主婦必見!今すぐできる節約術を22個厳選して紹介
実家暮らしや1人暮らしの時にはあまり考えなかった「節約」。家事を任される主婦になって始めて意識した人も多いかもしれません。
「子供や老後のためにも節約してちゃんと貯金しないとと思っても何から始めたらいいのかわからない!」「私のやっている節約ってこの程度だけどみんなはどんな感じでやってるの?」
このような主婦のみなさんが漠然と思っていることにお応えできるよう、衣食住における色々なシーンごとに22の節約術を集めました。
今すぐできる、やってみたくなる、目からうろこが落ちるようなものばかりなので、さっそく今日から「節約ライフ」始めてみてはいかがでしょうか。
目次
主婦の節約で家計簿は必須
節約を始める前に、まずは家計のチェックをしたいと思います。家計簿はちゃんとつけていますか?あるインターネットの調査によると何らかの形で家計収支を記録している人は65%。半数以上の方が家計の収支について把握を試みていることがわかります。
もちろん家計簿をつけなくても稀に、家計のやりくりが上手な方もいらっしゃるでしょう。しかし、数字を記録して視覚可しておくことは思っている以上に節約や貯金に役立つのです。
家計というのは、ひとつひとつの金額が小さいんですよね。がんばって節約しても効果が目に見えなければ継続しなかったり、その結果を提示できなければ旦那さんへのアピールもできないです。
きっちりとしたフォーマットでなくてもよいので、「光熱費」「食費」など毎月いくら使ったのか把握できるくらいの家計簿はつけていきましょう。
主婦が今すぐできる節約術22選
では早速、節約術について衣食住の11シーンごとに2つずつ解説していきます。
家事にも得意不得意があるように、おそらく節約にも得意不得意があると思います。今回は今すぐできる簡単なものばかりを厳選していますので、得意な分野はもちろん、みなさんの不得意な分野の節約術をカバーできればうれしいです。
家賃の節約術
1.手数料も馬鹿にならない!振込方法の変更
家賃の支払い方法というのはだいたい3種類あります。現金払い、口座振込、銀行引き落としです。これは貸主(管理会社)が決めていることもありますが、借主が選べることも多いです。もし、あなたが口座振込を選択できる場合は節約のチャンスです。
メガバンクの場合で説明すると、ご存じの通り振込手数料は、他行当宛の振込手数料が一番高く、次に本支店宛、当行宛に安くなり、手続き方法としては、窓口、ATM、インターネットの順に安くなります。
他行振込をATMで行えば432円のところ、当行振込をインターネットで行えば手数料0円!銀行口座を同じにするだけで1年間に5,184円も節約ができてしまいます。
ぜひ振込先口座と同じ支店に口座を作りインターネット取引を申し込みましょう。遠方のため支店を同じにできない場合でも、銀行によって郵便手続きで開設できるところも増えてきました。もし同じ支店が難しくても同じ銀行で口座を作ってインターネット取引をすれば手数料はかなり軽減されますよ。
2.引っ越しも辞さない!?覚悟の家賃値引き交渉
関西に住んでいると無縁だった賃貸の更新の際にかかる更新費、事務手数料。関東圏では当たり前のように2年に1度、家賃1~2か月分の支払いがやってきます。期限のある定期借家の賃貸(一定の契約期間に達したら契約が終了する借家)でさえ再契約の際には事務手数料として1か月分程度かかるのだから、関東圏ではなかなか逃れられない家賃外の出費と言えます。
しかし、逆に考えると2年に1度の家賃交渉のチャンスでもあります。当たり前の話ですが、貸主としては空き家になるよりは継続して入居してもらう方がありがたいし、実績のある(安定した支払い能力のある)既知の入居者の方が問題も少ないはずです。
物件は借りた当初よりも年数が経っていますし、周囲にはより新しくて同じ条件の物件があるかもしれません。ここは、現在住んでいる地域の賃貸相場を再チェックして、不動産会社や家主さんに値引き交渉するチャンスではないでしょうか。
実際に値引き交渉をして下がったというケースをいくつも知っています。私も、さきほどの定期借家の再交渉で2,000円引いてもらったことがあります。年間で24,000円の節約になりました。
家賃は毎月のシェアの高い固定費ですから、更新のタイミングで「チャンス到来!」とばかりに挑戦してみてはいかがでしょうか。
光熱費の節約術
3.エアコンで説明する電化製品の節電
引き出しを開けたら閉めるとか、部屋を出たら扉を閉めるとか「またどうせ開けるのに」と思ってしまうタイプの私は、なかなかこまめな節電はできずにいました。こればっかりは性格によると思うのです!がしかし、最近の家電の進化や電力会社のWEBページにとても充実。WEBの発達のおかげでメーカーのパンフレットを比較しなくても比較的容易に電化製品の新旧比較やメーカー比較ができてしまいます。ここではエアコンを例にとって説明しますね。
ある民間企業が出しているエアコンの消費電力データを使用して10年前のエアコンと今のエアコンを比較すると1年間で1,782円、15年前だと4,698円もお得に。(1kWh27円で計算)もちろん買い替え費用はかかるのですが、それ以外にも空気清浄機能がついていたり、センサー機能がアップしていて得るものは大きいはず。長い目で見て節電効果の高い電化製品に買い替えるのもよいですね。
ちなみに、エアコンは「期間消費電力量」で比べると節電に効果があるようです。
4.電力会社も選ぶ時代!お得な電力はどれ?
