手取りが少なくても1000万円を確実に貯めるテクニック7選

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給与が伸びにくくなっている昨今。手取りが少なくて貯金なんてできないという人も多いもの。

しかしながら、実際に手取りが少なくても1,000万円を貯めるいる人はいます。手取りが少ない上で、1,000万円貯めるにはテクニックが必要です。

1,000万円あれば、人生の上でいろんな選択肢をとることができます。

1,000万円貯めるのに錬金術は必要ありません。以下に紹介するテクニックを使えば、誰でも確実に1,000万円に到達することが可能です。

目標設定をしっかりとする

 

手取りが少なくても1000万円を確実に貯めるテクニック7選

まずは1,000万円という金額を具体的な数字としてとらえる必要があります。そのために目標設定が重要なのですが、ポイントは、1,000万円をいつまでに欲しいかを考えることです。

おそらく、10年20年のスパンで1,000万円を貯めたい人が大多数ではないでしょうか。そうすると、1,000万円を何年かけて貯めればいいかという具体的な道筋をたてられます。

仮に10年で1,000万円とすると、1年間で100万円です。一ヶ月にすればおよそ8.3万円程度となります。

もしボーナスなどで年に2回ほど10万円程度貯められるとすれば、月に7万円強程度で目的の1,000万円を達成することができるのです。

月7万円が厳しければ、最初は金額を下げても良いのです。仮に10年で貯めることを想定しましたが、期間を長くすればさらに月々の金額を下げることができます。月々の金額をボーナスで補うなどの臨機応変な対応をしていきましょう。

1,000万円貯めている人たちは、たいてい柔軟にそのときの状況に合わせて貯める金額を変更したりもしています。最初は節約もうまくいかないでしょうから、ハードルはあげすぎず、ベビーステップで始めるのがおすすめです。目標もあまり大きすぎず、自分で実現できそうなところを定めるべきです。

1,000万円貯めた人の例

手取りが少なくても1000万円を確実に貯めるテクニック7選

実際に、専業主婦でも1,000万円を貯めている人は存在しています。ロールモデルがいれば、その真似をすればいいだけなので、イメージも湧きやすいでしょう。事例として、10年間で1000万円を貯めた専業主婦A さんを紹介したいと思います。

Aさんは、もともと毎月赤字に苦しんでいました。ボーナスで赤字を補填するような生活を変えたいと一念発起され、面倒に思っていた家計簿をつけるなど意識改革も積極的に行いました。ズボラな性格を変えていくことで、1,000万円を貯めることに成功した典型例です。

まずは、子どもが小学校にあがったこともあり、パートに出ることで毎月5万円の世帯収入をアップさせました。これだけで年間60万円貯蓄することができます。

それ以外にも節水コマをつけるなどして光熱費のカットにも成功。旦那さんのランチ代は、お弁当とマイボトル持参することで、それぞれ毎月5,000円の節約が可能となりました。

また、使途不明金が毎月4万円あったのですが、そうした何に使っているか分からないお金を整理することで、無駄を確実にカット。家計簿の効果もあって、どこにお金をかけたらいいかも分かり、見事に10年間で1,000万円の目標をクリアすることができました。つまり、専業主婦でも、十分1,000万円を貯めることはできるということです。

1,000万円を確実に貯めるテクニック7選

手取りが少なくても1000万円を確実に貯めるテクニック7選

1.節約で支出をコントロールする(目安:年間50,000円程度)

お金を貯める鉄則は、「収入?支出=貯蓄」です。これ以上でもこれ以下でもありません。貯蓄を増やすには、上手に支出をコントロールする必要があります。

まずはできるところから。お弁当作りが苦痛なら、旦那さんにはマイボトルだけでも持参してもらってはどうでしょうか。

ペットボトル代の150円×25日=3750円の節約です。そうした小さな節約で達成感を得て、大きな節約に取り組んでいくのがおすすめです。

一番大きな支出として住居費は各家庭でもトップクラスでお金がかかっている部分です。持ち家の場合は住宅ローンがありますが、こちらは繰り上げ返済をすることでかなり節約することができます。金利はこの低金利時代ですからあまり見直す必要はありませんが、ローンの組み替えなどで支払う金額が変わるケースがあるので、定期的にチェックすると良いでしょう。

賃貸の場合は、なるべく安く部屋を借りるために、ファミリーであれば社宅などを選択するのがおすすめです。最近は入居者も少なくなっているため、借りやすくなっています。もしくはUR賃貸や地方自治体が提供する物件も狙い目です。抽選などの条件はありますが、破格の値段で借りられます。

長く利用する予定があるなら、契約更新時に家賃交渉してみるのも良いでしょう。経年劣化などはどの物件にもあります。家賃は難しくても、共益費2000円?3000円程度を節約するなど方法はあります。2000円×12ヶ月となれば、それだけで24000円の節約です。大家さんとしては空室は避けたいところなので、一度相談してみるだけでも価値があります。

2.正しく家計簿をつける(目安:年間20,000円程度)

