5割の人がコロナウイルスやテレワークの影響で「収入が減りそう/すでに減っている」と回答!94%の人が副業したいという結果に
「月刊副業」を運営する株式会社Catch the Web(所在地:神奈川県藤沢市、代表:松井 宏晃)は、コロナウイルスの影響による働き方と収入の変化、その変化に伴う副業の実態について調査しました(対象:会社員として働く男女759名)。
その結果、5割の人がコロナウイルスの影響で「収入が減りそう/すでに減っている」と回答し、9割以上の人が収入アップのために副業をしたいことが見えてきました。
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目次
コロナウイルスによる収入と働き方の変化と副業の実態に関する調査概要
- テレワークを実施している企業は67%
- 「IT・コンピュータ」、「マスコミ・出版」、「不動産」はテレワーク実施率8割
- コロナウイルスの影響で収入減は5割に
- 「レジャー・エンタメ」、「宿泊・飲食サービス」は7割以上が収入減と回答!
- 94%の人が副業を実践したい
- とくに実践したい副業の1位は「アンケートモニター」
- 65%の人が副業でほしい月収は、月3万円〜10万円の間
- 約8割の人が副業を実践している
- 副業に取り組む時間は、1週間に「1〜5時間」の人が約半数
- 実際に副業で稼いでいる金額は、3万円以下の人が85%
- テレワークの課題は、「運動不足」が1位
- テレワークのメリット1位は、通勤時間がなくなったこと
- テレワークで便利なツールは、圧倒的にzoom
- 在宅勤務で役立つグッズは、「PC用マイク」、「Webカメラ」が多数挙げられた
- テレワークを継続したい人は約7割
- テレワークを継続したい理由1位は「通勤がない」
- テレワークを継続したくない理由1位は「非効率」
コロナウイルスの影響によるテレワークと副業の実態調査の詳細
テレワークを実施している企業は67%
会社員として働く男女759名に「あなたが所属する企業はテレワーク(在宅勤務)に対応していますか?」と質問したところ、「はい」と回答した人は67%にのぼり、33%の人が「いいえ」と回答しました。
【図1】あなたが所属する企業はテレワーク(在宅勤務)に対応していますか?
テレワークの実施率80%以上は、「IT・コンピュータ」、「マスコミ・出版」、「不動産」
「IT・コンピュータ」、「マスコミ・出版」、「不動産」の業種でテレワークを実施する企業の割合は、80%以上であることがわかりました。
逆に、 テレワークの実施率が50%以下の業種は、「医療・介護・福祉」、「建築・土木・建設」、「宿泊・飲食サービス」となっています。
【図2】テレワークを実施する企業の業種別の割合
コロナウイルスやテレワークの影響で「収入が減りそう/すでに減っている」と回答した人は5割に!
続いて「コロナウイルスやテレワークの影響で収入に変化はありましたか?」という質問に対しては、 「収入が増えそう/すでに増えている」という人はわずか2%にとどまりました。
一方で、コロナウイルスやテレワークの影響で「収入が減りそう/すでに減っている」と回答した人は全体の5割にのぼります。
【図3】コロナウイルスやテレワークの影響で収入に変化はありましたか?
7割以上が「収入が減りそう/すでに減っている」と回答!?「レジャー・エンタメ」、「宿泊・飲食サービス」
次に、業種別の「収入が減りそう/すでに減っている」と回答した人の割合について調査しました。
- レジャー・エンタメ
- 宿泊・飲食サービス
- 教育・学習支援
とくに上記のような業界で、「収入が減りそう/すでに減っている」と回答していることがわかります。
逆に、
- 不動産
- 医療・介護・福祉
- IT・コンピュータ
- 運輸・物流
という業種は、コロナウイルスによる収入減の影響が低いことがわかりますね。
【図4】業種別の「収入が減りそう/すでに減っている」と回答した人の割合
94%の人が副業を実践したいと回答
次に、「収入アップのために自宅で副業を実践したいと考えたことはありますか?」という質問をしたところ、94%の人が「はい」と回答し、「いいえ」と回答した人は、わずか6%でした。
【図5】外出の自粛要請によって自宅にいる時間が増えていると思います。収入アップのために自宅で副業を実践したいと考えたことはありますか?
