クラウドソーシングとは?お仕事の種類や初心者が稼ぐコツをわかりやすく解説
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在宅でお小遣いを稼げる便利な仕組みとして認知されている「クラウドソ-シング」。
クラウドソーシングは、比較的新しい働き方であるため、正確な定義や仕組みを理解している人は意外と少ないかもしれません。そのため、本業以外に収入を得た経験がない場合は、クラウドソージングの活用に抵抗感や不安感を覚えることも多いのではないでしょうか。
今回は「クラウドソーシング」を安心して活用できるように、正確な定義やお仕事の種類、おすすめのクラウドソーシングサービスを解説します。
また後半では初心者が稼ぐためのコツや考え方も解説します。
この記事を読めば、初心者でもクラウドソーシングを使いこなして稼ぎやすくなるでしょう。
目次
「クラウドソーシング」とは?
まずは、クラウドソージングというものがいったい何を指すのか説明したいと思います。
クラウドソーシングを一言で言い表すと「オンライン上でたくさんの人に業務発注すること」です。
かつては従業員によって実施されていた業務を、ネット上のたくさんの人々に分配して行ってもらうことでコストを下げ、効率的に仕事をしようという考え方です。
クラウドソーシングのメリット・デメリット
クラウドソージングという仕事をまだイメージできていない場合は、どんなメリット・デメリットがあるのか、気になることもあるのではないでしょうか。
そこで、ここからは、クラウドソージングのメリットとデメリットを紹介していきます。
クラウドソーシングの3つのメリット
クラウドソーシングで得られるメリットはとても大きいです。
主に下記のようなメリットがあります。
1. 資格やスキルを活かせる
英語が得意な人は「翻訳業務」、文章を作ることが得意な人は「ライティング業務」など、スキルを活かせる案件を自分で選べます。
また、分野ごとの専門知識を持っている方は大変重宝されます。
2. 完全に在宅ワークで仕事ができる
多くの案件がパソコン(一部はタブレットやスマホでも可能)さえあれば仕事ができます。自分のデスクを持つ必要も、通勤時間を気にする必要もありません。
3. スキマ時間もお金に変えることが出来る
主婦や学生さんなど、1日の作業量に大きくばらつきが出てしまう人でも問題ありません。案件ごとに契約して納期を設定するので、その中で完結できれば良いのです。
1日にまとまった作業時間を確保できない人でも安心して仕事ができます。
仕事内容から作業時間まで、すべて自分でスケジューリングするのがクラウドソーシングです。慣れるまではちょっと大変だと感じるかもしれませんが、まずは気負わずに始めてみるとよいでしょう。
クラウドソーシングのデメリット
メリットがあれば、デメリットももちろんあります。
短時間で大きく稼ぐことが難しい
「短期間で大金を手にしたい」人には不向きな働き方です。
主な理由としては、
・「実績=実力」の世界なので、コツコツと小さな実績を積み上げていくことが必要
・始めたばかりで実績の少ない時は、単価の高い仕事は受注できないことが多い
といった2つの点によって、安定した収入を得られる様になるまでには、短くても半年〜1年程度はみておく必要があります。
もちろん、例外的に最初の1ヶ月で何十万と稼ぐ人もいらっしゃいますが・・・。
まずは、月に1万円稼ぐことを目標に据えて長い目でみていく方が良いでしょう。
クラウドソーシングの仕事内容
では、ここから比較的メジャーな仕事内容をいくつかご紹介します。
自分のスキルが活かせそうなものを探してみてください。
システム開発
システム開発の仕事は
・サイトの機能改修
・WEBベースの業務ツール
・フォーム設置
・システム管理や保守
・バグ報告からアプリ開発
というように、かなりたくさんの分野が集結しています。
専門知識が求められるため、単価が高い傾向にあります。
大学などでこういった知識を得た人も多いと思いますので、ぜひ活かしてください。
ライティング・ネーミング
ライティングとは、ブログ記事・商品説明欄・レビューなどをクライアントさんが求める文字数、形式で納品する仕事です。
このほかにも配信用メルマガ作成やインタビューなどもあります。
クライアントさんによって単価設定がまちまちなので、割りに合わない!と感じてしまうものもあるのが実情です。
しかし、納品物を気に入ってもらえれば単価がアップしたり、継続的に仕事を頂けたりと良い面もあります。
また、ネーミングは会社や商品などの名前をつける仕事です。選ばれた1人にのみ報酬が発生するため、簡単な道のりではありませんが、単価は良いものが多いですね。
デザイン作成
デザイン作成には、ロゴやイラストの作成、チラシ作成などのお仕事があります。またLINEスタンプなどの依頼が出ることもあります。
この分野も専門性が必要とされるため、単価は高い傾向です。
翻訳
ビジネス文書の翻訳や、工場で使われる機械のマニュアルなどを依頼された言語へ翻訳するお仕事です。
