クラウドワーカーとは?月収や職種など初心者が稼ぐための知識まとめ
Web上の仲介サービスであるクラウドソーシングの登場によって「クラウドワーカー」という働き方に興味を持つ人が増えました。
クラウドワーカーとして稼げるようになれば、働く場所や時間に縛られることなく、自由な働き方ができるようになります。とくにWeb上で完結する仕事を生業にしている人であれば、クラウドワーカーは魅力的なワークスタイルだと考える人も多いでしょう。
でもこれまで、本格的にWeb上で仕事を受注したことがない初心者には、不安なことも多いと思います。
今回は最近話題の「クラウドワーカー」に興味がある人に、知っておいてほしい情報をまとめました。この記事を読めば、働き方の幅がきっと広がりますよ。
また、もしあなたが本業の他に「副業にも本気で取り組みたい!」と思うのであれば、弊社が運営するオウンドメディア構築塾(OMC)もぜひ検討してみてください。
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目次
「クラウドワーカー」とはどんな働き方?
クラウドワーカーとは「業務を受注する際にクラウドソーシングを通じて受注し、その業務に取り組むことで働く人」のことです。
実際にやり取りされる仕事内容には
・デザイン
・データ入力
・ライティング
・システム開発
・Webデザイン
・アイディア募集
・音楽デザイン
などがあります。
始める際に資格はいらないので、主婦がお小遣い稼ぎの目的で、あるいは会社員が副業として取り組めます。または退職したシニアも、クラウドワーカーになることが可能です。
クラウドソーシングとは
では、そもそもクラウドソーシングとは一体何でしょうか。
クラウドソーシングとは、不特定多数の発注者と受注者を集めて、サービス・アイディア・コンテンツ等の必要とされるものを取得するために、そのプロセスをネット上で仲介するサービスです。
発注者と受注者は、クラウドソーシングを利用することで、個別に直接やり取りせずに発注・受注することが可能となります。
クラウドワーカーの年収
クラウドワーカーの平均年収は、186万円です。これは月額でいうと15万5千円となります。
しかし、働き方によってその差は大きく、副業などとして働いている方の年収は74万円、自営業などとして働いている方の年収は356万円です。
その差はおよそ5倍となっており、差が大きいことが見て取れますね。
(参考URL「シニアガイド」:https://seniorguide.jp/article/1115895.html)
クラウドワーカーには、主婦の方がお小遣い稼ぎとして働いていたり、会社員の方が副業として取り組んでいたりと、副業としての働き方があります。
もちろん、その取り組み方にもよりますが、副業などとして取り組んでいる方の平均年収が74万円ということは、月額にすると6万1千円ほどです。
それを考えると、副業で6万1千という金額は結構稼げるといえますね。
また、自営業などとして取り組んでいる方の平均年収は356万円ということは、こちらも月額にすると29万6千円ほどです。この金額を見ても、結構稼げるということがいえます。
全体の平均年収を月額にした金額は15万5千円と、田舎の1人暮らしには十分な金額ですし、クラウドワーカーとして仕事をすると稼げるということがいえますね。
クラウドワーカーの職種
では、クラウドワーカーの職種には、どのようなものがあるのでしょうか。
まず、文章系なら・データ入力・ライティング・翻訳などがあります。
また、Web関係なら・Webデザイン・ホームページ作成などもありますね。
後は、気軽にできるものでしたら・商品やサービスに対するネーミング・インタビュー音声などの文字おこし・資料作成・アンケートなどがあります。
反対に、専門知識を活かせるものでしたら・プログラミング・専門知識が必要なライティング・事務のサポートなどもありますよ。
クラウドワーカーの問題点と対策
こうしてみるとクラウドワーカーはいいことばかりなのかと思うかもしれませんが、実はクラウドワーカーには、問題点もあります。
