ライターの仕事とは?仕事内容や種類、初心者からなる方法とWebでの求人先も紹介
文章を書く仕事の筆頭である「ライター」。
物書きが好きで目指している人も多いでしょう。
ただ一口に「ライター」と言っても、未経験者にとって実際の種類や仕事内容を正確にイメージできる人も少ないのではないでしょうか。
今回の記事では、ライターの仕事について未経験者にもわかりやすいようにまとめました。ライターの仕事内容だけでなく、実際に始めるために必要な知識も解説していますので、ぜひ参考にしてください。
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目次
ライターの仕事内容
ライターと言っても、様々な種類がありますが(種類については後ほど解説します)、共通した仕事内容は「記事を書く」ということです。
記事を書くと言っても、お仕事なので自分の好きなように記事を作成していくわけではありません。「こういう内容で記事を書いて欲しい」という依頼があり、依頼元の希望に沿って記事を書いていきます。
私は何度も記事を書いていますが、無事完成し依頼元からもOKの返事をいただけると、とても充実した気持ちになります。
しかしお仕事ですので、いい時もあればつらい時もあるでしょう。ライターのお仕事について、更にイメージがわくように、下記にライターの「いいところ」と「つらいところ」をまとめました。
ライターのメリット
ライターを仕事にしていいと思うところは以下の3つです。
・パソコンがあれば、どこでも作業ができる
・自分の好きな時間に働ける
・事実や思いを文字にする達成感
それでは順に確認をしていきましょう。
パソコンがあれば、どこでも作業ができる
パソコンが1台あれば、家でも外出先でも作業ができます。私は主に自宅で作業をしますが、外出先で作業を行うこともあります。
外出先で作業が可能ということは、国内だけではなく海外での作業も可能というわけです。
このようにパソコンが1台あれば、どこでもお仕事ができるのはライターのお仕事のいいところの1つであると言えます。
自分の好きな時間に働ける
これは企業に属していないフリーライターに当てはまることですが、基本的に自分の好きな時間に働けます。
依頼元からの急募案件で「今から2時間以内に記事を仕上げて欲しい」などの要望があれば別ですが、朝でも夜でも自分の好きな時間に働くことが可能です。
たいていの案件には〆切が設定されているので、そこに間に合うように調整ができれば、自由にスケジュールを組み立てることができます。
事実や思いを文字にする達成感
ライターとして働いている人は、文章作成が好きな人がほとんどだと思います。
何も無いまっさらな状態から、依頼元の要望に沿って事実や思いを文章にまとめあげ、完成した時の達成感を味わえることは、ライターとしての醍醐味でしょう。
ライターのきついところ・つらいところ
ライターの仕事をしていて、きついと思ったり、つらい思うところは以下です。
・セルフコントロールが必要
・時には自分の思いを抑える必要がある
順に確認していきましょう。
セルフコントロールが必要
フリーライターの場合、自分の好きな時間に働けるという自由がある反面、自身でスケジュール管理をする必要もあります。
また、体調が悪くなっても代わりに仕事をしてくれる人はいないので、体調管理も大切です。
仕事を請け負う際にも、依頼元に迷惑をかけずに請けられる状況か否かの自己判断が必要になります。
もし依頼元に迷惑をかけてしまうと、信用を無くすことは勿論のことですが、次からの仕事も来にくくなるでしょう。
このように様々なセルフコントロールを要することが、ライターのつらいところの1つと言えます。
時には自分の思いを抑える必要がある
依頼元からの要望に沿って記事を書きますので、時には自分の思いを抑える必要があります。自身の考えがあっても、依頼元から「主観は入れずに事実だけを書いて欲しい」と言われれば、そのように作成する必要があるからです。
ライターの仕事は6種類ある
ライターの仕事は、大まかにわけて6種類あります。それぞれの特徴を解説させていただきます。
1. webライター
webライターの仕事は「webサイト」上に掲載される記事を書くことです。
Webサイトというと、下記等が該当するでしょう。
・企業のニュース記事・ブログ記事
・ネット広告記事
・ECサイトの商品紹介
依頼元から依頼をうけ、主に書籍やインターネット等で調べながら記事を書いていきます。時にはライター自身の経験談を、そのまま書いて欲しいと依頼されることもあります。
このことから、流行に敏感で様々な経験談を持っている人には、特に向いているお仕事です。
2.コピーライター
コピーライターの仕事は、おもに企業の広告文を作成することです。
CMの印象的なフレーズや、企業を一言で表す印象的なフレーズを考える仕事というと、分かりやすいかもしれません。
依頼元が主張したいことを読み取る力や、その時代に合った言い回しを知っていることも必要になりますので「コミュニケーション能力」や「流行に敏感」であるかも問われます。
3. ルポライター
ルポライターの仕事は、社会的な出来事が起こっている現場を取材し、記事にすることです。
次に紹介するジャーナリストの仕事と異なる点は、自分の主観などを含めず、ありのままを記事にすることです。
何故かというと、ルポライターには現場のありのままの状況や声を伝えることが求められます。
海外で取材をすることもあるので、英語を使えると仕事の幅が広がります。
4.ジャーナリスト