ホテルやテーマパークなどでよく使う用語をまとめたものを翻訳する依頼もよく出ていますね。
ビジネスのグローバル化を図りたいクライアントさんは多いです。
英語・英文の翻訳や中国・韓国語の翻訳などができる場合は活躍できるでしょう。
募集される言語は多岐に渡りますが、1番多いのはやはりビジネス英語です。
専門用語なども絡むので、1ワードあたりの単価も高く、高収入が期待できるでしょう。
タスク・作業
タスク・作業の仕事は、
・データ収集
・テープ起こし
・文字起こし
・アンケート
・モニター
・出品/購入代行
といったものがあります。
資格やスキルがなくとも始められるお仕事の代表と言えるジャンルです。
500文字のレビュー1件で◯◯円などと設定されているので、やった分だけ収入になります。
アンケートやモニターも同じように1回答あたりで報酬が設定されていますね。
出品代行などはWebショップのオーナーさんがよく依頼しています。
こちらも100件出品で◯◯円、といった具合です。
クラウドソージングは稼げない?平均年収を紹介
「クラウドソージング」と検索すると「稼げない」というワードが出てきます。
どれだけ魅力的なお仕事であっても収入にならないのであれば、続けられません。
そこで、クラウドソージングでお金を稼いでいる人の平均年収を調べてみました。
クラウドソージングの最王手とも言える「ランサーズ」が2018年に行った調査結果では、クラウドソージングでお金を稼いでいる人を4タイプに分類し、その分類ごとに平均年収を出しています。
①自営業系独立オーナー・・・平均356万円②自由業系フリーワーカー・・・平均157万円
③複業系パラレルワーカー・・・平均154万円
④副業系すきまワーカー・・・平均74万円
(フリーランス調査2018年より引用:https://www.lancers.co.jp/news/pr/14679/)
また、この4タイプを全て含めた平均は186万円です。
ただ、年間で1,000万円以上稼いでいる人もいますので、自分の価値をいかに高めていけるかによって収入は大きく変わってくるでしょう。
1番年収の少ない④の副業系すきまワーカーでも月収にすると約6万円ですので、ちょっとしたお小遣い稼ぎや収入の足しになると考えるのであれば、魅力的な世界だと思います。
ただ、この数字はあくまでも平均なので、初月から6万円稼ぐには綿密な計画的があっても厳しいかもしれません。
クラウドソーシングは、コツさえつかめばコンスタントにお仕事を受注できますので、3〜4ヶ月もすれば収入は安定してきます。
自分のライフバランスに合わせて調節していきましょう。
クラウドソーシングで稼ぐコツ5選
では、クラウドソーシングで稼ぐコツをご紹介していきます。
これは実際に私が行なっている方法ですので、ぜひ真似してみてください。
1.実績を作る
この記事の中で何度も書いていますが、クラウドソーシングにおける収入は実績と比例します。
実績は仕事を受けることでしか増やせないので、まずは単価が低くても「実績作り!」と思って片っ端からやりましょう。
オススメの仕事は、タスク作業です。
初心者でも無理なく実践することができます。
まずは、書けそう!というジャンルに絞ってとにかく書く!
実績が10以下では話にならないと思って、行動しましょう。
2.アピールポイントを作る
クラウドソーシングの世界では自分と似たり寄ったりのスキルを持った人がゴロゴロいます。少しでも差別化してクライアントさんから選んでもらえるようにしましょう。
最初のうちは得意なこともまだしっかり分かってない状態だと思いますので、当たり前のことは100%完璧に、当たり前に行いましょう。
これだけで印象はだいぶ違います。
具体的には
「納期より若干の余裕を持たせた納品」
「返信は◯時間以内に返す」
などです。
こういうことをプロフィールの1番上に書いておいたり、仕事の提案をするときに必ず書いておくようにしましょう。
3.プロフィールや提案文章は本気で作ったものをテンプレート化させる
クラウドソージングにおいて、プロフィールはクライアントさんがあなたを知るための大切な場所です。
書けるだけ詳しく書いておきましょう。
これまでの職歴やスキル、受けた仕事など。
プロフィールなんて誰も読まないだろうと侮ってはいけません。
私は、「プロフィールに◯◯の経験ありとあったので・・」と連絡が来たことがあります。
それも、1度や2度ではありません。
また、お仕事を受注するために行う提案作業ですが、いちいちゼロから考えていてはかなり非効率です。
クライアントさんが知りたい項目はだいたい共通しています。
・募集内容に類似した仕事を受けたことがあるか
・どのくらい仕事量を振れるか
・簡単な自己紹介
・過去の納品物
・ポートフォリオなど実力を示すものの有無(URL添付)
などです。
1時間ぐらいかけてじっくり書き上げたものを保存しておいて、提案ごとに微調整しましょう。初心者でも熱意のこもった提案は採用してもらえます。
4.分野を絞って仕事を受注する
最初の頃はタイピングもそこそこ、調べるのにも時間がかかるといった場合が多いです。そのため、自分の中にある知識でできる仕事に絞りましょう。
