貯金ゼロからのスタートでまずは100万円!必ず貯まる7つのテクニック
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「全く貯金がなくて不安、だけど毎月なんとかなっているから大丈夫」と思っている方もいらっしゃると思います。
その考えは甘いです。今すぐ貯金モードに入りましょう。
ある程度貯金が貯まってくると、銀行口座の残高が増えていくこと自体がゲームのように楽しくなってきます。
目標に着実に近づいているという意識が達成感につながってくるからです。
今回は『貯金ゼロから始める100万円を貯金する方法』をご紹介したいと思います。
目次
貯金がないと危険!?結婚したり家を買ったりできない?
あなたが何歳だとしても、貯金がゼロの状態には潜在的なリスクがあります。
例えば会社やバイト先においては、生活費がなくなってしまうので
・急にリストラされた時に、生活ができなくなってしまう
上記の様な場合に対応ができないというリスクが存在しています。
また、その他にもプライベートで結婚をする場合の新婚旅行や結婚式、マイホームの購入など人生のイベントでもまとまった費用が必要になります。入院が必要になるほどの病気かかったり、動けなくなるほどの事故になったりする場合があります。
結婚であれば数百万円、マイホームの購入でも住宅ローンの頭金として数百万円が必要になりますので、このような場合を考慮してある程度の貯金は常に持っていなければなりません。では、どれくらいの貯金をためておけば良いのでしょうか?
貯金ゼロの人はまず100万円から
なぜ100万円を目標にすべきか
100万円あれば当座の危機はしのげるからです。生活費であれば(人にもよりますが)4~6ヶ月くらいは仕事をしなくても生活できますし、突発的な病気にかかったとしても少しはまとまったお金があるので安心して治療に専念することができます。
現状で目標設定をしていない人はまず、”100万円”を目標にしてみてはいかがでしょうか?
お金が貯まらない人に共通すること
お金が貯まらない人には共通点があります。
・無意味なポジティブ思考
・ストレス耐性がない
こうした人は、現状が把握できていなかったり、せっかく多くの報酬を得ても散財てしまったりする場合があるので当てはまる場合は、改善しましょう。
目標設定の大切さ
私は20代の頃、ほとんど貯金がありませんでした。おそらく数万円くらいしかなかったと記憶しています。ほぼゼロに近いと考えていいでしょう。
生活するのに全く貯金がないと、将来のことを考えすぎて不安になります。
しかも、不安になったところでその解決策は「実際にお金を貯めること」なので、考えてもしょうがないのです。
ですから、お金がないと悩んだらとにかく”明確な目標”を設定して、”具体的な行動”を考えて実行することに注力しましょう。
逆に言うと、目標や行動が具体的でないとそれは具体的な行動に移せません。まずは、ちゃんと”貯金が達成できる目標”を立てることが必要です。
考える時間があるならばひたすら節約方法とお金を増やす方法を考えて行動した方がずっと良いです。
また、自分一人ならまだしも家族が病気にかかったらということを考えると、貯金なしでは心もと無いですよね。
貯金をすることは何が起こるかわからない将来に備えるという意味で非常に大切なことです。
なんとなくお金を使っているだけでは手元に何も残らず、何の役にも立ちません。
また叶えたい夢があってそれに費用がかかるのであれば、すぐにでも貯金を始めましょう。
私は100万円を貯めるモチベーションとして「海外へワーキングホリデーに行くこと」がありました。
貯金したい人におすすめする超簡単なお金を貯める仕組み
貯金をする時の黄金の方程式
貯金をするのが得意な人は自分で決めたことをやるという習慣づけができています。
一旦そのしくみ慣れてしまえば貯金は決して難しいことではありません。
『無駄遣いを徹底的になくし、収入を増やせるものなら増やし、決まった金額を貯金に回す』というシンプルなことを繰り返しています。
しかも、一旦貯めたものを途中で崩したりしないので、どんどん溜まっていくというわけです。
ちなみに、100万円を1年間で貯めるためには毎月84,000円の貯金が必要です。
84,000円というと大きな金額ですが、もし実家で暮らすことができるのであれば生活費は親が払っていると思うので、決して不可能な金額ではありません。
