アフィリエイトのペルソナ設定ってホントに必要?現役ライターが答えます

アフィリエイト ペルソナ

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「アフィリエイトの記事作成はペルソナ設定をした方がいいよ」

などと言われて”ペルソナ”に興味を持つアフィリエイターも多いと思います。
でも、ペルソナってただの筆者が想定するイメージでしょ?それを設定するだけで成果が今よりも上がるようになるの??と疑問に思う人もいるかも知れません。

今回は、アフィリエイトにおける

・ペルソナの設定方法
・ペルソナの実際の作業への活かし方

を解説します。この記事を読めば、あなたはアフィリエイトの報酬を上げるためにペルソナを思い通りに使いこなせるでしょう。

ペルソナとはそもそも何?

ペルソナとは
アフィリエイトのライティングでも意識すべきだと言われる”ペルソナ”ですが、元々は心理学用語で、外的人格・仮面をかぶった人格を表す言葉です。

それがマーケティング業界の顧客理解に使用されるようになると、商品・サービスの購入してくれそうな人の中で特にモデルとなるユーザー像を指すようになりました。

アフィリエイトやWebライティングでもこうしたモデルの人物を設定することで、より狙った人物への訴求力を高める記事作成ができます。

ペルソナの具体的な設定方法

ペルソナ 設定
それではペルソナの基本的な考え方を理解したところで、実際にペルソナの設定方法を見ていきましょう。

リサーチする

“読者像”を想定する時に”空想”で想定することもできるのですが、何の手がかりもなく想像だけに頼ってしまうと、実在する人物像と乖離が起きてしまう場合があります。

ペルソナ設定の前に、読者像のリサーチを行うと、よりリアルなペルソナを設定できます。商品の購入者に関する正確な統計データがあれば、より商品を購入してくれそうなペルソナを設定できます。

サイトで紹介したい案件の”案件名””ジャンル名””悩み”などで検索し、上位表示されているサイトの内容から読者像を想定してみましょう。また、ネット以外にも色々な情報源を調査すると良いでしょう。

リサーチに役立つ情報源の例

・ヤフー知恵袋などの質問サイト
・ユーザーが読みそうな雑誌
・TVなどの特集

ペルソナを設定する

何となく読者像のイメージが固まったら、そのイメージを元に以下のような要素を追加しペルソナを設定して行きます。

<ペルソナ設定の要素例>
・年齢
・性別
・職業
・悩み
・興味関心
・性格
・年収
・交友関係
・家族構成
・学歴
・好きなもの

などを設定して行きましょう。

ペルソナの設定を詳細に行うことで、想定した読者に対し、あなたの主張の訴求力を高められます。
そして、ペルソナとして設定した人物像に説明する感覚で記事を書けるようになるため、記事自体も書きやすくなるでしょう。

ペルソナを詳細に設定するほど、訴求力を高めたり記事が書きやすくなったりといった価値が生まれます。
ペルソナの設定を雑に行ってしまうと、その価値をあまり感じられないでしょう。

次は、ペルソナ設定の悪い例と良い例を紹介します。
良い例を参考にすれば、記事を書くときに、ペルソナを設定する価値を感じられるはずです。

ペルソナ設定の悪い例

20代の痩せたい男性。

ペルソナ設定の良い例

32歳サラリーマン、2歳の娘がいる。職業は製造業のチーフ。最近は娘が可愛すぎて家に帰るのが楽しみ。土日は休みで家にいることが多いが、妻からは「掃除の邪魔になるので」と煙たがられている。学生時代はハンドボールをやっており、大学では全国大会に行った経験もあるが、身体を動かす機会が減って、何か運動を始めようと思っている。

運動不足のせいもあってか、最近はお腹周りが気になる。社内外に友人が多く、Facebookにプライベートを投稿することが多い。千葉県在住で、3年前から地元の祭りでは神輿を担ぐかかりになっている。好きな女優は仲間由紀恵。結婚報道を受けて残念がっている。


・ペルソナ設定の良し悪しの理由

悪い例の方は、設定がざっくりとしているため明確な読者像が見えてきません。良い例くらい、細かく設定すると読者像の細かい部分が鮮明に見えてるでしょう。

読者像が鮮明になる方が「こういうことを伝えたら、この読者はどんな反応をするだろう」「こういう言葉遣いをして大丈夫かな?」と記事作成の段階で想定がしやすくなります。

ペルソナの設定度合いは記事によって使い分けよう!