例えば、ライティング業務と一括りになっていても募集されている内容は様々です。
テレビをよく見る人なら「◯◯番組の感想を〜」といったものなら書きやすいですし、エステや美容について詳しい人ならそう言ったもののレビューをするのも良いですね。
自分の職歴や趣味から実践できそうな分野を絞っておくと良いでしょう。
5.スキルはたくさん持つ
最初の方で、武器は自分自身と書きました。
自分で持っている武器が多ければ多いほど有利に戦えます。
自分ではスキルとも思っていないものが役に立つこともあります。
「過去に◯◯業界で働いていた」
「過去に◯◯が好きだったのですごく詳しい」
なども立派なスキルです。
狭くて深い分野ほど重宝されますので、いま一度自分のスキルを洗い出してみましょう。
初心者におすすめのクラウドソーシング5選
では、ここからは初心者でも仕事がしやすいサイトを5つ紹介したいと思います。
最終的にはひとつのところで絞って活動するのをオススメしますが、5つとも基本的にユーザー登録は無料ですので、様子見もかねて全部登録してみるのも良いでしょう。
集まっている案件や仕事の報酬などもサイトによってばらつきがあります。
最初のうちは視野を広く持って、複数のサイトを見てみてください。
1.ランサーズ
ランサーズはこちら
クラウドソーシングと検索すれば、まずヒットしてくるサイトです。
募集される仕事の多さは随一でしょう。
その分、ランサーズで仕事を求める人も多いので競争もありますが・・・。
初心者ならまず登録しておくべきサイトです。
誰でもこなせるタスク業務から専門性の高いWeb開発まで、ありとあらゆる仕事が集まります。
手数料は5〜20%と安くはありませんが、これはいわば安心料と思っておきましょう。
エスクロー(仮払い)制度が導入されているので、未払いなどの不安もありません。
本人確認制度もあります。オンライン上で仕事をするリスクも、ここなら最大限に払拭できます。
【関連記事】
ランサーズは以下の記事で紹介しています。
ランサーズとクラウドワークスの違いを比較!初心者ならどっちがいい?
2.クラウドワークス
クラウドワークスはこちら
ランサーズとしのぎを削っているサイトですね。
新聞や各種メディアで紹介されるなど注目度が高いです。
手数料は5〜20%でこちらも安くありませんが、安心料ですね。
ライティング業務の案件が多く集まっている印象があります。
エスクロー(仮払い)制度・評価制度ももちろん導入されていますよ。
ランサーズとクラウドワークスを両方経験してみて、最終的に自分に合う方で仕事をしている方も多いです。
3.サグーワークス
サグーワークスはこちら
→サグーワークス
ライティング案件へ特化したクラウドソーシングサービスです。
全体的に文字単価はちょっと低いかな?という印象を受けますが、手数料は無料です。
また「プラチナライターテスト」というものを導入しており、これに合格すると文字単価の高い仕事の受注ができるようになります。
2回ほどで合格したという方が多いので、物は試しと受けてみるのも良いでしょう。
「プラチナライターテスト」を受けなくても受注できる仕事は沢山ありますので、まずは経験を積んでから・・・というのももちろんありです。
【関連記事】
サグーワークスは以下の記事で紹介しています。
サグーワークスの評判・口コミと初心者が稼げない理由【プラチナライター監修】
4.Bizseek
Bizseekはこちら
→Bizseek
大手サイトよりも圧倒的に安い手数料10%!
一通りの機能は備えていて、手数料が安いというのが売りのサイトです。
取り扱われる仕事も多様ですので、大手サイトに目ぼしいものがないと感じたらのぞいてみましょう。
評価制度も導入されているので信頼の積み重ねによって、より多くの仕事を受注することができます。
5.ココナラ
ココナラはこちら
最後は、上記4つとはちょっと違ったサイトをご紹介します。
ココナラでは自分のスキルが売り物です。
イラスト作成や専門知識の伴う相談、占いなどもあります。
多種多様なスキルをサービスとして出品できることが最大の特徴です。
イメージ画像を付けたり詳細を書くことによってアピールしましょう。
また、ユニークな「おひねり」という機能もあります。
サービスを受けた側が「価格以上」だと感じた時に、追加料金を払えるというものです。
上記4つにはない斬新さが売りで、メディアにも紹介されています。
まとめ
今回は「クラウドソーシング」について正確な定義や、お仕事の種類を解説しました。クラウドソーシングは、パソコンさえあれば在宅で始められるので、副業の初心者が経験や実績を積む場としても最適です。
よいクライアント(依頼主)と出会えれば、継続的なお仕事を受けられることもあります。ぜひ失敗を恐れずに色々な募集に応募してみてください。
この記事をきっかけに、ぜひクラウドソーシングを活用してみましょう。
【関連記事】
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