電力自由化が始まった頃は、丁度自身も忙しかったのと、あまりにも激しい宣伝合戦に乗る気になれず全てスルーして過ごしました。ようやくその流れも身辺も落ち着いた頃、電力比較ページを目にして驚きました。現在関東圏に住んでいますが、居住地域では東電を含め6社もの電気が選べるようなのです。比較ページだと、1kWhあたりの単価が書かれているだけなのでどれくらい安くなるかはわかりませんが、電力会社のサイトに行ってみると、電気料金シュミレーションができてすぐにわかる。手元に現在の電気料金の請求書を用意して試してみてください!
私の場合、A社では年間4,061円、B社では7,350円程度安くなる模様。これに節電行動をプラスするとかなり節約できますね。
調理の節約術
5.ご飯は早めに小分け!炊飯器の保温は使わない
毎日ご飯を炊くという家庭もあれば、まとめて炊いて冷凍庫で保存という方もいるかと思います。そもそも、一人暮らしの時は電気代というよりは利便性を重視して冷凍保存していたような気がします。家族が多い場合、食事時間が違うためついつい保温を使いがちかもしれません。
例えば、夜7時にご飯を炊いて食事、23時ごろ帰ってきたお父さんが遅れて食事する場合の電力を計算してみましょう。2017年に売られているIH炊飯器で計算すると、保温4時間の電気代は1,868円。同じく2017年に売られている簡易レンジで計算すると、1回のご飯温め(2分)の電気代は0.765円。年間で402円の差がでてきます。保温よりも電子レンジを利用した方がよいことがわかります。
では、毎日ご飯を炊くか、2日に1回炊くかではどちらがお得でしょう。1日2合4食分として計算してみますね。
毎日2合を炊くと、1回の炊飯でかかる費用は4,779円、温めが2分ずつとして1,530円、年間2,302円かかります。2日に1回4合を炊くと炊飯の費用は同じですが、温めが3倍の4,590円かかり、年間1,709円。毎日炊く場合と2日に1回とでは1年間で593円の差がでます。まとめて炊く方が利便性だけでなく、節約にも有効だということがわかります。
ご飯を保存する際には節電のためにも、炊飯器の保温機能を使わず、炊きあがった後に熱いうちに小分けにし、荒熱を取ってからの冷凍をおすすめします。
6.余熱でできる!簡単調理あれこれ
元々は節約を意識して「余熱調理」を始めたわけではないのですが、子供の相手をしながら調理をしているうちに「余熱調理」の手軽さに目覚めました。もちろん、通常の加熱調理に比べたら時間がかかるけれど、このお手軽さは一度覚えるとやめやらません。それでいて光熱費の節約にもなって味もよい!簡単なのでぜひチャレンジしてみてくださいね。
まずはコストパフォーマンス最高の「鶏のむね肉」のボイルから。といっても説明するようなことはほとんどなく…大き目の鍋にお湯を沸かして、鶏のむね肉を投入し火を消して蓋を閉めて1時間放置するだけ。これだけで中までしっとりと火の通ったむね肉のボイルのできあ上りです。お好みのソースをかけてメインにもなるし、身をほぐしてサラダや酢の物も簡単です。
次は、調理実習でも習った「ゆでたまご」。手順は通常と同じです。鍋に水と卵を入れて、沸騰したらそのまま火を止めて蓋をして10分で半熟、20分で固ゆでのできあがりです。
最後にもう1つ。麺類も余熱で茹でてしまいましょう。うどん、そば、パスタも乾麺から茹でると時間がかかりますよね。余熱を利用すれば吹きこぼれの心配もないので楽ちんです。