生活費をうまく抑えれば貯金に励むことができるので、ここは親に甘えてしまいましょう。
私は実家で暮らすことができず一人暮らし用のアパートに住んでいましたが、家賃だけで4万円程度、その他水道・光熱費で1万円くらいかかっていたので、計5万円。
もしこれを貯金に回すことができればもっと早く目標達成できていたと思います。
一度口座に預けてしまったら簡単にお金を下ろせないように、以下の2点を行うことでより効果が上がります。
「お金を気軽に下ろせる仕組みをなくす」ことがポイントです。
私が生活を立て直して実際に効果があった7つのこと
100万円を貯めるために効果的な方法は7つありました。実際に私がどのようなことをしたのか、7つの方法をご紹介していきたいと思います。
1.家中にあった売れるものは全て売却する
私は物を溜め込む癖があり、どこに何があったかわからなくなるということがよくありました。
しかしそういった習慣が全く自分にとって良くなく、それどころかマイナスでしかないとはっきり意識するようになってからは整理整頓を心がけるようになりました。
貯金できない人は物を溜め込むという不思議な共通点があります。
家の中のどこに何があるか把握できていないため、すでにあるものをまた購入してしまうのです。
また、物を溜め込むタイプの人は似たようなデザインのものを買っていたりもします。
似たような物があるとそれだけ収納スペースを圧迫しますし、物がある場所を把握できなくなる原因にもなります。
これを踏まえて、家の中にある不用品をことごとく整理し売りさばいていきましょう。
服だとすると、トップスは○着まで、スカートは○枚、パンツは○着まで…といった具合に、自分が着まわせる服やバッグを厳選することから始めます。
選り分けた後のものは使い物にならないものであれば容赦なく捨てます。
ブランドものであればとりあえず取っておきます。
そしてまだ使えそうなもの、ブランドものは片っ端からヤフオクやメルカリ、質屋などで売っていきます。
それほど大きな金額にはならないかもしれませんが、少しは貯金の足しになります。
私の場合プレゼントで高級グラスやお皿をいただいたのですが、全く使わずスペースも取っていたので質屋で売りました。
3点で8,000円くらいになったので、そのまま貯金に回しました。
2.必要ない月額制サービスは全て解約
クレジットカードの明細やスマホの月額料金を確認すると、漫画や映画を見るための利用料金だったり、スキルアップのためと自分に課して全く利用していないe-ラーニングの利用料金だったりします。
私は当時携帯の利用料金にプラスして携帯で見ることができる漫画や月額1,000円程度を払えば見放題になる映画配信サービスに登録していました。
また英語の勉強のためにビデオで英語を勉強するe-ラーニングにも登録していましたが、全く使っていませんでした。
「読み放題、見放題のプランだからいいや」と思って使っているかもしれませんが、まったく利用していなかったりしませんか?
もしくはほとんど利用しないために全く元が取れてなかったりしませんか?私は残念なことに全く元が取れない使い方をしていました。
利用していないのに数ヶ月にわたって月額使用料を支払っているものがあったらすぐに休止か解約の手続きをしましょう。
利用していなものにお金を払い続けるくらいだったら貯金したほうがよっぽど意味があります。
月額制サービスを組むよりは、CD・DVDショップで都度レンタルした方が安上がりで済むこともあります。
3.仕事を沢山いれて収入を増やす
空いた時間をスマホやテレビに充てていたりしませんか?ダラダラ過ごしているとあっという間に時間が経っているのに愕然とするのは誰でもあると思います。
そのような時間はただ時間をドブに捨てているようなものですので、やめたほうがいいでしょう。まったく自分のためになりません。
本業の他に副業ができる余裕があれば、ダブルワークで効率良く目標の100万円を貯金していきましょう。
仮に時給800円で1日4時間、週3日でも働けば、月4万円近くのお給料になるわけなので、本業から充てている貯金にプラスして貯金できます。
もちろん本業で8万円以上貯められるのであれば、この4万をプラスするともっと早く100万円の目標に到達することができます。
私の場合ですが、本業が終わった後に副業をして、本業の給与からも合わせて月に8万〜10万円くらいは貯金していました。
4.一ヶ月の収支を記載した家計簿を作った
自分の支出を見直すことも大事です。