ペルソナ 使い分け
ペルソナを完璧に設定すると、それによって作成される記事の質が高くなります。しかし、その一方でしっかりとペルソナを設定すると時間がかかりすぎてしまって「記事作成が進まない!」「正直めんどくさい!」と言った不満を感じる人も出てくるでしょう。

そういった場合、以下のような記事にのみ本格的なペルソナを設定し、他の記事は力加減を調整するとよいでしょう。

・商品の販売に大きく影響するランディングページを作る場合
・サイトのメインコンテンツになる記事を作成する場合
・どうしても上位表示させたいキーワードで記事を作成する場合

サイト設計にも”ターゲット設定”が必要!

サイト設計 ターゲット
ここまで、アフィリエイトの記事作成に役立つペルソナ設定の話をしました。実は、記事だけでなくサイトの設計段階でも読者像を明確にした方が良い場合があります。

ジャンルにもよりますが、サイトの読者像を明確にすることで読者が「このサイトは私の悩みを解決してくれるサイトだ!」と信頼してくれます。その結果として、リピーターが増えたり、Googleからサイトの専門性が評価され検索エンジン最適化に好影響を与えたりするためです。

ちなみに、ペルソナと似た用語に”ターゲット”があります。

ターゲット→年代、性別、職業、年収などの似たような人達のグループに分類する
ペルソナ→商品・サービスを使ってほしい架空の人物像

ターゲットが大雑把に集団を分類した用語であるのに対し、ペルソナは細かい要素を決めて架空の人物像を設定します。

Webサイトを作る時の読者像を決める時はペルソナよりもターゲットを使用するとよいでしょう。

サイトの企画を立てる時はペルソナを使用しても良いですが、たくさん記事を投稿して大きなサイトに育てていく場合もあると思います。その場合は、あまり対象を限定しない方が、全体として統一感が出るでしょう。

最近、オウンドメディアという大型のサイトを運営する人が増えてきました。アフィリエイトでも、オウンドメディアや大型のサイトを企画して、アクセスを集める場面が増えていると言えます。

オウンドメディアは、100万PV規模のアクセスを呼び込むことでWeb上に安定的な資産を構築する手法です。

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アフィリエイトはペルソナを極めるだけでは成功できない!?

ペルソナ設定 成功
ペルソナ設定を極めれば、読者の心に響く記事を書ける可能性が高まります。ですが、アフィリエイトで報酬を高めるためには、ペルソナ設定に加えて意識すべきことが2つあります。

1. 誘導とバナーまでの動線

アフィリエイトでは読者に案件のバナーをクリックしてもらって、商品の販売ページへ誘導します。いくら読まれる記事を作成できても、販売ページに移動するユーザーが増えなければ、アフィリエイト報酬の増加に繋がりません

ですから、アクセスの集まるページが出来たら、ASPの管理画面からクリック率を計測して、記事の訪問者が販売ページに移動している割合を確認してみましょう。そして、何パターンか訴求を試し、最も成約が高まる誘導方法を研究しましょう。

2. まずは細部にこだわらず80%の記事を作ること

サイト作成やメディア運営では、記事を投稿していないとアクセスは増えてきません。ペルソナはあくまで精度の高い記事を描くための下準備です。ペルソナ作成に時間を掛けても、記事を増やすことはできませんから、まずは80%の完成度でも記事を作成して投稿するという心構えも大切です。

投稿を続けて、アクセスが集まった後でも記事を修正することはできます。

まとめ

いかがでしたか?今回はアフィリエイトに必要なペルソナの基本的な考え方、設定方法を紹介しました。そして、アフィリエイトで結果を出すためにはペルソナよりも大切なことがあると解説しました。ペルソナはあくまで記事作成の準備だということを忘れずに、あなたの読者の心にグッと突き刺さる記事が作れるようにしていきましょう。

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