ジャーナリストは、先ほど紹介したルポライターと同様に、社会的な出来事が起こっている現場を取材します。ルポライターと異なる点は、そこに自分の主観などを加え、批評や解説をおこなうことです。
何故かというと、ジャーナリストは社会的な出来事を世の中に訴えることが求められるからです。
ルポライターと同様に、海外で取材をすることもありますので、英語を使えると仕事の幅が広がります。
5.テクニカルライター
テクニカルライターの仕事は、電化製品などのマニュアルを作成したり、解説書を作成することです。
マニュアルや解説書は、誰が見ても分かることが求められますので、分かりやすい言葉に変換できたり、表現方法を知っていたりということが求められます。
また、外国製品のマニュアルを日本語に翻訳して作成することもあるので、英語力はもちろん、専門的な単語の知識があると尚良いとされています。
6.シナリオライター
シナリオライターを別の言い方で表記すると「脚本家」です。
映画やドラマの脚本であったり、放送局の台本などを作成したりすることがお仕事です。
文章力が求められるのは勿論ですが、映画やドラマでは登場人物のキャラクター設定や状況を読み取る力が求められます。また放送局の台本の場合は、出演者に求められているものや、番組のコンセプトを理解する力も求められます。
人間観察力や、コミュニケーション能力が求められる仕事です。
ライターになるには?始め方と求人先の探し方を知ろう
ライターのお仕事を始める際に、最低限必要な知識をまとめました。
ずばり、この2つです。
1.パソコンの操作
2.日本語の読み書き
◆パソコンの操作
昔であれば、原稿用紙にペンで書いたと思いますが、今はパソコンを使用することが基本です。
パソコンを操作し、Wordやメモ帳等で文章を保存することができれば問題ありません。
◆日本語の読み書き
日本語の読み書きも、案件により求められるレベルは異なりますが、日常生活で支障なく日本語を使い、読み書きができれば大丈夫です。
最低限必要な知識が分かったところで、次にお仕事をどこで探すかを解説します。
ライターの求人先の種類
主な求人先として、下記の3つがあります。
●クラウドソーシング
●求人サイト
●企業に就職
1.クラウドソーシング
クラウドソーシングは簡単に言うと、インターネットで企業や個人が不特定多数の人に向けて仕事を発注することです。
クラウドソーシングで特に多いライターの求人案件は「webライター」「コピーライター」が挙げられます。ルポライターやテクニカルライターなどの仕事もありますが、Webライターやコピーライターに比べると少ないです。
それでは、クラウドソーシングの中から、実際に私も利用している3つをご紹介します。
■ランサーズ
クラウドソーシングの大手で、日本最大級のクラウドソーシングサイトです。私もライターの仕事を始める時に、初めて登録したサイトがここです。
ライター初心者でもOKな案件から、ベテランを求める案件まで様々なライティング案件があります。
■クラウドワークス
とにかく案件が豊富な印象です。
こちらもランサーズと同様に、初心者OKな案件から、ベテランを求める案件まであります。
ランサーズと同じ依頼元も存在しますが、クラウドワークスにだけ出品している依頼元も多くいます。
クラウドワークス
■Shinobiライティング
ランサーズとクラウドワークスは、ライティング以外のお仕事も掲載しているのですが、Shinobiライティングはライティングのお仕事に特化したサイトです。
案件数はランサーズとクラウドワークスと比較すると少ないのですが、ライターの初心者が取り組みやすい案件が多いです。
【関連記事】
クラウドソーシングは以下の記事で紹介しています。
クラウドソーシングとは?お仕事の種類や初心者が稼ぐコツをわかりやすく解説
2.求人サイト
アルバイトや社員の求人を探す際に使われる下記のような求人サイトからも、ライターのお仕事を探すことができます。
クラウドソーシングで多い求人案件は「webライター」「コピーライター」でしたが、求人サイトでは「シナリオライター」や「テクニカルライター」の求人も多いです。
3.企業に就職
特に「ルポライター」や「ジャーナリスト」になりたい人は、企業に就職するという方法があります。
もちろん独学からフリーランスで活躍する方法もありますが、下記のような企業に就職すると、報道についてのノウハウを学ぶ機会が多くなります。ここからルポライターやジャーナリストになる人も多いです。
■新聞社
■テレビ局
■出版社
■編集プロダクション
ライターになるために必要なこと(勉強方法)
ここまで、様々なライターのお仕事を解説してきました。
ではこれから、実際にライターの仕事をするにあたり、必要なことをご紹介させていただきます。
ライターになるための学校はある(講座など)
独学でライターになる人も多くいますが、ライターになるための勉強ができる学校も数多く存在します。
「専門学校」「短期大学」「四年制大学」と豊富に存在しますが、目的によって選ぶ方が良いでしょう。
例えば大手出版社に就職し、ルポライターを目指したい場合は、大手出版社の応募条件に「四年制大学卒」と書かれていることが多いので、四年制大学で学ぶことが良いかもしれません。
また、シナリオライターを目指したい場合は、テレビやミュージカルや声優のことまで学べる専門学校で、舞台裏について学ぶ選択肢も良いでしょう。
気になる学校がある場合は、資料請求や、オープンキャンパスに足を運ぶこともオススメです。
ライターになるための資格やスキルはある?