とくに実践したい副業もしくはすでに実践している副業は「アンケートモニター」、「ポイントサイト」、「データ入力」
続いて【図5】で「はい」と回答した717名に対して、「具体的にどんな副業を実践してみたいですか?もしくは実践していますか?」と質問したところ、上位5つは
- アンケートモニター
- ポイントサイト
- データ入力
- 記事のライティング業務
- 投資(株式投資・FXなど)
といった結果になりました。
【図6】具体的にどんな副業を実践してみたいですか?もしくはすでに実践していますか?(複数回答可)
また「その他」を選択した人に対して、どんな副業に取り組んでみたいか、具体的な名前を回答してもらったところ、
- 日本語教師
- ウーバーイーツ
- 内職
- 単発バイト
上記の仕事とあわせて17種類が挙げられました。
【図7】どんな副業に取り組んでみたいですか? 具体的な名前を教えてください。
65%の人が副業でほしい月収は、月3万円〜10万円の間
「副業で月にどのくらいの収入がほしいですか?」という質問に対して、回答の多かった3つを挙げると、
1番:3万円〜5万円
2番:5万円〜10万円
3番:3万円以下
という結果になりました。
上記3つの割合を足すと86%となり、 9割近くの人が「3万円〜10万円」の副収入を望んでいることがわかります。
【図8】副業で月にどのくらいの収入がほしいですか?
約8割の人が副業を実践している
「副業をすでに実践していますか?」という質問に対して、78%の人が「はい」と回答し、22%の人が「いいえ」と回答しました。
【図9】副業をすでに実践していますか?
副業に取り組む時間は、1週間に「1〜5時間」の人が約半数
続いて【図9】で「はい」と回答した593名に対して、「副業を週に何時間取り組んでいますか?」と質問したところ、回答の多い順に並べると、
- 1時間〜3時間:33%
- 1時間未満:21%
- 3時間〜5時間:19%
- 5時間〜10時間:15%
- 10時間〜15時間:5%
- 20時間以上:5%
- 15時間〜20時間:2%
という結果になりました。
「1時間〜3時間」と回答した人の割合がもっとも多くなっています。
【図10】 副業を週に何時間取り組んでいますか?
実際に副業で稼いでいる金額は、3万円以下の人が85%
続いて【図9】で「はい」と回答した593名に対して、「副業で月いくらの収入を稼いでいますか?」と質問したところ、「3万円以下」と回答した人が85%でした。
また 月に20万円以上の収入を得ている人はいない結果となりました。
【図11】 副業で月いくらの収入を稼いでいますか?
テレワークの課題は、「運動不足」、「コミュニケーションが難しい」、「肩こりなどの身体の不調」が上位に挙がった
続いて【図1】で「はい」と回答した509名に対して、「テレワーク(在宅勤務)を実施してみて、どんな課題を実感したか?」と質問したところ、上位5つは
1位:運動不足になった
2位:対面のときよりコミュニケーションが難しい
3位:肩こり・腰痛など身体の不調
4位:環境が整っていないため、作業が非効率になっている
5位:収入が減る
という結果になりました。
運動不足や肩こりなど身体の不調を挙げている人が多いですね。
【図12】 テレワーク(在宅勤務)を実施してみて、どんな課題を実感しましたか?(複数選択可)
また「その他」を選択した人に対して、どんな課題を感じたのか、自由に回答してもらったところ、
- オンオフの切り替え
- 家族がいて集中できない
- 出社しないとできないタスクがある
といった回答が複数寄せられました。
【図13】具体的にどんな課題を感じましたか?
半数近くの人がテレワークのメリットで、通勤時間がなくなったことを挙げている
続いて【図1】で「はい」と回答した509名に対して、「テレワーク(在宅勤務)を実施してみて、どんなメリットを実感しましたか?」と質問したところ、上位3つは
1位:通勤時間がなくなった分、時間を有効活用できた
2位:家族と一緒にいられる時間が長くなった
3位:ストレスが軽減した
という結果になりました。
1位の「通勤時間がなくなった分、時間を有効活用できた」については、43%と半数近くの人がメリットとして実感しています。
【図14】 テレワーク(在宅勤務)を実施してみて、どんなメリットを実感しましたか?(複数選択可)
また「その他」を選択した人に対して、どんなメリットを感じたのか、自由に回答してもらったところ、
- 自分のペースで仕事できる
- コロナに感染しない
- 外食・交際費が減った
- 集中できる
- 服装がラフ
といった回答が複数寄せられました。
【図15】具体的にどんなメリットを感じましたか?