大き目の鍋にお湯を沸かして、麺類を投入。最初の2,3分は素材同士がひっつかないように解しながら様子を見てください。その後は火を消して蓋をしめて、必要時間まで余熱調理。その間に汁やソースを作っておきましょう。
とにかく今忙しくて手が離せない、でも晩御飯も作らないといけない!そんなあなたにお湯を沸かす時間さえあれば料理の下準備ができて本当に便利です。
メニューの節約術
7.野菜保存袋で長持ち!食材は1週間分まとめて買う
毎日食事のメニューを考えるのは本当に骨が折れます。最近ではネットやアプリで様々なレシピが紹介されていて便利ではあるのですが、「これを作ろう!」と材料を調達して料理しても、それを日々繰り返していくと食費の節約とは程遠い感じに…。
メニューありきで料理をしていたら、当然食費のコントロールができません。食費をコントロールするためには、まず食材を1週間分まとめて購入し、それを使い切ることから始めてみましょう。慣れるまでは大変ですが、日々のメイン食材と調理法だけ決めてしまえば、あとは簡単にできる副菜と汁物をプラスするだけです。
そこで活躍するのが「野菜保存袋」。見た目は普通のビニール袋なんですが、これに野菜や果物を入れて冷蔵庫に入れておくだけで、レタスや葉物はしゃっきり長持ち、果物もなかなか忘れそうなくらい日持ちします。しかも洗って何度でも使えて経済的!
これの保存袋があれば、1週間くらいのまとめ買いは怖くありません。あるもので何とかやりくりする習慣を!
8.お手軽リメイクメニューで時間も家計も節約!
最近読んだ本の中で印象的だったのが「料理」に関する夫婦の違いでした。゛夫は、いかに極めるか。妻は、いかに手を抜くか。“
確かにラーメンを豚骨から作ってみたり、何日も煮込んだカレーを作っている知人がいますが全て男性です。そんなことしている女性の知人はまだ居ません。
弁解するつもりはありませんが、毎日毎日繰り返される家事について、そこまで研究している余裕ははっきり言ってないですよね!
特に料理は、休みになれば1日に3食、数人分用意する必要があるわけです。全てを一から作ることははっきり言って無理。だからと言って、連続して同じメニューを出すのもね、ということで編み出されたのが「リメイクメニュー」なのです。
考え方は簡単です。食材を変えずに、和洋中いずれかの味に変更するだけ。もう少し詳しく例を出して説明しますね。
リメイクその1 少し多めに野菜やキノコを塩コショウで炒めたものを作る。
リメイクその2 半分は保存しておき、残りの半分で和風の味付けをし、その日のメイン食材(魚or肉)にトッピング。
リメイクその3 翌日は、炒めた野菜にチンしたソーセージを加え、ケチャップとソースを絡めて洋風に。
ベースに薄めの下味をつけておいて、濃い味(味噌やケチャップ、カレー味)に変更するのが失敗しないコツです。肉や魚は固くなるので、当日調理した方がいいかもしれません。
リメイクメニューは、献立を考える作業も減らせるし調理時間は短縮、そして同じ食材を使うので無駄がなく節約もばっちりできるので大活躍。ぜひ色々試してみてくださいね。
お風呂の節約術
9.お風呂専用保温シートで追い炊きを最小限に