問題点と対策1:発注者とのコミュニケーション
まず、クラウドソーシングを利用して仕事ができるというのがクラウドワーカーになるメリットであるといえますが、その分発注先であるクライアントとのコミュニケーションが取りにくいという点です。
クラウドワーカーは、直接クライアントとコミュニケーションを取るのではなく、ネット上で、メッセージ機能やSkypeなどを利用してコミュニケーションを取ります。
メッセージ機能において、お互いに稼働時間外にメッセージを送信し合ってしまうと、どうしてもやり取りに時間がかかってしまいます。そのため、時間的なロスが生じることは避けられません。
またメッセージ機能となると、声ではなく文字でのやり取りとなり、相手の顔も見えませんので、内容の意図を理解しづらい時もあります。
文章でのやり取りが苦手な方は要注意ですね。
ですが、しっかりと丁寧に文章を読んで、相手の意図をきちんと理解できれば、大きく食い違うということもありません。
時間的なロスさえ見逃せるなら、あまり心配し過ぎることはないですね。
問題点と対策1:クライアントに問題があるケース
次に問題点となるのは、問題ありのクライアントに当たる可能性があるというところです。
初めてのクライアントから受注する場合には、その方がどういう方かということは分からない状態ですよね。
そのため、いざ仕事をするといった段階になって初めて、メッセージが返って来ないなどの問題が生じる場合があります。
更には、仕事に取り掛かって納品しても、本当は納品できる成果物であるのに何度も修正を依頼した挙句却下するクライアントもいます。
何度も変更点を加えてきて、契約した金額に見合わない作業量を要してくる場合もあるでしょう。
きちんと作業をして納品日までに納品もしたのに、報酬を支払ってくれないこともあるのです。
このようなクライアントに当たらないためには、どうしようもないのかというと、実はある程度避ける方法もあります。
クラウドソーシングのサービスを提供するサイト上で、クライアントの情報を得る方法です。
クライアントのプロフィールを見ることができますし、今までの評価も見ることができます。
そこで、あまりに評価の低いクライアントであったら、受注しないことです。
それによって、問題のあるクライアントに当たることを少しでも避けることが可能となるのです。
100%避けることは難しいですが、一度素晴らしいクライアントに恵まれたら、継続して案件を受注することもできます。
新しく受注したい場合には避けられない問題点かもしれませんが、慎重に選定すればある程度は避けられますし、こちらもクラウドワーカーになることを諦める程の問題点にはなりません。
問題点と対策1:プロに比べると相場が低い
最後は、プロの視点から考えると、仕事の相場が下がるということです。
クラウドソーシングで発注する方は、プロでなくても良いから安く発注したいと考えて利用しているクライアントも多いからです。
しかし、初心者からすれば、取り組みたい仕事を極めて低いハードルで受注できます。
これまでプロとして同じ仕事を受けていた方には問題点となる相場の下落ですが、初心者の方にはチャンスとなるといえますね。
クラウドワーカーになるには
そんなクラウドワーカーですが、クラウドワーカーになるには、どのような方法があるのでしょうか。
それには、クラウドソーシングサービスに登録するという方法があります。
クラウドソーシングサービスには「クラウドワークス」や「ランサーズ」など、誰でも無料で登録できるサイトが多くあるのです。
クラウドワークスとランサーズの公式サイトは以下です。
【関連記事】
クラウドワークスとランサーズは以下の記事で紹介しています。
ランサーズとクラウドワークスの違いを比較!初心者ならどっちがいい?
ここに登録すると、クライアントが発注している案件を見ることが可能ですので、それを受注するか、その案件に提案して採用されることで受注します。その受注した仕事に取り組むと、あなたはもう既にクラウドワーカーです。
副業と専業どっちがおすすめ?
