1. TOP
  2. ゼロから始めるwebマーケティングの基礎知識

ゼロから始めるwebマーケティングの基礎知識

WEBマーケティングとは、文字通り、WEB上で行われるマーケティング活動のことをいいます。
ただ、WEBで行うマーケティングといっても、そもそも「マーケティング」とはなんなのでしょう?
「マーケティング」の言葉の定義を理解しておかないと、WEBマーケティングをいくら学んだことろで、目指す目的にはたどり着くことができません。

『マネジメント』で有名なピーター・ドラッガーは、マーケティングについてこう定義しています。

「マーケティングの理想とは、セールスを不要にすることである」
つまり、マーケティングとは、売り込み(セールス)をしなくても商品やサービスが勝手に売れていく状態を作り出すこと、ということができますね。
こうしたセールスが不要でも、自社の商品やサービスが売れていく仕組みをWEB上で作り出すことがWEBマーケティングになるのです。

では、いったいWEB上には、どんなマーケティングの手法があるのでしょうか?
これからWEBマーケティングを始めたい人が必ず知っておきたいWEBマーケティングの基礎知識についてお話しします。

なぜ、WEBマーケティングが必要なのか?


インターネットがまだ世の中に存在していない時代、マーケティング活動といえば、

・テレビ
・新聞
・雑誌
・ラジオ

といったマス広告を通した活動が主流でした。しかし、現在ではスマホが一人一台の時代になり、インターネットを利用する人は年々増え続け、情報源としてWEBを使うことはもはや当たり前になりましたね。その結果、インターネットの利用率と反比例し、テレビの視聴率は軒並み下がり、広告媒体として期待できる価値では、今となってはインターネットに軍配が上がる状況です。

インターネットの利用者数

(出典:総務省「平成25年通信利用動向調査」 )
(参考先URL:http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h26/html/nc253120.html)

また、消費者にとって、アマゾンや楽天のようなECサイトで買い物をすることが当たり前になり、オンラインでショッピングする世帯、消費額とも右肩上がり。この状況は今後も続いていくことでしょう。

ネットショッピングにおける利用世帯割合と1世帯当たりの支出金額の推移(二人以上の世帯、2002年~2014年)

(出典)総務省「家計消費状況調査結果」より作成
(参考先URL:http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h27/html/nc121140.html)

つまり、これからはWEBマーケティングを取り入れず、これまでのようなオフラインのマーケティング活動のみに頼っている企業というのは淘汰されていくことが予想されるのでしょう。

もはや、WEBマーケティングは、
「やっておいた方が良い」=Better

ではなく、

「やらなければいけない」=Must
の時代へと移行しているといえるのです。

WEBマーケティング4つのメリット

ローコストで始めることができる

WEBマーケティングのメリットとしてまず挙げられるのは、何といっても必要となるコストが安いということでしょう。テレビ・新聞・雑誌・ラジオといった「4大マスメディア」にCMや広告を掲載するためには、何百万円といった単位の広告費が必要になります。もう少し対象地域を絞って、折り込み広告やチラシといった販促物を使うとしても、数十万円といったコストになりますね。

しかし、WEBマーケティングは対象となる見込客を日本どころか世界中を相手にしたとしても、極論、毎月のプロバイダ料金だけで始めることが可能です。また、仮にWEB上での広告を使ったとしても、オフラインの広告費に比べて、はるかに安い金額ですむのです。オフラインでマーケティング活動を行うのに比べ、ローコストでマーケティング活動を行えるというのがWEBマーケティングを行う一つ目のメリットです。

効果が測定できる

たとえば、自社の製品をテレビCMを使って宣伝したとしましょう。テレビCMを行った結果、お客さんの数が増え、売上も増えるかもしれません。かもしれませんが、果たしてテレビCMを行った結果、

・何人のお客さんが増えたのか?
・いくら売上が上がったのか?

といった詳細な数字を測定することはできませんよね?

こういった数字を測定できないということは、テレビCMを行ったけれど、そのCMにかかったコストと照らし合わせて、儲かったのか?果たして、赤字だったのか?という費用対効果も数字で表すことができません。もしかすると、テレビCMを行った結果、お客さんと売上は増えたけれど、CMにかかったコストの方が高く、赤字を出しているという状況も考えられるのです。

しかし、WEBマーケティングで行う施策というのは、そのすべての効果が測定可能になっるのが特徴ですね。

・サイトへどれくらいのアクセスが集まっているのか?
・商品を購入したのは何人なのか?
・どの広告媒体から何人、お客さんが集まっているのか?