【関連記事】
家計簿は以下で解説しています。
→家計簿の付け方を徹底解説!お金が貯まる家計簿の5つの条件とは
節約を徹底しているつもりでも、やはり忙しい時は時間を節約するためにちょっとコンビニで食事を買ってしまったりしています。
緊急事態であればしょうがないですが、中には「今日は疲れているからご飯を簡単に済ませたい」という気持ちで購入してしまったりすることもありますが、これが積み重なると案外大きな支出となってしまいます。
私は一旦怠け癖が出てしまうと、「今日も何かご飯を買っていこう」と買い物してしまっていました。
一回やってしまうと、堰を切ったように「今日も」「また今日も」という風に繰り返してしまっていました。
家計簿に記録する習慣はなかったのですが、貯金をしようと意識してから家計簿を作ってみたところ、食費が2〜3万円近くになっていたので愕然としました。
食費は一番削れるところでもあったのでまずここから節約していくことに。
結果、1万円+少しくらいでおさまるようになり、節約できているという意識から料理をするのも楽しくなりました。
携帯でレシピサイトを参考にして、食材を使いまわして違う料理を作れるようになるので、わざわざ料理教室に通う必要もありません。
病気といった突然の出費についてはしょうがないですが、食費と交友費は削れるところです。
食費については疲れた時にでもすぐに何か食べられるようにそばやうどんなどの乾物(作るのが面倒な人はカップ麺でもいいです)を買い溜めしておくとか、余ったおかずを気持ち多めに冷凍保存しておくことで無駄遣いを抑えることができます。
冠婚葬祭などでは必須の支出として出すべきですが、そうでない普通の遊びについては本当に行く意味があるのか良く考えて行く方が良いと思います。
5.1週間の食費を決めて、決められた金額のみ持ち歩く
食費に月数万の支出がある人はこの方法を最初に試した方がいいです。
私は食費を月1万円と決めていました。週に換算すると2,500円しか使えません。
こまめにスーパーへ行くのではなく、なるべく1週間分の食材を買い込みます。その買い込んだ食材をうまく組み合わせて料理をしていました。
もちろん会社に持っていくお弁当も作っていました。飲み物も水筒持参です。
日曜日に1週間分のおかずを何品か作って、冷凍保存。おかずを作るのが面倒な時は出来合いのお弁当用の冷凍食品もうまく取り入れていました。
ご飯も一回で多く炊いてラップに包んでこちらも冷凍保存していました。朝はそれらを解凍して詰めるだけというお手軽なものでした。
これだと正味10分くらいでお弁当の準備ができます。
昼食に何か買って済ませようとすると最低でも1回で500円はかかってしまうので、これが積み重なると月に換算して1万円です。
500円で済むことはまずないので、毎日これを繰り返していると実際の出費はそれ以上ということになります。
1000円のランチを毎日のようにとっていれば2万円です。
【関連記事】
一週間のレシピは以下で解説しています。
→1週間3000円献立レシピ(二人分)で節約生活!食費が浮く買い物リスト
6.人に会う機会を減らす、必要ない人との連絡をしない
友人からの誘いに毎回乗っていると交際費も馬鹿になりません。
全ての交際費を0にとは言いませんが、遊ぶ時は「誘われたから、なんとなく」で決めてしまうのではなく、「交際費は月に○円まで」「月に○回まで」といったように上限を決めるのがいいでしょう。
またプライベートでも仕事でもそうですが、積極的に関わりたくない相手からの連絡先は消してしまったほうが、お金と時間の節約という意味でもいいです。自分にマイナスの影響を与えてくる人としょうがなく付き合って時間とお金を無駄にするよりは、プラスになる人と付き合ったほうが何倍も自分のためになります。
遊ぶ時にダラダラと相手の愚痴や恋愛話を聞くだけというのももったいないので、よっぽど仲良くもない限り理由をつけて断った方が良いでしょう。
7.健康に気を使って医療費をかけないようにする
突発的な病気は医療費がかかる原因になります。病気にならないために栄養バランスの良い食事をすることと運動することが大事です。
上記の一週間の食費でも述べましたが、決まった金額の中で食材を購入する時になるべく野菜を多めに買って料理すると良いでしょう。
栄養が偏らないように、肉や魚・大豆製品などのたんぱく質や炭水化物などを意識して買い物をしましょう。
買った物は一気に調理して何日分かを冷凍保存でも良いです。