実はライターになるために、絶対にこの資格やスキルが必要というものは存在しません。つまり、やる気があれば誰でもライターになれる可能性があるのです。
しかし「この資格があるとアピール材料になる可能性がある」ですとか「こういったスキルがあると尚良し」というものは存在します。
それではライターを目指す人のために「オススメの資格」と「あると良いスキル」について、ご紹介いたします。
オススメの資格
■Webライティング能力検定
これは、webライターとしての能力をはかれる検定です。点数により1級・2級・3級・資格なしのランクです。この検定では下記のようなことを学べます。
・ Webライティングの知識
・ SEOの知識
・ 正しい日本語について
Webライティング能力検定の公式サイトはこちら
最近のwebライターの求人では「SEOの知識があること」や「正しい日本語を使えること」という表記を目にすることが多いので、資格勉強をするだけでも為になるものはあると言えます。
■文章読解・作成能力検定
どの種類のライターも、文章の読解力や作成能力は求められるでしょう。
普段使用している日本語も、実は正しく使えていないですとか、文章を読み解くのは苦手だという人も多いものです。
文章読解・作成能力検定の公式サイトはこちら
様々な企業の新人研修でも取り入れられている資格で、文章の読解や作成にはポイントがあるということが学べる資格です。
あると良いスキル
■文章力
これはライターという職業柄、必ず必要なスキルでしょう。
どこまでの文章力を求められるかは、仕事の種類や案件により異なりますが、最低限の文章力は求められます。
どうすれば読者をひきつける文章が書けるかや、決められた文字数でこの内容をどう表現するかなど、常に求められる能力です。
■企画力
ライターの仕事をやっていると、企画から関わって欲しいという依頼を受けることも多々あります。ライター目線でオリジナルな文章を書いて欲しいという背景がある際に、そのような依頼を受けることが多いです。
この時に「企画はできません」となると、その分チャンスは減ってしまいますので、企画力があるライターは他のライターと差をつけることができます。
■営業交渉力
ライターはフリーで活躍する人も多いです。特にフリーライターは、1人で全てをこなさなければいけないので、依頼元に自らを売り込んでいく必要があります。
こういった場合に、営業交渉力が高いライターの方が自分を売り込める確率が高くなります。
■情報収集力
依頼元から「このような記事を書いて欲しい」と言われた際に、自分の得意分野・興味のあるものばかりとは限りません。また、得意分野だとしても更に情報を収集する必要があることも多いです。
様々な知識を持ち合わせていることも大切ですが、持っていない知識をどこからどのように収集するかを分かっているライターは、作業速度も速いです。早く作業を終わらせることができれば、その分多くの仕事を獲得できる確率があがります。
文章力を鍛えるためにやりたいこと
ライターに必須といえる「文章力」ですが、あまり自信がないという方でも心配しないで下さい。
今ではライターの仕事をしている私ですが、昔は周囲から「何を言いたいのかさっぱり分からない」とか「文章が分かりづらい」などとよく言われたものでした。
そんな私でも、日々鍛えた結果、文章力を上げることができました。
それでは、私が実際に実践した「文章力を鍛える方法」をご紹介いたします。
ひたすら長文の本を読む
あえて難解な小説を読んだり、難しい論文を読んだりしました。最初はさっぱり読解できずに悲鳴を上げていましたが、根気強く続けると慣れてくるものです。
最初は2行の文章を理解するのも精いっぱいでしたが、慣れるとぱっと読んでも文章の概略が頭に入ってくるようになります。
例えば車の運転をされる方は分かると思うのですが、最初は自宅の周りを車で一周するだけでも怖いものです。しかし毎日少しでも車を動かしていると、そのうち楽に運転できるようになり遠出もできるようになるのです。
文章力を鍛える際にも、ひたすら慣れるということは大切でしょう。
毎日自分の思い・伝えたいことを書く
特にオススメなのが、ブログを書くことです。無料のブログで十分なので、自分の伝えたいことを毎日書いていきます。
1週間後に読み返すと、もっと分かりやすく表現するにはこうした方が良いということが見えるでしょう。
また、ひたすら書き続けることで、自分の文章の癖や苦手な部分も分析できるようになります。
お手本となる文章の分析をする
分かりやすいと思う人の文章や、素人が読んでも理解しやすい電化製品のマニュアルなどを読みます。その時に「何故分かりやすいのか?」や「ここがマネできるのでは?」と考えるようにします。
すると、お手本と比較すると自分の文章は多すぎることに気づいたり、大事な主語が抜けているということが分かったりします。
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まとめ
今回は「ライター」を目指す人に仕事の種類や仕事内容、始め方などをわかりやすく解説しました。好きなことを仕事にできるのは素晴らしいことだと思いますので、文章を書くことが好きな人は、ぜひライターの仕事に挑戦してみてください。
ライターとして理想の仕事ができるよう、日頃から文章力を磨くようにしましょう。