お金が欲しい!1年で100万円貯める実践的な7つの方法
昔、貯金が大の苦手でした。社会人になっても貯金はほとんどありませんでした。
しかし、海外留学に行く!と決めてからは貯金に励むようになり、目標の100万円を達成。
無事海外留学に行くことができました。
貯金をするためには、毎月の支出を徹底的に見直すことから始まります。
不必要なものは徹底的に切り詰め、最低限の支出に抑えることで貯金に回すことができます。
そして家計の見直しが終わったら、今度は副業などやバイトを増やして「どうやって貯金を増やすことができるか?」を考えるようにしましょう。
今回は1年で100万円貯めるために必要な具体的な方法についてご紹介します。
目次
100万円貯めるためには目的を明確に!
貯金を成功させるためには、目的をもつことが何よりも大切です。目的がないと、途中でモチベーションがなくなってきたときに簡単に使ってしまうからです。
目的が明確になっているほど、100万円を貯めるための行動がより強いものになります。
例えば
自分がワクワクするものは他人には分かりませんので最初に設定しておきましょう。
具体的な目標金額の設定
明確な目的が設定できたら、その目標を達成するためにはどれくらいの金額が必要になるのかも書いておいた方がよいでしょう。
例えば
もしかしたら、必要な貯金額は100万円より少なくて済むかもしれません。1年間で100万円を貯めようと思ったら、1日2,800円を貯める必要があります。
1ヶ月を30日で計算すると、月額84,000円です。これはかなりの金額です。手取りが20万円だとして、84,000円を引くと116,000円。
これから毎月の支出としてかかる家賃、光熱費、水道代、食費、通信費などを引くとかなりかつかつの生活になってしまうでしょう。
そんな時は家計簿をつけることから取り入れると良いでしょう。
1年で貯金100万円を達成すると決めていて、1ヶ月の貯金額84,000円に満たない場合は、どの部分であれば支出を削り貯金に回すことができるのか徹底的に洗い出しましょう。
これから1年で100万円を貯める実践的な7つの方法を詳しく説明します。
1.生活用の口座と貯金用の口座を分ける
貯金するにあたって重要なことは貯金用の口座を新たに作ることです。もしすでに持っているという方であれば準備万端ですね。
貯金ができない原因の一つとして、「簡単にお金が引き落とせてしまう」ことが挙げられます。
ちょっと手持ちが少ないからお金を下ろさないといけないな…ということで毎回繰り返していくと、お金はどんどん減っていく一方です。
しかも、一旦貯金用のお金に手をつけてしまうと、その後もグダグダと同じことを繰り返してしまいます。
貯金ができない人はこういうタイプの人が多いと思います。
これを避けるためにも、貯金用の口座は簡単に下ろすことができないものを作ったほうが良いです。預金通帳を常に持ち歩くという方は少ないと思うので、キャッシュカードを作らなければこまめに下ろすこともできなくなります。
・財形貯蓄制度があれば積極的に使う
もし会社の福利厚生で財形貯蓄制度があればこれを使わない手はありません。
財形貯蓄とは「勤労者財産形成貯蓄」の略称です。すべての事業所にある制度ではありませんが、財形貯蓄を取り入れている事業所でのみ利用することが可能です。
財形貯蓄制度を取り入れている会社であれば、正社員はもちろんですが、契約社員、パートも使える場合があります。給与振込先の口座とは別の口座に、事前に決めておいた金額を給与から天引きする制度です。
例えば手取り20万円の給与があるとしたら、財形貯蓄の指定銀行口座には5万円、残りは給与振込先の銀行口座に15万円振り込まれることになります。
給与が入ると同時に貯金すべき金額が指定口座に振り込まれるので、自分でお金を貯金用口座に移し替える手間もなく楽です。
しかも生活用の口座に貯金額を引いた残りの給与が振り込まれるので、自然とその金額で1ヶ月やりくりしようという意識がうまれます。
財形貯蓄は最初の1年間は引き出せないので、その間は嫌が応にでも貯金ができるでしょう。
貯金の決意が固い人におすすめです。 例えば、財形貯蓄だけで1年間に50万円貯めるという目標にすると、毎月41,667円を給与から天引きされるよう事前に決めておけば良いのです。
2.通信費を見直す
貯金をする上で一番削れるのは通信費です。もしまだdocomoやau, softbankといった大手通信会社の契約プランを組んでいるのであれば、MVNO会社に乗り換えることも考えた方がいいかもしれません。
【関連記事】
通信費は以下で解説しています。
→通信費を節約したい!コスト削減できる7つの節約術
大手通信会社の契約プランに加入していると、プランや使い方にもよりますが1万円近くの使用料金が毎月かかっているのではないでしょうか。
・MVNOとは?どうして低価格?