運動も適度に取り入れて日頃の運動不足も解消しましょう。
私の場合は一日中パソコンの前に座っているような仕事をしていたので、普段の生活ではバスをなるべく使わず徒歩で行くとか、エレベータを使わないようにしていました。
小さな努力ですが、しないよりマシなのでコツコツと取り組むことが大事です。私はダイエットも兼ねていました。
これに加えて日々の手洗い・うがいも病気の予防という点で非常に大切なので、習慣づけを行うと良いと思います。
8.財形貯蓄で給料から強制的に引き落とした
ここまでは、節約方法の紹介でしたが、これからは強制的に貯金をする方法を紹介します。
正社員や会社から許可を得たアルバイト・パートが、給料から一定金額を天引きして、自動的に積立を行う制度を財形貯蓄と言います。財形には住宅財形、年金財形、一般財形の3種類があります。
一般財形は使用してもそれほど金銭的なメリットはないのですが、強制的に貯金を行いたい人には適していると言えます。貯金ができない人は自ら一般財形に申し込むことで使いすぎてしまうことを防ぐことができます。100万円貯める決意の証として利用しても良いかもしれません。
これに対して、用途が限定されてしまいますが、財形貯蓄を有効活用したい人にはお得な特典がついている住宅財形と年金財形がオススメです。
住宅財形は、その名の通りあなたの住宅の購入や増改築に充てられることになります。現金で返ってくることはありませんが、この制度を利用することで550万円(年金財形と合計で)まで課税が免除されます。マイホームの購入を検討している人は利用する価値があります。
また、年金財形は老後にもらう年金として戻ってきます。こちらも住宅財形と合計で550万円までは税金が免除されます。こちらは60歳以降に返還してもらうことができます。老後に備えて、働き盛りのうちから備えておくのもいいですね。
貯金がどうしても辛いと感じた時の対処法
我慢をして貯金をするというのは辛いものです。人によって収入状況や支出状況は異なりますので、無理な貯金計画が負担になってしまい投げ出したくなってしまう場合があります。
その場合は、以下の4つを考えてみてください。
1.お金を掛けない趣味を探す
我慢ばかりでは、貯金を長く続けることはできませんので、娯楽や趣味を持つことも時には大切です。ネットサーフィン、ウィンドウショッピングなどを始め、お金を掛けない趣味は探せばきっと見つかります。
2.自炊で外食の味を再現できるように工夫する
質素な食事ばかりでは気が滅入ってしまうこともあります。でも美味しい外食は自炊よりもお金が掛かることが多いですよね。安上がりな食材から、お店レベルの料理を作れるようになれば、食費を抑えながら満足度の高い食事をすることも可能です。
3.期間限定で我慢してみる
貯金が辛いと思ったときは期間を決めて我慢をするのもいいかもしれません。厳しい貯金生活がずっと続くと考えてしまうと、それだけで気が滅入ってしまうことがあります。
4.目標達成期限を延長する
達成を急ぎすぎて、計画にしわ寄せが来ることがあります。期間どおりの達成が難しいと感じたら目標の達成を先送りにしましょう。あくまで大切なのは目標の達成です。
こちらの記事も参考にしてみてください。
まとめ
いかがでしたか?
100万円を貯めるには何事もコツコツと行うことが大切です。宝くじでも当たらない限り、一朝一夕で貯金することはできません。
私の場合、貯金額が50万円くらいになってくると毎月の目標貯金額を銀行口座に預金した時の爽快感が最高でした。目標額以上の金額だとなおさらそう感じます。
目標を達成することでさらに「私は目標を達成できる人間だ」というふうに満足することができます。これは貯金だけでなく、日々の勉強や自分磨きなどにも共通して言えることです。
小さな目標を達成していくことが大きな成功への確実な道なのです。
たった7つのことを意識して行動するだけで100万円はするすると溜まっていきます。
100万円の大台を越えると、その頃には自分が貯金マスターになったような気分になります。
100万円貯金した人は、その後の貯金も難しく感じなくなると言われていますので、100万円を貯金したあとはぜひ200万、300万と貯金に励んでみてはいかがでしょうか。
転ばぬ先の杖ならぬ、転ばぬ先の100万円です。
コツコツとやっていきましょう!
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