お金を貯める上で大事なのは、正しく家計簿がつけられるかどうかです。お金が貯められる人の特徴に、さまざまな形はあれど、家計簿をつけてフル活用している点があげられます。

家計簿をつけることの効用は、なにより自分が何にどれだけお金をかけているかが分かるという点です。お金をかけているということは、それだけ大事にしたい部分でもあるので、その点を考慮して節約できそうな場所を発見する手助けになります。

正しく家計簿をつけることで、いままで無頓着だったお金の支払いにも敏感になります。レコーディング効果といいますが、書くことを習慣づけることで、漫然とお金を使うことを避けるようになります。無駄遣いを防ぐことにもつながり、お金が手元に残りやすくなります。

実は毎月お菓子代に5000円使っていたなんていうのも無駄遣いの一種。ママ友との会話もカフェで行えば軽く1000円?2000円かかるもの。毎週の楽しみと言って贅沢していませんか。まずは自分の楽しみを引き締めるだけでもかなりの節約になります。

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3.銀行の口座をうまく活用する(お金を減らさないための工夫)

手取りが少なくても1000万円を確実に貯めるテクニック7選

1,000万円貯めている人でも、貯蓄が得意という人は少数派です。貯められている人というのは、自分の弱点を見抜き、実は貯められる仕組みをうまく活用しています。その一つが銀行口座です。

貯蓄できている人は、たいてい「強制的に」貯蓄をしています。給与が振り込まれると同時に財形貯蓄に○万円回すなどが一般的です。今はiDeCo(個人型確定拠出年金)といった制度もあり、所得税控除を受ける人もいます。

iDeCoの場合はフリーランスや主婦でも加入でき、原則年金の受け取り期間まで解約できないので、手元にお金があると使ってしまう人にはおすすめのお金の使い方といえます。

また、1,000万円貯めている人は基本的に複数の口座を持っています。目的別に口座を保有し、その目的に合った銀行を利用しています。

普段生活するためのお金を入れておく口座やいざというときの臨時出費のための口座など口座で分けておくことによって大事な時にお金を出せるようにしているわけです。

貯蓄用に関しては、1,000万円を貯める用に口座を持っている人もいれば、旅行用や自分ご褒美用など貯蓄の用途別に口座を持っている人もいます。1,000万円用となると、普段お金を引き出す機会が少ない分、わざと引き出せる場所が少ないor遠くにATMがあるといった銀行を選択する人もいるほどです。現実感がないからと、ネット銀行を使うなんていう強者もいます。

貯めるといっても普通預金では金利も微々たるものなので、より高金利の銀行の定期預金に入れておくといったケースもあります。最近は投資用口座にお金を入れて、MMFという形で金利を受け取る人もいます。

とにかく1,000万円ほどのお金を貯めている人は、銀行の仕組みをうまく利用してお金に手をつけない生活を送っているのです。

4.臨時収入は使わないようにする(目安:年間30,000円程度)

また、最近は減少しつつありますが、新築祝いや出産祝いなどで臨時収入を得ることもあるでしょう。そうしたときはありがたくもらってすぐに使わないこと。大事なお金ですから、使う前に一考することが重要です。

人間は突然お金が入ってくると、思わず使ってしまいたくなるもの。そんなに欲しくなくてもお金が入ったからとすぐに必要でもないものを買いがちです。そんな人におすすめなのが、つもり貯金です。

お金を使ってしまいたい気持ちはやまやまですが、そこは使ったつもりになって一端お金を銀行に預けてしまうなど手元から離しましょう。改めて考えてから、どうしても欲しいものなら、再びお金を降ろして買えば良いだけです。

出産祝いなどは子どものためにとつい財布のヒモがゆるみがち。しかし、本当に子どものことを考えるなら、後々にかかる教育費にあてたいところです。

今は子どもNISAなどもあるので、将来のことを見据えてベビー用品を買うのは控えてはどうでしょうか。おそらくベビー用品は一時のもので、すぐ不要になるので臨時収入でまかなうのは控えるのが賢明でしょう。

5.副収入で収入の柱を増やす(目安:年間240,000円)

本業一本でやっていければもちろん良いのですが、その本業さえ失う可能性もあります。心身の健康を害して仕事を失う人も増加中です。突然本業を失っても良いように、副収入を持って収入の柱を増やしておくことは、人生におけるリスクヘッジにもなります。

文章が書けるなら、ブログでのアフィリエイトやウェブライターという道もあります。最近ではワードプレスなどを自身で運営し、グーグルアドセンスなどの広告収入を得るなど文章が書けるだけで稼げる副業は多いものです。商品を紹介したり、自分の体験談を披露するだけで良いので、パソコンとネット環境さえあれば初期費用もあまりかけずに済みます。

個人の特別な技能がなくてもできる仕事としては、普通にアルバイトをする手もあります。ネット上でのやりとりはちょっと・・・という人におすすめです。地方の情報誌などにも求人情報はのっていますし、単発でできるアルバイトを紹介する求人サイトも多数存在します。