「最近MVNOとか聞くけど、そもそもMVNOって何?」という方が大多数だと思います。
MVNOとはMobile Virtual Network Operator(モバイル・ヴァーチャル・ネットワーク・オペレーター)の略です。
日本にはdocomoやau, Softbankの携帯通信主要3社がありますが、これらの会社は自社の電波塔を持っていることでネットワーク通信を可能にしています。
これらの会社はMNO(モバイル・ネットワーク・オペレーター)と呼ばれ区別されています。
MVNOはすでにある通信会社の回線を借りて事業を行い、人件費を抑えることで格安の料金プランを提供できるようになっているのです。
MVNOの会社の例として、LINEモバイル、Y!Mobile, UQモバイル、mineoなどがあり、続々と新しい会社が参入してきています。MVNOについての詳しい解説はこちらに載っているので参考にどうぞ。
・おすすめのMVNO
★LINEモバイル
LINEモバイルはLINE, Twitter, Facebook InstagramなどのSNSについてはネットワーク通信料がかかりません。
人気の理由は最低月額500円(1GB) 〜という破格の安さです。初月の利用料が無料になるというのも気軽に始めやすい理由のひとつでしょう。
以下の3つのプランから選ぶことができ、データ容量によって月額使用料が変わってきます。
LINEフリープランのみ1GB, あとの2つのプランは3~10GBから選べます。
docomoの回線を使用しているため、docomoからLINEモバイルへの乗り換えは非常に簡単です。
★楽天モバイル
楽天モバイルも人気のMVNOです。データSIMのみであれば525円からあります。
またオプションとなりますが、5分間の通話であれば850円で使い放題のプランもあります。それほど電話を使用しない人であればこちらが良いかもしれません。
プランは以下の2つから選べます。
楽天モバイルは月々の支払いを口座振替にすることもできます。クレジットカードを持っていない方でも申し込めるところが良いですね。
また楽天モバイルの使用料金100円毎に楽天スーパーポイントが1ポイントたまるので、楽天びいきのユーザーには嬉しい特典です。
現在契約中の通信会社からの乗り換えについては以下に詳細が載っています。
https://mobile.rakuten.co.jp/mnp/?l-id=footer_pc_mnp
3.浪費をやめる
・コンビニをやめる
貯金をすると決めたのであればその日から無駄なものを買うのをやめるべきです。
まずコンビニに行くことは止めましょう。コンビニはスーパーなどで買うより割高ですし、新商品が並んでいたりするのでついつい誘惑に負けそうになります。
・会社には水筒&お弁当を持っていく
また、毎日の飲み物も水筒に移して持っていくようにしましょう。
もし都度コンビニやスーパーなどで飲み物を買っているのだとしたら、1本150円だとして1ヶ月4,500円、1年で54,000円です。
100万円を貯めるのであればこの5万円は非常に大きいです。
付き合いでランチを同僚と一緒に食べないといけないというやむにやまれぬ事情を除いて、もちろんお弁当に切り替えるべきです。
コンビニやお弁当屋さんで1回500円使うとすると、20日会社に行くとして1万円です。1年に換算すると12万円!
