ホワイト企業なのに辞めたい?暇過ぎてつらい人に知ってほしいこと

ホワイト企業 やめたい

会社を辞めたい=ブラック企業というイメージが一般的にあります。しかし「ホワイト企業なのに辞めたい」と思うこともあります。でも、一般的に恵まれているホワイト企業を本当に退職して良いのか?不安ですよね。
この記事では、実際にホワイト企業を退職した人たちの声を紹介していきます。同じ悩みを持ち行動に移した人たちの声を知ることで、きっと貴方の決断の手助けになると思います。
辞めなければ良かった…と後悔しないためにも、この記事を判断材料に一度立ち止まって考えてみることをおすすめします。

大手ホワイト企業なのに辞めたくなる理由

ホワイト企業 やめたい

では早速、ホワイト企業でも辞めたくなる理由を紹介していきます。

暇・やりがいがない・成長しない

Twitter

Twitter

ホワイト企業では業務量が少なく、人によっては時間を持て余してしまうことがあります。
業務量が少ないのに給料を貰えるなんて最高じゃないか!と中々理解されないかもしれません。
しかし成長意欲の強い人は「やりがい・スキル向上」に仕事の重きを置くため、業務量が少ないことに不満を抱いてしまいます。

上が詰まっていて、出世できない

Twitter

ホワイト企業は離職率が低く、中々人が辞めません。そのため40~50代の方が多く在籍して役職のポストに空きが出にくいです。
若手社員が仕事で成果を出しても、上が詰まっていることで出世に時間がかかります。
また「年功序列」を採用している会社も多く、早く出世したいと思う能力の高い若手社員は歯がゆい思いをしてしまいます。

やりたい仕事できない

Twitter

大手のホワイト企業は部署が多く、必ずしも希望部署に配属されるとは限りません。
また風通しを良くするため、ジョブローテーションを導入している場合があります。ジョブローテーションは自分の適性を見極められるなどメリットが沢山ありますが、「自分にはこの業務合っていない」とモチベーションの低下につながることもあります。

大手ホワイト企業を退職する前によく検討しよう

ホワイト企業 退職

しかし辞めたい理由があるとはいえ、衝動的に退職してしまうのは危険です。
ホワイト企業でいることのメリットを紹介するので、「そのメリットを失っても本当に後悔しないか?」検討材料にしてみて下さい。

  • 残業が少ない
  • 給料や賞与の支給額が高い
  • 有給休暇の取得率が高い
  • 福利厚生が充実している
  • 女性が働きやすい職場である
  • 研修制度が充実している
  • 倒産リスクが低い

では一つ一つのメリットを深堀りしていきますね。

残業が少ない

ホワイト企業では就業規則を守り、業務量も適切な振り分け方をしているため、無茶な残業は少ないです。
転職サイトdodaの調査によると1か月あたりの平均残業時間は24.9時間。また雇用者の16.3%が残業代を支払われず、サービス残業をしている実態です。
残業時間に縛りがあることは、残業代が出ることも当たり前ではありません。

給料や賞与の支給額が高い

ホワイト企業は給料や賞与が高く、生活を安定させやすいです。
同じ仕事量をこなしても十分な給料がもらえず、厳しい生活を強いられている人は沢山います。ホワイト企業を退職することで年収が下がり、今の生活を失う可能性があります。

有給休暇の取得率が高い

ホワイト企業では、社員全員が積極的に有給休暇を取るような環境づくりがされています。有給申請をしても却下される職場もあります。
何かあった時に有給休暇を取得できる環境があるのは、今後長く働く上でとても大切です。

福利厚生が充実している

例え基本給が低くても、毎月数万円の住宅手当、安い金額での社員食堂などの福利厚生がある場合、総合的な支出が減ります。
退職するとそれらの福利厚生を全て失い、支出が大幅に増えることがあります。

女性が働きやすい職場である

ホワイト企業では産休や育休を取得しやすく、子供がいる女性への理解も進んでいます。
一般的な企業では男性の管理職の比率が多い中、性別関係なく能力の高い人が昇進できるのもホワイト企業の特徴です。