テレワークで便利なツールは、圧倒的にzoom ビデオ会議ツールが複数挙げられた
「テレワークを実践するなかで、便利だと感じたツールを教えてください」と質問したところ、ビデオ会議ツール、チャットツールが複数取り上げられました。
【ビデオ会議ツール/チャットツール】
- Zoom
- Skype
- Microsoft Teams
- LINE
- ChatWork
- Slack
- Google Meet
- Cisco Webex
また回答は少ないが
- 電子契約サービスのクラウドサイン
- 勤怠管理・シフト管理システム「ジョブカン」
- NTT東日本-IPA「シン・テレワークシステム」
- 授業支援クラウドのロイロノート
- オープンソースなチャットツールRocket.Chat
といったものも挙げられた。
【図16】テレワークを実践するなかで、便利だと感じたツールを教えてください。(複数回答可)
在宅勤務で役立つグッズは、「PC用マイク」、「Webカメラ」、「疲れにくい椅子や腰痛防止のクッション」
「ツール以外でも、在宅勤務で役立つグッズがありましたら、教えてください」と質問したところ、
- パソコンで会話できるPC用のマイク
- Webカメラ
- 疲れにくい椅子や腰痛防止のクッション
といった回答が複数寄せられた。
【図17】ツール以外でも、在宅勤務で役立つグッズがありましたら、教えてください。(複数回答可)
テレワークを継続したい人は約7割
「コロナウイルスの影響がおさまっても、テレワーク(在宅勤務)を継続したいですか?」という質問に対して、「はい」と回答した人は74%、「いいえ」と回答した人は26%という結果になりました。
【図18】コロナウイルスの影響がおさまっても、テレワーク(在宅勤務)を継続したいですか?
テレワークを継続したい理由は、「通勤がない」、「マイペースに作業できる」、「ストレスが減った」
続いて【図18】で「はい」と回答した381名に対して、「テレワーク(在宅勤務)を継続したい理由を教えてください」と聞いたところ、
- 通勤がない
- マイペースに作業できる
- ストレスが減った
といった理由が多く挙げられました。
【図19】テレワーク(在宅勤務)を継続したい理由を教えてください。
テレワークを継続したくない理由は、「非効率」、「メリハリがない」、「コミュニケーションが手間」
続いて【図18】で「いいえ」と回答した133名に対して、「テレワーク(在宅勤務)を継続したい理由を教えてください」と聞いたところ、
- 非効率
- メリハリがつかない
- コミュニケーションが手間
といった理由が多く挙げられました。
【図20】 テレワーク(在宅勤務)を継続したくない理由について教えてください。
アンケート結果のまとめと当社の所感
図3で示したとおり、 コロナウイルスやテレワークの影響で5割の人が「収入が減りそう/すでに減っている」と回答する結果になりました。
さらに業種別で見ると、「レジャー・エンタメ」、「宿泊・飲食サービス」の業種は、7割以上の人が「収入が減りそう/すでに減っている」と回答していることがわかっています。
こういった収入減の傾向が強まっていることもあり、「収入アップのために自宅で副業を実践したいと考えたことはありますか?」という質問に対しては、 約94%の人が副業を実践したいと回答しました。
また約8割の人がすでに副業を実践していると回答しており、実際に稼いでいる金額は3万円以下が85%という結果になっています。
一方で、 副業でほしい月収について「3万円〜5万円」、「5万円〜10万円」を挙げている人が全体の65%でしたので、現状では副業実践者の多くが望む金額を手に入れられていないというのが、副業に関する当社の所感になります。
また「コロナウイルスの影響がおさまっても、テレワーク(在宅勤務)を継続したいですか?」という質問に対しては、約7割の人が「はい」と回答し、テレワークの継続を望む結果となりました。
テレワークを継続したい理由としては、「通勤がない」、「マイペースに作業できる」、「ストレスが減った」という声が多く挙がっています。
しかし、一方でテレワークを継続したくない人に理由を聞くと、「非効率」、「メリハリがない」、「コミュニケーションが手間」といった問題が挙げられました。
これからも 会社としてテレワークを継続していくのであれば、コミュニケーションの手間など、非効率な部分を取り除き、仕事にメリハリをもたせる工夫が必要になってくるというのがテレワークに関する当社の所感です。
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■会社概要
名称 : 株式会社Catch the Web
所在地 : 神奈川県藤沢市湘南台1-7-9 フォーレ湘南台5階
代表取締役: 松井 宏晃
設立 : 2006年4月
事業内容 : Webマーケコンサルティング/ホームページ作成/LP作成/
リスティング広告運用/アフィリエイト集客サービス
資本金 : 350万円
URL :https://www.catch-the-web.com/