飲み物とお弁当を毎日お昼に買うだけで、年間17万円の消費です。これってかなりインパクトがありますよね。
17万円も浮けばパソコンを1台買えてしまいます。
・会社の飲み会を断る
もちろん会社の飲み会も断れないものを除いて行かない方がいいでしょう。
1回で3,000~5,000円くらいかかっているはずです。月に何回も飲み会に行っているのであれば、これだけで数万円は飛ぶことになります。
頑張って朝から夕方まで働いているのに、数万円がパーになるなんて悲しくなりませんか?それだったら貯金に少しでも回したほうが目標の貯金額に近くなります。
4.体調を崩さないように気をつける
・規則正しい生活を送る
病院にかかるとなると診察にお金がかかります。突然の病気は誰にも予測できないですが、やはり規則正しい生活を送ることを心がけるようにしましょう。
夜遅くまで起きていれば電気代もかかりますし、早めに就寝して朝に起きるという当たり前の生活をしていた方が体調も崩しにくいです。
・栄養バランスの取れた食事を取る
また、栄養バランスのとれた食事を取ることも大事です。自炊すれば安価で栄養バランスも考えた食事を取ることができるので、外食も極力控えた方がいいです。
外食はどれもおいしそうなものばかりですが、いつも選ぶものといえば脂っこいものだったりしませんか?そういった食事を日常的に摂っていると生活習慣病の原因にもなります。大病ともなると保険が適用されたとしても100万円単位での出費が予想されます。
・季節の変わり目には気をつける
体調を崩すのは季節の変わり目や免疫力が低下した時に起こることが多いです。
例えば、風邪をひいて診察を受けると、少なくとも5,000円はかかります。
またインフルエンザや花粉症も検査項目にもよりますがおおよそ同額がかかります。また1回だけの診察では終わらないパターンが多いので、一度体調を崩してしまうと厄介です。
このような出費は普段の生活でしっかり予防対策をしておけば出さずに済むので、健康にも気をつかうことは大切です。
5.金利の高い銀行口座を使う
イオン銀行は普通預金の金利が高いです。年2回の金利の入金があり、金利は0.120%です。
もし10万円預金すれば120円x年2回、100万円預金すれば1,200 円x 年2回ということになります。
(実際は利息も税金の対象なので入金額はこれより少なくなりますが、それでも他の銀行に比べると利息は高いです)
この他に金利が高いものとしてはオリックス銀行の金利0.15%がありますが、100万円以上でないと適用されないようです。預金額によって金利も上がったりする場合もありますので、しっかり確認することをお勧めします。
金利の比較についてはこちらのサイトがわかりやすいです。
チリも積もれば山となるといいますので、どうせだったら預金を少しでも増やすことを意識してはいかがでしょうか。
6.副業で収入を増やす
貯金額に対して本業の収入が十分でない場合、収入を増やすのが一番てっとり早い方法です。
副業にも様々な選択肢があります。肉体労働やオフィスワーク、接客業、アフィリエイト、投資など、多岐に渡ります。
・アフィリエイトで稼ぐ
最近ではネットで稼ぐという方法も徐々に浸透しつつあります。
アフィリエイトは利益が出るまでにかなりの時間を必要とするようですが、一度利益が出る仕組みに慣れるとあとはそれを維持する作業となります。
長時間パソコンを触っていても苦痛ではない人、数ヶ月以上利益0円でも、利益が出るまで粘り強く続けることができる人に向いています。
・フリマで稼ぐ
また、最近はフリマアプリを活用して在宅で稼ぐというスタイルもあります。
家の不用品を売れば片付けにもなるしお金にも替えられるので、副業としては一番簡単に始められます。
・せどりで稼ぐ
ある程度売れる商品を調査して、仕入れをして売る”せどり”でさらなる利益を狙うこともできますが、不良在庫を持つと儲けどころか損失となりかねないので注意が必要です。
お子さんがまだ小さくて働くことが難しい方や外出することが難しい方に向いている副業がこういった在宅ワークです。
【関連記事】
おすすめの副業は以下で解説しています。
→おすすめの副業ランキング!人気の在宅でお金を稼げる仕事【2022年】
副業選びのポイント、本業・副業の両立のコツ