研修制度が充実している

ホワイト企業は研修制度が充実しています。何かスキルを取得したい!という場合も会社負担で講習を受けられることも多いです。
また長期的な目線で社員を育ててくれるため、たとえ時間がかかっても着実にスキルや知識を身に付けることができます。

倒産リスクが低い

ホワイト企業の多くは業績が良く、財務状況が健全です。そのため倒産リスクが低いです。
2020年のコロナ渦で多くの企業が倒産したことからも、倒産リスクの低い安定した会社で働く事はとても大切だといえます。

ホワイト企業を辞めて良かった例5つ

退職 成功

ホワイト企業を辞めることはデメリットに目が行きがちですが、中には「退職してよかった!」という人たちもいます。そんな退職によって人生が良い方向に向かった例を紹介していきますね。

やりたいことを仕事にできた

Twitter

「事務職が自分に向いていない」と大手ホワイト企業を辞め、漫画家になったOさん。
自分がやりたい仕事に転向したことで、楽しい日々を送れているようです。

自分に合った働き方が出来るようになった

「家族のことを考え、家から通いやすく在宅制度やフレックスがる会社へと転職。」
「年収は下がりましたが、期待していた働き方ができ満足しています。」
(引用元:Yahoo!知恵袋

人生で何を大切にするべきか、によって働き方は変わります。ホワイト企業だからといって在宅やフレックス制度など、多様な働き方の選択肢があるとは限りません。
この方はホワイト企業を辞めたことに後悔はなく「家族を優先して良かった」と言います。

安定を捨てることで成長できた

Twitter

安定志向で雑務の多い職場から、フリーランスへと転職した例です。この方は安定を捨てることでより一層勉強に励み、成長できたようです。エンジニアとしてのスキルが上達したことで年収も大幅にアップしたと言います。
成長意欲が高くスキルを身につけることが出来れば、ホワイト企業にいる時より稼げる場合もあるようですね。

ストレスなく過ごせるようになった

Twitter

ホワイト企業であってもストレスで体調を壊すことがあります。企業の安定=心の安定とは限りません。
いくらホワイト企業であっても毎日が憂鬱な気分では意味がありませんよね。長い人生を歩む上で心身の体調管理は最も大切です。
そのためにはガラリと環境を変え、ストレスを減らすことが必要な場合があります。

仕事にやりがいを感じられるようになった

30代、研究開発職の男性
大手ホワイト企業では仕事内容は成熟技術で、既存技術のマイナーチェンジでしかエンジニアとしてのスキルやアイデアを活かせなかった。
退職し、新しい技術開発をできることは楽しく仕事にやりがいを感じられるようになった。
(引用元:「ホワイト企業を辞めていいのか?」 大企業からの転職者を襲う不安

「変化のない仕事」から「自分で仕事を創り出せる仕事」になった例です。
この方の言うように、大手ホワイト企業では技術が既に完成しており、業務もマニュアル化されているため新たなことに挑戦できる機会が少ないです。
一から新たなものを創り出せる環境に身を転じたことで、仕事に対するやりがいや喜びをもたらしてくれたようです。

ホワイト企業にいることこそが正解だという概念は、必ずしも通用するとは限りません。大切なのは個々の性格や適性に合った環境だということが分かりますね。

ホワイト企業を辞めて後悔した例5つ

退職 失敗

では次に「辞めるんじゃなかった…」と退職して後悔した人たちの例を紹介していきます。

福利厚生を失うことで、収入が大幅にダウンした

大手総合会社を退職したG介さん
「最初の会社では借り上げ社宅があり、家賃が6000円で済んでいたのですが、転職したら家賃補助は15000円のみ。毎月自由に使えるお金は25万円も減ってしまいました。」
(引用元:ネットの言葉に踊らされ、新卒で入った大手優良企業を退職。26歳が年収300万円ダウンで失ったもの【20代の転職失敗談】