試験監督のバイトなどは一日限りでできるものも多く、その場で集まって仕事を割り振られるので後腐れもなくやりやすいです。ひとまず、それで生計をたてるといったことは考えず、お小遣いを稼ぐくらいの感覚でやり始めるのが副収入の一歩になります。未経験でも日給5000円?6000円のバイトはあるので、週1回やるだけでも月2万円ほどの収入になります。
 

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6.夫婦の場合は共働きをする(目安:年間360,000円)

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もし、夫婦であるならば共働きをすることで世帯年収をあげることができて目標額にもスピーディーに到達することができます。しかし、共働きをすることになると、これまでの生活スタイルが崩れることになります。共働きのメリットとデメリット、両方を考慮してかから生活を変えていかないと無駄な出費が増えてしまう可能性すらあります。

まず、共働きのメリットとしては、ダブルインカムになることで世帯収入が増えるということです。ただ、必ずしも貯蓄が増やせる家庭ばかりではありません。外に働きに出るという場合、女性ならそれまでかからなかった服装やメイク代にお金がかかったりします。

二人とも働いているからと余計な出費をしがちになって、稼ぐようになった分使うお金も増えてしまう危険性もあります。

家事についても、お互いに相手がやってくれればいいのにと不満をためてしまうかもしれません。もともと家事をしてくれていた妻が働きに出たことで、お弁当を作ることができなくなり、ランチ代がかかるようになってしまったなんて話も聞きます。

今は、在宅でできる仕事もあるので、共働きをするといっても柔軟な働き方を検討してみましょう。ひとまず10日間、3時間だけパートに出るだけでも月々3万円のプラスになります。

7.高収入な仕事に転職する(目安:年間300,000円)

収入を増やすためには給与の良い仕事につくのがベストです。それゆえ高収入な仕事に転職するのが近道。今は正社員になりづらい世の中ですが、人材不足が叫ばれる中、就職氷河期に比べて企業の採用意欲は高まりを見せています。

また、今いる場所でもステップアップしていく道はあります。アルバイトから契約社員、そして正社員へと昇級していく方法です。まずは身近にロールモデルがいないか探してみましょう。

ロールモデルがいるなら、その人がどうやって正社員になっていったかをチェックしていけば、正社員登用への道が開けます。正社員なら残業手当も1時間1500円程度はつくので、毎日2時間残業すれば月に30000円の収入になります。

企業側も優秀な人材には長く働いてもらいたいと考えているものです。正社員とまではいかなくても、資格を保有すると特別手当が出たり、研修を受けることで時給がアップしたりするケースもあります。

資格に合格するとお祝い金を出してくれるところもあり、TOEICだと730点とれると10万円出る企業などがあります。今勤めている企業でそういった制度がないか今一度チェックしてみると収入アップのヒントが見つかる可能性があります。

 

1,000万円貯めても幸せになれない人にならないために

手取りが少なくても1000万円を確実に貯めるテクニック7選

さて、これまで述べてきたことを実践して、1,000万円実際に貯めることができたとしましょう。しかし、1,000万円貯めることができたからといって、幸せであるとは限りません。実際1,000万円貯まったからといって幸せになれない人も多いものです。

まず、1,000万円あるとはいっても、1,000万円でできることは限られています。都心のマンションを買うこともできませんし、老後の資金としても十分とはいえません。年金がもらえるかどうか分からないというこのご時世、1,000万円があるだけでは、「まだ足りない」と感じてしまう人が多いのではないでしょうか。1,000万円貯めても幸せになれない人は、人生の不安にフォーカスしがちな人が多いです。

1,000万円貯めて幸せな人は、1,000万円あるということや、1,000万円貯められた自分に自信を持てている人といえます。決して1,000万円貯めることだけを人生の目的にしておらず、その1,000万円で次に何をしようかとわくわくしている人が多いです。

1,000万円あれば起業や独立の助けにもなりますし、親孝行したり結婚したり、周囲と幸せを分かち合うための原資にもなります。1,000万円「しか」ないではなくて、1,000万円「もある」と感謝の気持ちでお金を持てる人こそが、さらにお金に愛されて幸せでいられるのではないでしょうか。

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まとめ

手取りが少ないことを嘆く人は少なくありません。しかし、日本社会が成熟した今、手取りが増える人の方が少ないのが現状です。つまり少ない手取りでどうしていくか?が今後大事になってきます。

なるべく稼ぐ力をつけながら、節約をしていけば1,000万円も目指せない金額ではありません。実際に低収入でも1,000万円貯めている人は多いのですから、誰にでもできる可能性があります。いきなりすべてをやろうとしなくても良いのです。手頃にできるところから着手していきましょう。

おすすめなのは、今のお金の流れを把握するために家計簿をつけること。それだけで毎日お金のことを意識するようになります。どうしたら無駄が削れるか考える材料にもなります。少しずつ節約を続けていれば、使えるお金が増えるので、それから就職活動や転職活動に励むのも良いでしょう。毎日少しずつ変化を起こしていけば、目標の期間で目標金額に届くのも夢ではありません。

手取りが少なくても1000万円を確実に貯めるテクニック7選

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