本業と両立させるのは辛いかもしれませんが、貯金するまでの我慢です。
副業を続けるポイントは、本業とそれほど関係のないものを選ぶといいかもしれません。
例えば、本業が体力を使うようなものであれば副業はオフィスワーク、接客系の仕事などです。
本業と関係のあるものだとずっとその仕事で働いている気分になって飽きてくるからです。
副業の仕事が終わっても本業でまた同じような仕事をしなければいけないと思ったら時間が果てしなく長く感じると思います。
気分転換をする意味でも、この方法は有効です。もちろん副業の仕事内容が合わない場合もありますので、本業に支障がない程度の副業を選ぶことも続ける上では重要です。
私の場合ですが、本業がオフィスワークでパソコンに張り付いているような仕事だったので、副業は接客業にしました。
もともと接客業を長く続けていましたし、人と会話するのが楽しかったのでいい気分転換になりました。ダブルワーク生活を1年間続けて、晴れて目標の100万円を貯めることができました。
7.不要なものはすべて売る
100万円の貯金を始める時に、まずは自分の持っているものの中で売れるものがないかチェックしてみると漫画や参考書、CD・DVD、女性であれば着物や宝石など金銭に変えられるものが見つかるかもしれません。
もし、今後使わないのであればそれらを売ってしまうことで場合によっては目標金額である100万円にグンと近づける場合があります。
BOOKOFFなど買取をしてくれるお店はいくつもあるので買取額を比較するのが面倒だと感じる人もいるかもしれません。そんな人は以下のサービスがおすすめです。
・漫画など古本のおすすめ買取サービス
Vaboo
・着物やダイヤ、古銭などのおすすめ買取サービス
買取プレミアム
貯金が上手く行かない時のモチベーションの保ち方
もし手帳を持っているのであれば 、目標を手帳に書いて毎日そのページを毎朝見る習慣をつけましょう。
改めて目標を再確認することができますし、無駄遣いしないようにしようと自然に気をつけるようになります。もし目標を立てても貯金がうまくいかないという場合は、本気になっていないからです。
「いつか貯められるし…」「いつか目標は達成するし…」とダラダラ続けていると、いつまでたっても目標の貯金額に達しません。
そういう意味でも、「私は1年以内に100万円を貯めて◯◯をする!」と期限を決めて貯金に励みましょう。
貯金が目標通りに行かない、という人はどこかで無駄遣いをしているはずです。
どういった項目でお金を遣いすぎているか、ノートに買ったものについてリストアップしていきましょう。
案外無駄なものにお金を遣っていると思います。とはいっても、あまりに切り詰めすぎても毎日の生活が楽しくなくてメリハリがなくなっていきます。
本業とは別に副業を始めた人であれば、仕事ばかりの毎日にうんざりしているかもしれません。
そういう時は月に何回までと決めて、自分が好きで熱中できるものに没頭しましょう。
ご褒美に大好きなお菓子を食べるとか、お酒を飲みに行くとか、リフレッシュも必要です。
思い切って予算を決めてプチ旅行に行って日々の忙しさから逃れるのもいいかもしれませんね。リフレッシュできるとまた貯金を頑張ろうという気分に戻りますよ。
まとめ
いかがでしたか?貯金をしている間は色々と我慢しなければいけないことが多いので辛いですが、目標金額を貯められた時の達成感はなんとも言えませんよ。
1ヶ月ごとに目標金額の貯金を貯められた時は爽快感すらあります。ある程度貯金ができてくると、それに慣れてそれほど苦労しなくても自然に貯まるようになります。
辛い時は毎朝貯金する目的を再確認するときに併せて将来の自分の姿を思い浮かべてください。
貯金をしたことで手に入れることができた目標によってもたらされる幸せそうな自分の姿や家族の姿を思い浮かべるとモチベーションも変わってくるはずです。
一度100万円を貯めると自信にもつながり、「自分は貯金できるんだ」という意識になるので、もしまた別の目標ができたとしても再び貯金ができるはずです。
まずは100万円がむしゃらに、こつこつと貯めてみることをおすすめします。
貯金術の人気記事には以下のようなものもあります。
興味があれば参考にしてください。
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