お風呂の追い炊き機能はよく使いますか?一人暮らしの時は、湯船さえ使わなかったり追い炊きをすることもありませんでした。ところが家族との生活って、追い炊き機能ってよく使うんですよね。しかもこの追い炊き機能、結構コストがかかるようです。もちろん時間を決めて同じ時間帯に入れば追い炊きしなくてよいのはわかります。でもそれは、生活時間帯が同じでないと難しいですよね。ここは、追い炊きすることを前提に節約術を紹介したいと思います。
東京ガスによると、外気温25℃の場合、お風呂のお湯は2時間で1.5℃下がり追い炊きで元の温度に戻すと1回3.9円のコストとなり、1日1回なら1年で1,420円、2回なら2,840円の費用がかかります。
私になりにお湯の温度が下がらない方法を調べたのですが、やはりお湯の温度を逃がさないことに尽きると思います。換気扇を止めたり、こまめに蓋を閉めたりするのはもちろんですが、「お風呂専用保温シート」を使うことでかなり効率よく保温できるようになったと思います。
「お風呂専用保温シート」を湯船に浮かべて蓋をするだけで、寒い日以外は追い炊きしないでで過ごせるようになりました。1枚数百円で購入できて、使用後にシートを干しておけばカビの心配もありません。使い始めて半年以上になりますが丈夫なので、1年は使用できると思いますよ。家族が多い家庭には、必須の節約アイテムになるかもしれませんね。
10.洗濯だけじゃない!残り湯の活用術
結婚して子供ができた時に一番変わった公共料金が水道代です。数千円もアップしました。小さい赤ちゃん1人増えただけで、こんなにに差がでるとは思いませんでした。確かに手洗いや洗い物が増え、お風呂も毎日新しいお湯を入れていました。
水道料金が数千円増えたのを機に、水道代の節約を決意。手っ取り早いのがお風呂の残り湯の活用ですよね。
残り湯というと、洗濯機の「お湯取洗い」ボタンを選択すれば自動で残り湯を使って洗濯してくれるので本当に便利です。当初はこれで満足していました。しかしある時、夫の実家であらたな残り湯の活用方法を教わりました。それは「掃除用具の清掃」です。
そう言えば、掃除はあちこちするけれども、掃除用具まできれいにとは思っていませんでした。洗って干された清掃用ブラシやゴム手袋、雑巾、バケツの数々。それはきれいでぴかぴかしていて、従来の掃除用具のダーティなイメージとは大違いでした。洗える靴やスリッパも残り湯を活用して洗うとのこと。
残り湯を使い切ろう!と思って洗濯や洗い物をすると、節約できるだけでなく健やかに生活できますよ。
残り湯活用を続けたところ、1月あたり1,500円節約できました。
娯楽の節約術
11.今日は社会見学!餌やり・虫取り・お絵かき教室
元々どこかに出かけて散財することは少ない方ですが、結婚してからはなかなかの節約家の夫のおかげで、よりお金を使わない遊び方をするようになりました。
花や生き物に興味があるので、天気のよい日には食パンをもって地域の公園や川、池に出かけていき季節ごとの花の写真を取ったり、アヒルや鯉にパンをあげたりしています。天気の悪い日は温室がある植物園などに出かけてもいろいろな発見があって楽しいです。
子供ができてからもそれは変わらず、小さな箱に砂や石を入れて蟻やダンゴ虫の部屋を作ったり、クレヨンと画用紙を持ってお絵かき教室をしたりして遊んでいます。地域の街路樹の花や木の種類を教えたり、わからないものは調べたりしているうちに、地域にも愛着が出てくるし、他の地域に行って新しい草木を見つけたらそれは大きな発見になり楽しいですよ。
昔と違い、自然はどんどん失われつつあります。触れ合う機会があればぜひ率先して楽しんでください!