クラウドワーカーになる場合、副業として取り組むか、専業として取り組むか、悩みますよね。
これについては、まずは副業として取り組んだ後で、いけそうなら専業にする、という方法をおすすめします。
自分がクラウドワーカーとして稼げるかどうか見極めもせずに、いきなり専業として取り組んでしまったら、もし稼げなかった時にリスクとなりますよね。
専業のクラウドワーカーになりたい場合でも、まずは副業として始めてみるところからスタートしましょう。
また、既に気に入っている本業があって、クラウドワーカーもやってみたいという方は、副業として取り組むのが良いでしょう。
即ち、専業クラウドワーカーを目指す場合には、副業から始めて、やっていけそうなら専業に切り替える方法が最適です。
反対に、専業にするとフリーランスになるけれど、どこかしらとは雇用関係を保っていたい方で、自分の得意なことで副収入を得たいという場合には副業として取り組むという方法が最適となります。
クラウドワーカーの評判
では実際にクラウドワーカーとして仕事をする際に、その評判はどうなのか気になりますよね。
これは、先に述べた問題点と重なる部分ですが、やはりプログラマーなどの専門知識が必要な内容を受注する時は、その単価の低さが気になるようです。
職業としてプログラマーをしている方が、クラウドワーカーとしてプログラミングをする時には、割に合わないと感じる単価のようですね。
(参考URL「Yahoo!知恵袋」:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14190474584?__ysp=44Kv44Op44Km44OJ44K944O844K344Oz44KwIOOBqeOBhg%3D%3D)
しかしその場合でも、クラウドワーカーとして経験を積むことで単価を上げることは可能ですので、ずっと低い単価で受注しなければいけないということはありません。
また、ライティングは書くスキルや日本語力、Webデザインなどはホームページ作成能力があればできます。
しかし未経験で挑戦したい場合には、企業に入ってということになると、どうしてもハードルが上がります。
WebライターもWebデザインも求人はありますが、未経験で入るためにはポートフォリオを豊富に用意するなど、大変な努力が必要ですよね。
しかしクラウドワーカーとしてなら、全くの未経験から、自分で仕事を受注すればそれでWebライターもWebデザインもできますので、魅力的な働き方であると評価できます。
実際に未経験でWebライターやWebデザイナーを名乗る方で、このような恩恵を受けている方は多くいらっしゃいますよね。
単価が低いなどの評判はありますが、それは経験で補えることですので気にする必要はありません。
それよりも、未経験でもなりたい職種を名乗れるという恩恵を受けた方が良いですね。
クラウドワーカー初心者が稼ぐための考え方
クラウドワーカーとして初めてお仕事を受注するのは、けっこう勇気がいることだと思います。そんな初心者はどんなことに気をつけて、クラウドワーカーをはじめればよいのでしょうか。
クラウドワーカー初心者が稼ぐためには以下の2つが重要です。
・最初から高い案件を狙わない
・とにかく経験を積む
最初から高い単価の案件だけを狙おうとしてはいけません。
もちろん、高い単価の案件に挑戦することは非常に素晴らしいことです。
しかし、そればかりを狙ってしまうと、案件を受注するまでに時間を要してしまい、いつまで経っても稼げるようにはなりません。
クラウドワーカーが稼ぐためには、案件の受注を獲得する必要がありますが、案件を受注するには、その案件に提案することが必要です。
高い案件ばかりを狙うと稼げないのは、案件を探したり、提案したりしている時には、報酬は全く発生しないからです。
それなら、初心者でも提案が通りやすい、安い単価の案件を少しでも受注して、100円でも1,000円でも稼いだ方が賢明ですよね。
そのようにして、安い単価の案件をどんどん受注し、経験を積むのです。
経験を積んだら、次第に高い案件の提案も通るようになってきます。
即ち、最初は安い単価の案件をこなしながら経験を積みつつ、その間にも高い単価の案件の提案に挑戦する、という考え方で取り組むのが最適です。