…など、あらゆる数字の測定が可能なので、お金と時間という経営資源の投下に対するコストとその効果が明確になることがWEBマーケティングの二つ目のメリットといえるでしょう。

ユーザーに合わせたアプローチを取ることが可能

マス広告は、その名の通り、「マス」=「不特定多数の大衆」に向けたマーケティング活動になります。しかし、一方、WEBマーケティングの根幹は、ある特定の見込客を対象にした「ダイレクト・マーケティング」。そのため、見込客一人一人の嗜好やニーズに合わせたアプローチが可能になるのです。

詳しいマーケティングの施策については、後でお伝えいたしますが、その人が検索した結果で表示される広告内容が変化する「リターゲティング広告」や登録された個人情報をもとにニーズとマッチした広告が表示される「SNS広告」などはその典型ですね。見込客一人一人のニーズに合わせたアプローチができることで、ムダのないマーケティング活動ができるというのが三つ目のメリットとなります。

効果が出るスピードが速い

WEBマーケティングでは、広告を出した途端、すぐに反応がありますし、アンケートに答えてもらって商品やサービスの改善につなげるまでの時間が短いというのも特徴です。ダイレクト・レスポンス・マーケティング(DRM)の肝は、見込客から「レスポンス(R)」をもらって、マーケティング活動を最適化していくこと。この「レスポンス」を素早く受け取れることができることによって、そのあとの改善につなげるスピードが速くなります。その結果、売上のアップやお客さんの増加といった成果につながるスピードも速くなるというのがWEBマーケティング、四つ目のメリットです。

集客におけるWEBマーケティング施策


SEO(検索エンジン最適化)

自社サイト(=オウンドメディア)へGoogleやYahooといった検索エンジンからアクセスを集めるための手法が「Seach Engine Optimazation」の頭文字を取った「SEO」(検索エンジン最適化)になります。SEOは検索エンジンからの流入を狙う施策なので、効果が出るのには多少の時間がかかる場合がありますが、SEOを行うのにお金は必要ありません。そのうえ、検索から集まった見込客というのは購買意欲が高いお客さんなので、SEOは「濃い」お客さんを集めることができる集客方法といえるでしょう。

リスティング広告

SEO同様、検索エンジンから集客するのがリスティング広告ですね。
リスティング広告は、サイトへアクセスを促したいキーワードで広告を出稿するので、SEOと同じく購買意欲が高いお客さんを集めることが可能になります。
ただし、SEOとちがうのは、広告費が必要になること。
リスティング広告の広告費はオークション制になっていて、入札額の高い順に広告が掲載されていくという仕組みです。
「Google Adwors」や「Yahoo!プロモーション広告」が有名ですね。
SEOとリスティング広告をあわせてSEM(検索エンジンマーケティング)ともよばれます。

アドネットワーク広告

アドネットワーク広告とは、インターネット上にあるサイトやメディアに広告を一括で配信できる広告のことです。アドネットワーク広告が誕生する以前は、ひとつひとつの媒体に対して広告出稿の依頼を行い、媒体ごとに広告を掲載する準備が必要でした。

しかし、アドネットワーク広告が登場したことで、アドネットワーク広告を取り扱う事業者に依頼することで、広告の出稿がとても簡単に行うことができるようになったのです。アドネットワーク広告の事業者は、「Google Adwords」、「Yahoo!ディスプレイアドネットワーク」がありますね。

アフィリエイト広告

アフィリエイト広告とは成果報酬型の広告なので、広告を出稿した段階では広告費の負担が必要ではないというのが特徴。アフィリエイト広告を受け取るアフィリエイターが持つブログやサイト、メルマガなどにリンクを貼ってもらい
そのリンクから

・自社のサイトに訪れた
・問合せがあった
・資料請求された
・申し込みがあった
・購入まで至った

といった「成果地点」に応じた報酬をアフィリエイターに広告費として支払う広告のことです。
成果報酬なので、広告主側からすれば、コストパフォーマンスが高い広告形態といえるでしょう。

SNS広告

FacebookやTwitterといったSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)に広告を出稿するのがSNS広告になります。SNSの登録には個人情報が登録されていますから、

・年齢層
・住んでいる地域
・趣味や関心のあること

といった細かいセグメントに分けて、そのセグメントに対し、ピンポイントで広告を出稿することが可能です。リスティング広告とはちがって、ニーズが顕在化した層だけではなく、ニーズがまだ顕在化していない層にもアプローチができるので、費用対効果が期待できる広告といえるでしょう。

販売におけるWEBマーケティング施策

LPO(ランディングページ最適化)

SEOや広告を使って、ユーザーがはじめに訪る、サイトの入り口となるページをLP(ランディングページ)とよびます。せっかくLPにアクセスを集めたとして、そこですぐに離脱されてしまうと、肝心の商品の購入にまで至りません。集めたアクセスが商品の成約まで結びつくかどうかは、LPの出来によって大きく左右されるのです。

ただ、はじめから完璧なLPが準備できれば良いですが、そうすべてが上手くいくわけでもありません。そこで、LPを改善していき、LPに訪れたユーザーが商品の購入やメールアドレスの登録といったコチラが意図した目的を果たしてくれるように改善していく必要があるのです。この改善していく流れをLPO(Landing Page Optimationの略)とよびます。具体的には、アクセスしてきたユーザーに対してまったく別のLPを用意して、どちらのLPの方が効果が高いかを測定するA/Bテストを繰り返していくことになりますね。