12.途中下車の旅!お弁当持って数駅先へ
近所でよく使う路線でも、主要駅に向かうその途中の駅で下車して散策することはあまりないのではないでしょうか。私は知人の家へ向かう途中に「この河原いいな」とか「こんな施設が近所にあればいいのに」と思うことも多かったこともあり、近所で途中下車の旅をして気分転換しています。
もちろん多少の下調べをしてある程度目標を定めます。下車する駅を基点に神社、公園、河原、お店などを調べます。パワースポットになっている神社だったり、景色の有名な河原、おいしいパン屋さん、和菓子屋さんなど目標になるものが2つ以上あれば十分楽しめますよ。簡単なお弁当を持っていったり、お茶とお菓子を用意するだけでも、異空間のなせる業かとてもおいしくいただけます。
場所によってはバス1本で手軽に行ける場所も発見できたり、帰りにいつもと違うスーパーに寄れるなど生活の幅も広がりますよ。
洋服の節約術
13.色と形で洋服を分別!洋服の把握して衝動買いを防ぐ
洋服ダンスのクローゼットは、きちんと収納できていますか?子供が生まれてすぐの頃は、服装に悩まなくていいように2種類の洋服を交互に着て数か月を過ごしたこともありましたが、やはりスカートやパンツ、ワンピースと日々の気分や気候に合わせて装いたいですよね。
洋服が好きな私は、季節が変わるごとに新しいアイテムが欲しくなったり、街ゆく人の洋服が気になったりしてしまいます。最近はファストファッションブランドも多く、つい気軽に手が出せてしまうことも洋服が増える要因だと思います。しかしクローゼットの中を整頓し手持ちの洋服を把握することによって、衝動買いや同じようなアイテムの購入を抑え、本当に必要なもかどうか瞬時に判断できるできるようになりました。
そのクローゼットのおすすめ収納方法は、種類や形ごとに分けてから行う色分け収納です。「トップス」だと「Tシャツ」「キャミソール」「カーディガン」ごとに大別し、その中で色鉛筆やカラーチャートのように白・黄・緑・青・紫・ピンク・赤・茶・黒のようにルールに沿って縦に並べていきます。このように並べておくと、朝の着替えで「今日は黒で行こう!」という時も選びやすいですし、収納の際も迷いません。さらにその並んだ光景が記憶に残りやすいのが最大の利点です。例えば私で言うと、黒のキャミソールは多く、カーディガンは色を問わず少ない、ワンピースはノースリーブのものが多く黒系と緑が多いなどです。
街で素敵な緑のワンピースを見かけたとしても、クローゼットを思い出すとさすがに追加できないです!今買ってもいいとしたら「ジャケット」か「カーディガン」ということが自然と理解できているからです。
14.フリマアプリをフル活用!サイズアウトも怖くない
衣類の分類方法については先ほど紹介いたしましたが、その分類の際に出てきてしまうのが、「サイズが合わなくて今はもう着れない服」「イマイチ気乗りしなくてもう2年は着ていない服」などです。その洋服が高かったとしたら余計に処遇に困ってしまいますよね。
しかし今はスマホで簡単に売却できてしまうありがたい時代になりました。もう2年は着ていない、今は着れない洋服は「フリマアプリ」を使って売ってしまいましょう。高かった商品はそれなりによい値で、ファストファッションブランドでも知名度のおかげでそれなりに売却することができます。
そして、その収益でさきほどのクローゼットで不足した品をゲットすることができるのです。「フリマアプリ」と言っても実際のフリーマーケットのような古着ばかりを取り扱っているわけではありません。新しいもの、今は販売されていないようなレアなものもたくさん販売されています。もちろん、売上げた金額を振り込んでもらうことも可能なんですよ。
以前から古着屋を愛用していた私も、フリマアプリを知ってからは気軽にクローゼットの入れ替えができるようになりました。「要らないものを売り、必要なものを揃える。」この流れが習慣になると、新たな資金を出すことなく、クローゼットの鮮度の良い状態を保てますよ。
美容の節約術
15.プロも顔負け!自宅カラーリング
最近は、黒髪女子を見つける方が難しくなりました。2014年の調査によると、10代~60代の女性の64.8%がカラーリングをしているそうです。40代以降は白髪染も含まれるかと思いますが、もう女性の間ではなくてはならないものになりつつあります。
少し髪色を明るくしただけでざっくり髪を束ねているだけでもおしゃれに見えたり、光の加減で艶が出てきれいに見えたりするもので、何もしていない時よりは外出が楽しかったりおしゃれしてみようという気になりやすいですね。