クラウドワーカー初心者が稼ぐための手順と知識
では具体的に、クラウドワーカー初心者が稼ぐためにはどのような手順と知識で稼げば良いのかをご説明します。
応募から報酬受け取りまでの流れ
まず、実際に案件に応募してから報酬を受け取るまでの流れをご説明します。
(使うサービスやクライアントによっても多少異なります)
1.案件を探す
まず、案件を探さなければ何も始まりません。
利用するサービスのサイトを見て、自分ができそうな案件を探します。
ライティングの仕事をするのならライティングの項目から、翻訳の仕事をするのなら翻訳の項目から、Webデザインの仕事をするのならWebデザインの項目から。
このように、やりたい仕事の項目から、できそうな案件を探します。
2.案件に提案
タスクなどの単純作業なら、その案件をすぐに受注して仕事を始められます。
しかし、クラウドワーカーとしてある程度の収入を得ようと思うと、プロジェクトなどの大きな仕事を受注する必要もあるでしょう。
そして、例えばプロジェクトを受注しようと思っても、誰でも受注できるわけではありません。
そのプロジェクトには多数若しくは複数のクラウドワーカーが提案して、提案を選ばれた人がそのプロジェクトを受注できるのです。
そのため、自分がやりたいと思ったプロジェクトには、「提案」をする必要があります。
3.案件に採用される
締め切りまで待つか、若しくはそれよりも早く案件に採用されたら、サイトからお知らせがあったり、クライアントからメッセージが届いたりします。
「あなたに任せようと思うのですが良いですか」など、契約内容の確認を含めたメッセージが届く場合もありますね。
4.クライアントから契約内容が届く
間違いなくその案件を受注するとなり、それをクライアントに返信すると、クライアントからサービスの機能を介して契約内容が届きます。
この時、大抵クライアントから、「契約内容を送ったので承諾をお願いします」というメッセージも届くので要確認です。
契約内容を確認して受注
その契約内容には、仕事内容や報酬などが書かれているので、しっかりと確認をして、承諾の作業をします。
5.クライアントからの仮払いを待つ
後は、クライアントが仮払いを行ってくれますので、それを待ちましょう。
それまでにできる作業は行っても良いですが、万が一キャンセルという可能性もゼロではありませんので、仮払いがなされてから作業に取り掛かるのが賢明です。
6.仮払いがなされたら業務開始
仮払いがなされたら、いよいよ実際に仕事に取り掛かります。
納期に気を付けながら、責任を持って誠実に取り組みましょう。
7.完成したら納品
案件が完成したら、指定された納品方法にて納品し、クライアントに連絡します。
8.クライアントがチェック、必要に応じて修正を行う
納品したらそれで終わりではなく、クライアントの要望に応じた成果物となっている必要があるので、それをクライアントがチェックします。
もしそのまま納品を認めてもらえれば完了ですが、修正が必要な場合も珍しくはありません。
その際は、クライアントの修正依頼内容をよく理解した上で、丁寧に修正を加えます。
9.再度納品
修正が終わったら、再度納品しましょう。
まだ修正が必要な場合もありますし、これにて納品ということもあります。
10.クライアントが成果物を認める
いくつかのやり取りの後、クライアントがこれにて納品ということになれば、この案件についてやるべきことは完了です。
11.完了の作業をして入金を待つ
必要であればサービスのサイト上で完了の作業を済ませます。
後はクライアントからの入金を待つのみです。
12.報酬が入金される
間もなくして、クライアントからの入金があります。
この入金は、指定口座に出金することができます。
その口座から実際に引き出すことで、報酬を受け取れるという流れになりますね。
案件を選ぼう
では、案件について少し詳しく述べます。
これまでの内容で「単価が高い案件」と「単価が安い案件」という言葉が何度か出てきていますが、これらについて具体的にご説明しますね。
単価が高い案件
まず単価が高い案件というのは、例えばライティングの場合、1文字当たり2~3円くらいの単価であれば、単価が高い案件であるといえます。
クラウドワーカーであれば高い案件を受注したいのは、言うまでもありませんね。