EFO(エントリーフォーム最適化)

LPOがLPを最適化していくことなら、EFOは購入や申込に必要な入力フォームを最適化していく施策。というのも、サイトに訪れて、LPで購入や申込をしようと思ったお客さんが入力フォームで離脱するパターンはとても多く、そうした「入力フォームでの離脱」を防ぐためにEFOを実施していきます。基本的に入力フォームで入力する項目が多くなれば多くなるほど、ユーザーはストレスを感じ、入力フォームでの離脱率というのは高まるからです。
そのため、

・数字などの入力は、全角で入力しても半角に自動変換させる
・郵便番号を入力するだけで住所の市町村名まで入力できる

といった「入力の手間をいかに省けるか?」がEFO成功のカギとなりますね。EFOにより、入力フォームでの離脱率を半分に抑えることができれば、単純に売上は2倍にアップします。地味ではありますが、売上へのインパクトは大きい施策といえるでしょう。

WEBサイト上での接客ツール

オフラインの店舗で買い物に出かけ、店員さんに聞きたいことがあるのに、質問できる店員が周りにいない…。その場で疑問が解消できていれば、購入に至ったのに、質問できる店員がいなかったばかりに購入に至らなかった…。もしかしたら、売り手が気づいていないだけで、こうしたことは日常で繰り返し行われているのかもしれません。

これはWEBマーケティングでも同じで、サイトに訪問している人が、リアルタイムで聞きたいことがあるのに、質問できないのでは機会損失につながってしまいます。そうならないようサイトに訪れたユーザーが質問できるようにWEB上での接客ツールとして、オンラインチャットなどを取り入れることが有効ですね。

ユーザーが抱えている疑問や質問に素早く答えることで、サイトからの離脱を防ぐことができるようになるでしょう。また、オンラインチャット以外にも訪れているユーザーごとに最適なポップアップを表示することで購入や成約につなげる接客ツールも存在します。

再訪問を促すWEBマーケティング施策


リターゲティング広告

気になる商品を検索して、その場では購入に至らなかったけど、それ以降、訪れるサイトでその商品の広告が表示される…。といった経験はありませんか?この購入に至らなかったユーザーにサイトへの再訪問を促す施策が、リターゲティング広告とよばれる手法になります。

リターゲティング広告は、サイトに訪問したユーザーに印をつけることができる「クッキー」とよばれるデータをもとにユーザーを追跡し、広告を表示しています。興味や関心のあるユーザーに向けて広告を配信できるので、効果が高い広告ですね。

メールマーケティング

数あるWEBマーケティングの施策の中でも、希少な「プッシュ型」の手法がメールマーケティングです。WEBマーケティングの多くは、サイトやLPに訪れてもらうという「プル型」になりがち。しかし、保有している見込客のメールアドレスにメールを配信することで、売り手のタイミングで購入やサイトへの誘導を促すというプッシュ型のアプローチができるようになるのです。

また、販売やサイトへの誘導といった行動を促すだけではなく、メール内で価値の情報を提供することによって、信頼関係を構築することができるというのもメールマーケティングを行うメリットです。さらに、すべてのメールアドレスのリストに同じ内容を配信するのではなく、ターゲットの属性に合わせて、配信内容を変えることも可能。ですので、WEBマーケティングの中でも「売る」という過程において、とても相性が良い手法ですね。

まとめ

商品やサービスが売れる仕組みを作るマーケティング。
消費者がテレビ・新聞・雑誌・ラジオといったマスメディアよりもインターネットを使って情報を収集することが当たり前となった今、WEB上でのマーケティング活動は企業にとって必須となりましたね。

企業がWEBマーケティングを取り入れるメリットとして、以下の4つのポイントをあげることができます。
・ローコストで始めることができる
・効果が測定できる
・ユーザーに合わせたアプローチを取ることが可能
・効果が出るスピードが速い
また、集客・販売・アフターフォローとマーケティング活動におけるすべてのファネルに必要な手法が存在するので、WEBマーケティングだけでマーケティング活動を完結させることも可能です。

WEBマーケティングを取り入れることで、売り上げが何倍にもなった…。
というのは、よくある話。
まだWEBマーケティングを取り入れていないのなら、今回、ご紹介した手法の中から取り入れられるところからぜひ、取り入れてみてください。

\ SNSでシェアしよう! /

月刊副業の注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

月刊副業の人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介 ライター一覧

gekkan24

この人が書いた記事  記事一覧

  • アフィリエイトって儲かる?儲からない?市場規模と成功事例から徹底検証

  • 検索上位連発?アフィリエイトで稼げるキーワード選定法6ステップ!

  • アフィリエイトの成功例5つのタイプを成功者と一緒に徹底解説

  • スゴ技!26の生活の知恵と節約術

関連記事

  • ダイレクトレスポンスマーケティング大辞典!ビジネス最強の武器こそDRM

  • ダイレクトマーケティングとは?8つの特徴とその5つのメリット