストレスが生まれるように思います。
そのため夫・妻・子供1人の3人家族の方はまずは収入を25万円得ることを目指してみてはいかがでしょうか。月々の生活がぐっと楽になりますよ。
奥さんがバイトをはじめるのもいいし、旦那さんが副業を始めるのもいいと思います。まずはこの記事を読んで、自分にできる節約から取り組んでもらえれば幸いです。
お金に余裕ができると、こころも豊かになります。
記事中でも紹介した男性のストーリーは、以下のバナーから確認できますので、ぜひ参考にしてみてください!
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