しかし、単価が高い案件には提案が殺到し、経験者の提案が通りやすいのが現実です。
そのため、クラウドワーカー初心者であれば、この案件ばかりを狙うのは賢明でないと述べました。
経験を積んでいくと、単価が高い案件も受注できるようになるので、初心者の内は単価が高い案件は「挑戦する」にとどめるのが得策です。
しかし、いつまでも控えていては、低い単価のまま仕事をすることになりますので、あくまで「挑戦」し続けることは大切です。
単価が安い案件
単価が安い案件というのは、例えばライティングであれば、1文字当たり1円未満の案件ですね。
ただ、1文字当たり0.8円程度であれば初心者には嬉しい単価であり、0.5円でも喜んで取り組むべき案件です。
0.3円になると少し苦しく、0.2円まで下がると経験を積むために割り切って受注するというイメージとなります。
しかし初心者であれば、やはり単価が安い案件でも積極的に受注して経験を積むべきです。
そのため、よほど安すぎる案件でない限りは、安い案件でもどんどん提案して、経験を積むのが賢明ですね。
クライアントを選ぼう
では、できそうな案件があったら、どんな案件でも受注していいのかというと、そうでもありません。
案件を決めたら、その案件を発注しているクライアントに注目してみましょう。
クライアントの情報は、利用しているサービスのサイト上で、プロフィールや評価などを確認することで得られます。
クライアントの中には、取り引きしやすいクライアントもいれば、取り引きすべきではないクライアントもいるのです。
取り引きしやすいクライアントの特長
では「取り引きしやすいクライアント」の特徴とはどんなものでしょうか。
1.メッセージのやり取りがスムーズ
取り引きしやすいクライアントの特長としては、まず第一にメッセージ等のやり取りがスムーズであることが挙げられます。
せっかく案件を受注しても、メッセージが進まなければいつまで経っても仕事を開始することができず、困ってしまうからです。
2.修正点の指摘がわかりやすい
第二に、修正点を分かりやすく提示してくれることです。
クラウドワーカーにとって、報酬の源は成果物ですよね。
そのため、1つの案件に多くの時間を取ってしまうと、効率的であるといえません。
そこで、納品したものを修正する際には、どこをどう修正すれば良いのかを分かりやすく提示してくれると、修正がスムーズにいきます。
結果として、無駄な時間をかけずに仕事することができます。
3.納品物の良い点と悪い点両方を述べてくれる
第三に、納品した内容について、良い点も悪い点も述べてくれることです。
納品した成果物に対して、何のコメントも無く処理をされても、クラウドワーカーは不安になりますよね。
そこで、「ここが良かった」「ここをこうするともっと良かった」などという言葉を添えてくれるクライアントさんは、自分の成果物に対する評価が目に見えて、取り引きしやすくなります。
お互いの信頼関係も築けますよね。
4.手続きがスムーズ
第四に、あらゆる手続きがスムーズであることです。
早く仕事に取り掛かりたい時、すぐに仮払いがなされると、クラウドワーカーは安心して気持ちよく仕事に取り掛かれます。
また納品してOKをもらったあと、すぐに報酬の入金がなされると、同様に大変安心しますし、気持ちいいですよね。
またこのクライアントの案件を受注したい。
そう思えるのが、取り引きしやすいクライアントです。
取り引きすべきではないクライアントの特長
では反対に、取り引きすべきではないクライアントの特長には、どのようなものがあるのでしょうか。
1.単価が安すぎる
まず第一に、内容に対して単価があまりに安い案件を発注していることです。
誰にでも取り組めて、初心者が受注しやすい内容であればまだ良いのですが、明らかに専門知識を要するのに安すぎる単価で発注しているクライアントは、悪質である可能性が高いからです。
2.指示内容がわかりにくい
第二に、指示内容が分かりにくいことですね。
修正点を曖昧に指示しておいて後でガラリとその内容を変えてきたり、やってと言われたからやったのに、やはり不要だったと言ってきて無駄になったりすると、クラウドワーカーは困ってしまいます。
そのため、指示内容が曖昧であったり、ころころと変わったりするクライアントは、取り引きすべきではないですね。