先ほどのカラーリングをしている人の66.1%は美容室で行っているとのことですが、カットと合わせてとなるとかなりまとまった出費になります。そこでわが家では、少し前から夫とタッグを組んでのカラーリング大作戦を行っています。男性の髪は短いので白髪がよく目立つんですよね、3週間で7mmくらいは伸びるようです。
現在1か月半に1度カットとカラーリングに行き、3週間経ったころに1度セルフカラーリングを行っています。当初は一人でやっていたのですが、生え際、襟足などはもう一人がやった方が絶対に早く確実。同じような理由で私のカラーリングのヘルプもお願いしました。少なくともこれで薬剤を引いても二人で5,000円以上は浮いているはず。
こういう技術系節約は作業ごとにどんどん上手くなっていくので、より高度なカラーリングにも挑戦していけるかもしれません。
16.思っているほど悪くない!セルフカット
髪を伸ばしているか短くしているかで美容室に行く回数は驚くほど変わってきます。また、流行りに乗るか乗らないか、見栄えを意識するかしないかでも大きく違います。
出産後、自分のケアどころではない時期は、1年以上も美容室に行かずに過ごしていました。髪を束ねているとカットをしなくてもやっていけるのですが、洗ったり乾かしたりには時間がかかる…そんな時にインターネットで「セルフカット」の動画を見つけました。実際に女性が一人でカットをしていく様子が映っています。それは左右を大きく2つに分けて、ゴムで束ねた状態で長さを調整をしながらカットする簡単なものでした。大勢の人前に出ることもないと思い思い切ってセルフカットしてみたのですが、大きな問題もなく髪も心もすっきりとして晴れやかな気分になりました。
他にも、ロングからミディアムにカットする方法、前髪をいろんな形にアレンジする方法、ショートを維持する方法など、セルフカット情報はネットに盛りだくさんあります。まだ挑戦したことがない人はぜひやってみてください。
美容室に1回行けば3,000~5,000円はかかってしまいます。もし見栄えを気にされる方は結婚式、子供の式典、同窓会などのイベント前に取っておいて、それ以外はセルフカットを心がければ、だんだんと腕も上がって子供や夫のカットもできてしまうかもしれませんよ。
コンビニの節約術
17.毎日コンビニに立ち寄る人への節約術
さて、旦那さんは一旦仕事に外に出たら、出先ではどこに寄って何を買って生活しているのでしょう。そうですね、私がフルタイム勤務だった時で言うと、朝に会社の最寄りのコンビニに寄って、朝のコーヒーとその日に食べるおやつ、ランチを中で済ますつもりならランチも買って出社していたかなぁ。夕方になって、気分転換がてら社内のホットコーヒーを買いに行ったり、再度コンビニに行ってガムを買ったりもしてましたね。
夫が営業職なのでお弁当は作っていない分、何か節約できそうなことはないかんと思って始めたのが「おやつ」の袋詰めです。スーパーで買ったおやつを2,3種類ジップロックに入れて夫に渡しておくのです。食べない日もあるらしいですが、お昼を食べそこなっていたり、小腹が空いたときには重宝するそうです。
週に200円くらいの節約効果はあるのかなぁ…。節約だけでなく、わが家は時間帯が合わずすれ違う日が多いのでコミュニケーションの一環としても役立っていますよ。お試しあれ!
18.コンビニだからこそ!支払いも便利にカード利用
主にスーパーで買い物をするのでコンビニには行かなくなったという家庭も多いかもしれません。しかし私は、パンや牛乳の買い忘れなんかでは度々お世話になっています。商品とレジまでが早くてやっぱり便利なんですよね。
24時間開いていて最低限の生活用品が揃っていて、最近はスーパーと価格の変わらない便利なコンビニですが、みなさんのお支払い方法は何でしょう。私の近所のコンビニでは現金以外で払っている人をほぼ見たことがありません。確かに会計が1,000円を超える人はあまりいませんし、数百円をカードで払うなんてと思われるかもしれません。
しかし、ここは便利なコンビニです。お会計も便利に簡単に済ませてしまいましょう。私が利用しているのはおサイフケータイ。携帯をレジの一部分に当てるだけで支払いが完了するお手軽さ。そのおサイフケータイにはもちろん、ポイント還元率の高いカードが設定されている訳です。
保険の節約術
19.その補償は必要?主婦に必要な保険
結婚をして一番大変だったのが「名義変更」ではありませんでしたか?インターネットで登録している住所や名前はもちろん、銀行・保険・カードに至るまで名義を変えていくのは至難の業でした。特に保険、これは店舗があるわけではないし、過去に年末調整でもらった封筒はもう捨ててしまっているし、どこに連絡したものか…やっと証書や住所変更届を見つけてもなかなか実行に移せない面倒くささ…やっと重い腰を上げて任務を完了する頃には、保険の見直しについて考えてもいませんよね。ライフスタイルが変われば、保険は見直す必要があります。それはリスクの度合いが違ってくるからです。