毎月数万円の家賃補助を失い総合的に収入が大幅ダウンしたもよう。
例え基本給が低くても、家賃補助などの福利厚生を含めたトータルの収入で考えることが大事です。

やりがいを求め退職したが他社で活躍できなかった

自分に自信のあった私は成長機会を求め、現在の人材企業に転職しました。ところが、想像以上のスピード感とノルマがありました。成績へのプレッシャー、家族の容態悪化で気が滅入り、成績が出せない自分への不甲斐なさですべてにおいて自信をなくしてしまいました。
やはり前職のようなホワイトの大手に戻りたいなと思います。(大手メーカーを退職/27歳・男性)
(引用元:東洋経済ONLINE

自分はもっと活躍できる!と自分の実力を過信した結果、全然活躍できなかった例です。成果主義の会社で成果を残せず、こんなことならホワイト企業の年功序列の方が確実にキャリアアップできて仕事の幅も広がったのに…と後悔することがあります。

良好な人間関係を失った

Twitter

ホワイト企業は精神的にも安定した人が多く、チームワークも構築され、人間関係が良好な傾向です。また近年はハラスメントを考慮し、飲み会の強制参加なども少ないです。
「仕事は何をやるかよりも誰とやるかだ」という言葉があります。仕事は一人で完結することはできません。長い時間を過ごす仲間によって仕事のパフォーマンスも変わってきます。
この方のように仕事内容や給料よりも「人間関係における働きやすさ」を後悔する声もあります。

社会的信用が低くなった

大手ホワイト企業にいたときは、カードを申し込むとか不動産屋で物件を探しに行くたびに、「こんな大きな会社に勤めているんですか!凄いですねえ」と言われていました。
僕はそのたびに優越感に浸っていたのですが、それがなくなりました。
(引用元:大企業を1年で辞めた僕が第二新卒で転職して後悔した7つのこと

会社のネームバリューは様々な場面で生きてきます。大手ホワイト企業を退職することは、そのネームバリューを捨て、社会的信用が一気に落ちるということです。今まではすんなりできていたカード申し込みや不動産購入などでも不利になることがあります。
またこの方は同時に友人や親戚からの評判も地に堕ちたようです。社会的信用だけでなく身近な人からも信頼も失う可能性があるということは理解しておくべきですね。

仕事に見合う給料が支払われなくなった

日立製作所を退職したエンジニアの男性
「もうこんな仕事したくない。させるならお金ほしい。なんでこんな奴隷同然の搾取をされなきゃならないの」「辞めなければ今年の春闘で3000円のベースアップもあったのに…」「部長課長どころか副社長レベルにも土下座で謝るので日立に戻りたい」
(引用元:日立技術者「優秀な秘術者たちよ!俺を見習ってクソ会社から転職せよ」→「土下座してでも日立戻りたい…」

仕事に見合う十分な給料がもらえること、定期昇給があること、ボーナスが貰えることなどは当たり前ではありません。この男性は「奴隷同然の搾取」に苦しみ、「前職に戻りたい」と激しく後悔していることが伝わります。しかしいくら後悔しても退職してからでは遅いのです。

ホワイト企業にいる時は「あれが嫌だ、これが嫌だ」と不満の点に目がいきがちです。退職して初めて自分がどれほど恵まれた環境にいたかに気付きます。
退職して何か得ることばかりを考えるのではなく、失うものがあるかもしれない、その認識を持っておく必要があります。

まとめ

いかがでしたか?ホワイト企業を退職することが正解か不正解か、明確な答えはありません。成功した人もいれば後悔した人もいます。しかしこの記事を読んで下さった貴方にはぜひ今一度立ち止まってゆっくり検討してほしいと思います。
仕事が暇で辛いとデメリットの部分に目がいきがちですが、きっとメリットの部分も沢山あるはずです。メリットの部分を改めて見つめ直して下さい。そして今の会社で解決できないか上司に相談するなど、退職前に出来る限りのことをしてみてほしいと思います。
人生をより良い方向に切り開いていけるのは自分だけです。
ここまでの内容をしっかり考えた上での決断であれば、どちらの道でもきっと正解です。「これで良かったんだ!」と後悔しない決断ができることを心より願っています。

最初のコメントをしよう

任意