3.やり取りが遅い
第三に、あらゆるやり取りが遅すぎることです。
クライアントも忙しいですし、会社様でしたら営業日もありますので、ある程度時間差が生じるのはもちろん全く問題のないことです。
しかし、いつまで経っても返信がこないとなると、せっかく受注している案件なのに、その仕事が滞ってしまいますよね。
そのため、やり取りが遅すぎるクライアントとは、取り引きすべきではないといえます。
4.手続きが遅い
第四に、あらゆる手続きが遅いことです。
案件を受注すると決めて双方合意したのに、いつまで経っても仮払いがなされない。
また、納品してこれでOKと言われて完了の手続もしたのに、いつまで経っても報酬が入金されない。
こちらもある程度の時間差はもちろんありますので、「いつまで経っても」なされない場合になります。
このようなクライアントは、報酬がきちんと受け取れるか危うい取り引きとなりますので、避けるべきです。
もちろん、途中で放棄するとまた新たな問題が生じますので、出来る限り取り掛かってしまった案件は完遂して、その後の継続案件は丁重にお断りするということになります。
初心者におすすめのクラウドソーシング5選
では実際に、初心者はどのクラウドソーシングサービスを利用すれば良いのでしょうか。
具体的に5つご紹介します。
1.クラウドワークス
クラウドワークスはこちら
まず第一に、クラウドワークスですね。
クラウドワークスは、クラウドソーシングサービスとして、後に述べるランサーズと並ぶ代表的なサービスです。
日本最大級のサービスであり、多くの案件が掲載されているので、初心者でも案件を見つけやすいという点でおすすめです。
また、大手サービスであるというだけでも、初心者は安心して利用できますね。
2.ランサーズ
ランサーズはこちら
ランサーズは、先にも述べましたが、クラウドワークスと並ぶ、日本最大級のクラウドソーシングサービスです。
ランサーズは、特にライティングを行いたい場合には非常に多くの案件があり、取り引きしやすいクライアントさんも多数発注されているので、初心者におすすめです。
また、ライティングに限らず多くの案件が発注されていますし、大手ですので、初心者でも安心して利用することが可能ですよ。
3.Bizseek
Bizseekはこちら
Bizseekが初心者におすすめの理由は、何よりもシステム手数料が安いことです。
クラウドソーシングで仕事をする以上、どうしてもその利用するサービスで、手数料が発生してしまいます。
その手数料が痛いから、クラウドソーシングサービスの利用をためらうフリーランスの方もいるほどです。
特に初心者は報酬が安くなることが多いので、初心者にとって、システム手数料が安いBizseekはおすすめですね。
4.Craudia
Craudiaはこちら
Craudiaは、登録会員が国内最大級のクラウドソーシングサービスです。
こちらもシステム手数料が安いという点で、初心者におすすめです。
5.ココナラ
ココナラはこちら
ココナラは、上記4つのサービスとは少し異なり、自分の成果物を予め「出品」して報酬を受け取るサービスとなっています。
いきなりクライアントから仕事を受注するのはプレッシャーが大きすぎるという初心者の方は、ココナラで出品してみて自信をつけることもできるので、おすすめです。
これからの副業時代で大きく稼ぐためには?
弊社では、主にオウンドメディアと呼ばれるWebサイト(ホームページ)で、安定的に稼ぐ方法を教えています。
Webサイトで稼ぐ方法を知りたい場合は、無料で学べる動画講座を用意していますので、ぜひ登録してみてください。
まとめ
今回はクラウドワーカーという働き方についてまとめました。
完全にフリーランスでなくても、副業でクラウドソーシングを利用すれば、本業の収入にプラスして副収入を得ることが可能です。そこから徐々にフリーランスを目指すこともできるので、今「クラウドワーカー」という働き方に出会ったのは、あなたにとってプラスの面が大きいでしょう。
ぜひこれからクラウドワーカーとして、よいクライアントさんを探していってください。
また、もしあなたが本業の他に「副業にも本気で取り組みたい!」と思うのであれば、弊社が運営するオウンドメディア構築塾(OMC)もぜひ検討してみてください。