共働きでローンを共に背負っている場合は支払い分の死亡補償を付ける必要はありますが、
結婚して主婦となったあなたには、死亡保障はあまり必要ではありません。最低限の医療保障があればまず問題はないでしょう。急な事故や病気で医療費が急に増えた場合も、政府の「高額療養費制度」があるので安心です。この制度は、例えば1月あたり100万円の医療費が発生したとしても、自己負担は上限約87,000円(※上限額は年齢や所得によって異なります)となりそれを超えた金額は国が支給してくれるという制度です。
保険に多くを支払うよりはその分を貯蓄に回し、将来の医療費に備えておくのもよいかもしれませんよ。
20.最近増えている!保険料金のカード払い
保険はとても種類が多いですが、私には22歳くらいの頃に入った個人年金保険というのがあります。社会人になって右も左もわからない頃に付き合いで入るという今では考えられない入り方…。しかしこれが今となってはお宝保険になっているというのは不思議なものです。昔は金利が高かったので保険会社が謳う将来の支払額が大きかったのだと思います。
保険契約の基本といえば銀行引き落としですよね。毎月決まった金額が口座から引き落とされています。しかしこれ、現在は「カード払い」を選択することもできるようなのです。さっそく、家族中の保険の支払い方法を確認してください!毎月の支払がカードで払えるとなれば、ポイント還元率の高いカードなら月に10,000円の保険料でも年間1,200円(ポイント)ゲットできますよ。
手続きの手間は一瞬でも、お得はずっと続きますよ。
車の節約術
21.車のコンディションを整える
車で節約をするというと、やはり燃料であるガソリンを節約するのがお財布に直結していて分かりやすいですね。ガソリンを抑えて走るには、燃費が良いエコカーを選ぶというのが王道ではあるのですが、ここでは車の買い替えまで推奨いたしません!手軽で簡単なものを紹介いたしますね。
よく耳にする燃費というのは、1リットルのガソリンで走れるキロ数のことです。これは車のコンディションや走行方法によっても変わってきます。まずコンディションですが、これは車がよい状態で走れるようにタイヤの空気圧などをこまめにチェックする、古いオイルを使いつづけないなどです。それと一番簡単なのが、トランクの荷物を減らすこと。重量が重たいほど燃費は悪くなります。
ずっと入れっぱなしになっている荷物はありませんか。また面倒でなければガソリンを満タンにしない方が軽くて燃費はよいようです。
22.美しい運転を心がける
重量を下げるためにトランクなどの荷物を美しく片づけたら、今度は運転自体を美しくするよう心がけましょう。急ブレーキや急発進など、アクセルやブレーキペダルを踏めば踏むほど燃費は下がっていくようです、もちろん運転も美しくないですよね。
また渋滞などでは仕方がないのですがだらだらとした走行も燃費にはよくないです。燃費が一番よい速度は一般道では40~50 km/h、高速道路では80km/h前後と自動車教習所では教えられています。スムーズで美しい運転を心がけるだけで燃費は良くなりますよ。
もちろんガソリンを入れる際には、カードを利用してポイントを稼いでください!
まとめ
いかがでしたでしょうか。今すぐやってみたい節約術はありましたか。
気が付いていただけたかと思いますが、ここに集めた節約術はすべて「簡単」だったり「楽しい」ものばかりです。「節約」ってなんだか貧乏くさい、ケチと思われがちで暗いイメージがありますよね。「ほら電気消して!」「また水出しっぱなしにして!」子供のころ言われたことばかり。だからといってご主人や
お子さんにも口を酸っぱくするような節約の強要は世知辛いです。お母さんの人気も下がってしまいます。
もちろん意識をしてできる節約も大事なのですが、生活そのものを節約できるシステムに変えていく方が、余裕があって楽しい節約方法じゃないかなと思うのです。
みなさんもぜひ、無理のない楽しい節約ライフを送ってくださいね。
もっと貯金テクを知りたい人は以下の記事を参考にしてください。
【関連記事】
節約について更に詳しく知りたい方は以下にまとめています。
→【節約術まとめ】快適な生活を送る!たった8個の節約方法
→一人暮らしが読むべき節約術の教科書!実際に使えるテクニック30個も紹介
→家計簿の付け方を徹底解説!お金が貯まる家計簿の5つの条件とは